2010-02-28

ずばり「Twitter名言」

http://twittermeigen.tumblr.com/

追記: これまで私のツィートは右側に表示されていましたが,ごちゃごちゃしているので,リンクの一番上に貼っておきました。これからもよろしくお願いします。

2010-02-27

美の呪術

挑戦する。

勝利者でありたいと激しく熱望する。

しかしその勝利のために、ひとりの敗北者も生まれない勝利だ。

ちょっと異様に聞こえるかもしれないが、自分が勝つために敗れたものがいるなんて、私には不潔な気がする。

戦いは人間の運命の透明な流れでなければならないのだ。

伝説とか芸術表現のなかに醜い敗者はいないのである。


岡本太郎

2010-02-25

いきいき研究室

相互理解が重要ですね。
http://www.ikiiki-lab.org/

そんなかでも「大学研究室の歩き方講座」はリアルですね。

私が学生の頃,一番困ったのは,

「前回も言いましたが,あれはどうなりましたか」

みたいな突っ込み。自分も年をとって理解できるようになりました。。。

「それ」とか「あれ」とか言うのはやめてくれない? 
こっちは超能力者じゃないんだから! と妻には良く言われます。
いやあれだから,ちょっとそれなんです。。。

2010-02-21

IUMS 2011 札幌

そろそろIUMS 2011の準備であつくなってきました。


私のほうは,IUMS2011の細菌学プログラム委員会の委員を担当しております。これから定期的に準備状況をアップしていきますので,よろしくお願いいたします。また,濃い内容のシンポジウムを企画しますので,是非ともIUMSに参加して下さい。


楽しい国際学会にしてきたいと思います。



2010-02-18

まいった

http://www.asahi.com/olympics/columns/from_vancouver/TKY201002170311.html

判ってない!

昨日,修論発表会があった。午後に休憩時間があって教授室でメールのチェックをしていると,事務の方が入ってきた。

修論発表会が終わったら記念撮影をするので,

「先生,綺麗な服装でお願いします!」と余計な一言が。。。

判ってないなあ 判ってない!

ラコステのボタンダウンのシャツに,
さりげなくポールスチュアートのツィードジャケットを重ね,
チノパンの下には修論発表会に相応しく,
ニューバランスの落ち着いたグレイの993を履いているのに。

たまにはネクタイで写真に写れということなのでしょうね。

次はネクタイで出席しまーす。微妙。

2010-02-17

心がブレたときに思い出す言葉

つい先日亡くなったハードボイルドの巨匠,
ロバート・B・パーカーの「スペンサーシリーズ」でのヒトコマ。

「告別」のなかで心が乱れているスペンサーにホークが言うセリフ。
(ホークは,探偵スペンサーの強力な相棒)

「バランスを維持することだ」 

ホークが独り言のように言った。


「なみなみと水を注いだコップを持って,こぼさないで歩く気持ちだ。
 心を鬼にすることだな」


まだヒヨッコ研究者のとき,
研究の方向性でブレそうになったときに,
この言葉を思い出し,がんばってきました。

もちろん,この言葉は,今でも大事なおまじないです。


レビューシステム

あるあるあるー(堀口さんとの連動企画です)。 いや本当に論文のレビューシステムが崩壊しつつあるなーと思いますね。先日,うちらがリジェクト喰らったCM(細菌の世界では一応,名の通った雑誌。IFもまあまあ)では,BopCエフェクターの論文であるにも関わらず,BopNの研究(我々がJEMにだしたもの)で我々が詰めていなかったことをコメントしていたり,馬鹿かと思いましたね。これではどんなに頑張っても,論旨から完全に外れたところでリジェクトされるという,つまらない結果になりますよね。あと,きちんとした方に英文校閲を頼んでいるのにも関わらず,「English is often awkward and should be revised throughout the manuscript. 」とか。

このような背景には,終身雇用権の熾烈な争いも起因しているのかも知れないですね。あいつの論文通ったら,ちょっとまずい,みたいな。また,匿名であるがゆえにピア レビュー制度がきちんと機能するというのは過去の話であって,今は匿名であるがゆえに,とんでもない要求をばんばん押し付けて,まあいってみれば,単に遅らせること,リジェクトすること,を念頭においたコメントが横行しているような感じがします。もう少し一般常識を働かせて,コメントを書いて欲しいですね。

私がレビューワーとして見るときには,きちんとコントロールがとれているかどうか,私のコメントによって,レビューしている論文の確かな質的向上が見られるのか,この2つを柱にしてレビューしています。また,名前を入れられる場合には,極力入れるようにしています。

CMでのコメントには,非常に良いサジェスチョンもありました。また,実際に我々の弱点をついていることもあり,今回はリジェクトを承諾しました。もっとも,リジェクトのほうが断然多いので,リジェクトでメゲることはありませんが,何か質的に落ちてきたというか,「本当にこのレビューワーは,論文の質的向上に貢献しているのだろうか」というコメントが目立ちます。特に,細菌の病原因子と宿主応答を交えた研究は,病原因子と相互作用する宿主側因子を同定しないとだめだとか,FACSでもっと解析しろとか,2重の突っ込みどころ満載ですから,今後は,病原因子と宿主応答の箇所は,戦略的に切り離して作成しないとやばいかなと思いました。

