1Q84読了しました。
今回の作品は,とてもメッセージ性が強かったと思います。
一つだけ補足事項。
登場人物の川名天吾の耳は,「カリフラワーみたいにくしゃくしゃしている」という箇所がありました。彼はずっと柔道部に所属していたことから,畳でこすれて最終的に「カリフラワー耳」になったのでしょう。格闘家の間では一般的に「耳がわく」と言いますが,実はこの耳がわくというのに憧れたことがありました。しかし,カリフラワー耳形成における初期段階では内出血を起こして,耳がぱんぱんふくれるのでかなり痛いのです。ということで,川名天吾は,そうとうやりこんだ柔道家です。しかも寝技系で,得意技は腕十字 (これは私の勝手な妄想です)。
以上,どうでもよい補足事項でした。
追記: 柔道ベースのプロ格闘家で,私が憧れていた方は菊池昭さんです。修斗時代には寝技大魔神という異名を持っていました。菊地さんのパスはこうくるんだろうなと判っていても防ぐことができない,すごいパスでした。
先日の柔術クラスで腕十字を習いました。回り込む腕十字ではなく,いったん上四方のようなポジションを取ってから入る腕十字です。インストラクターのTさんが「菊地さんから教わった腕十字だ」と説明してくれました。ジムで菊地さんという話がでれば,それは菊地昭なのです。