2010-05-05

GWの思い出

僕はワガママなほうだと思います。家族でとる休暇も,僕の仕事,研究を優先させてきました。

「こんなに取れない」「無理,こんなに取れない」

という僕の一言で,どれだけ家族の休暇が無くなったことでしょうか。体調を崩していたのでGW期間中は,ゆっくりまったり東京で論文整理をしているはずでした。ところが新学期になってから,娘の元気がないことに気がついたのです。カリキュラムも徐々に高学年にシフトしつつあり,ちょっと疲れが出ていたようです。

ということで自分の都合ではなく,家族のために娘のために,なるべく非日常的な休日をとろうと決めました。とは言いつつも,急に行ける場所はそんなにはないので,福島の両親のお世話になりました。ありがとうございます。
第一弾は洞窟探検と称して阿武隈鍾乳洞にいきました。娘がもうちょっと大きくなったら,入水鍾乳洞にチャレンジしたいと思います。

僕は中学時代にトライしたのですが,上はごつごつした鍾乳洞で下はぎんぎんに冷えた水がどばーっと流れているので,本当に恐怖を感じました。しかも入水鍾乳洞は自分でライトを持参する必要があります。次はここしかないです。
特に第二胎内くぐりはライトがイマイチだと,生きて還れるのかなあと非常に心細くなります。

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休日の大半は,娘は6時頃からおきて,おじいちゃんの庭仕事,畑仕事に付き合ったり,午後になると阿武隈川周辺のサイクリングロードに僕といっしょに出かけました。この辺に住んでいる子は緑がたくさんあっていいなと思いました。まあ僕は緑がたくさんあり過ぎるから,上京してきたのですが。。。

僕の方は風邪気味で,やはり福島は寒くて,余計に体を壊しましたが,たくさん本を買って僕なりの非日常を体験しました。

軸はしっかりしているほうだと自負していたのですが,そんなことはなく,家族のことまで行き届いていませんでした。反省です。

今回のGWは,バランスをとる大切さを実感しました。

明日から講義ですが,細菌の生活環(1)です! 学生さん,来るかなあ。