CMに出した論文もきっちり,落とし前をつけるので,ヨロシク。もっと良い論文を書いて,もっと突き落とすしか,ないですよね。まあ,俺も任期制だし,このまま引き下がったらこっちの人生もやばいので,かなり火がついたぜ。ありがとう。しっかし,レビューワーの馬鹿コメントで,研究の領域がつまらなくなってしまうのは,大いに避けたいですね。研究というのは益々,生産性とか,効率性とか,かけ離れたところにあるのを実感しました。まあ,こういったことがあるからアクセプトされたときには,すごく嬉しいのですが。。。サイエンスに要求されるのは実験能力よりも,こういったことでフルボッコされても,明るく立ち上がれる能力だと思います。明るい修正力が必要です。

レビューワーが匿名なら,出すほうも匿名で良いのでは。

審査が終わった時点で,著者を公開するシステムはどうよ。まあでも関連論文でバレバレか。レビューワー匿名のほうが有利だわな。 

寝る!

2010-02-15

2nd Symposium of the IMSUT & RCAST Global COE

Host and Microbe: New Windows on Homeostasism New Roads to Intervention
       日程:平成22年3月2日(火)10:00-17:30
       場所:Auditorium of The Institute of Medical Science, The University of Tokyo

詳しくは,http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/events/others/1382.pdf

勝手にリンクはらせて頂きましたー。

2010-02-11

ツイッターにむかいて,そこはかとなく

先週から,このブログの右端でツイッターによる,ゆるい情報発信をおこなっています。いや,つぶやきをおこなっています。140字という制限された世界も気に入っています。iPhoneから,Tweetieというアプリを使って,PCよりも簡単につぶやきが可能なことも気に入っています。ブログは MacBook Air で書いて,ツイッターによるつぶやきはiPhoneからという「棲み分け」が,私の中でできてしまいました。

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最初はフォローしたり,されたりするのって,めんどくさいと思ったのだけれど,膨大な数のつぶやきがあって,ゆるい繋がりのなかでコミュニティーが形成されているので,入ってしまえば,そんなことはないっす。逆に情報の流れていく速さに,潔さが感じられます。

じゃあつぶやきは単なる暇つぶしか,と言えばそうなのですが,CNS御三家なども積極的に情報を発信しており,e-mailアラートよりもこっちのほうが見やすかったりします。ちなみにネイチャーのツイッターでは「古代人のゲノム:4,000年前の髪の毛から過去を再構築する」なんてキャプションがありました。あと,Cell press もツイッターで情報発信していますが,以前,Immunityに出した論文がエディターのところで長い間スタックしましたのでフォローしていません!ま,Cell pressにとっては私がフォローしようが,しまいが,どうってことないのですがね。

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また,心に残ったつぶやきは「お気に入り」としてマークしておくことも可能ですし,たくさんの仲間のなかから,気に入った方のつぶやきをフィルタリングすることも可能です。マックですと「夜フクロウ」という秀悦なクライアントソフトがあります。

ということで,このブログを読んでくださっている方も,つぶやいてみませんか。あるいはツイッターを通して,情報発信もいかがでしょうか。ブログは一方向でしかないけれど,ツイッターにはオープンで明るくゆるいコミニュティーを形成していく力があると思いました。しかも140字という制限から,閉塞的になりにくいという長所もあると思います。こういったところから,細菌学会の活性化に繋がれば良いと思うのですが,明日の理事会にて提案しようかな。理事は,全員,ツイッターでつぶやくとか。
それでは〜

2010-02-09

第8回 感染症沖縄フォーラム

第8回 感染症沖縄フォーラムが,特定領域研究「感染現象のマトリックス」の主催により開かれます。当ラボからは,D1の久留島君,M2の大滝さんが参加します。主催者の先生方,宜しくお願い致します。この時期,修士2年は修論発表会をひかえての過密スケジュールのなかでの発表ですが,ま,根性見せて欲しいですね。ということで大滝さんが発表します。不夜城の久留島君もようやく,彼自身のワールドを展開しつつあります。両者ともに未発表データで,つっこみどころ満載かと思いますが,よろしくです。

発表もさることながら,とにかく良い研究者の雰囲気,オーラに触れて,どのようなスタイルで研究を展開しているのか,学んでちょ。それでは。

2010-02-08

日本細菌学雑誌の全冊電子化計画

日本細菌学会ではJ-STAGEのご協力を得まして,日本細菌学雑誌の全蔵書を電子化しようという壮大な作業が進行中です。ちなみに第一号は1895年に発刊され,一番初めのレポートは北里柴三郎博士による「實布垤里亞及虎列刺病治療成績報告」となっております。さて上記の菌はなんでしょう? 

同じ日本語でも1世紀以上経つとすらすら解読できないことに驚きを感じます。

このような歴史的資料も電子化され,自由に閲覧が可能になったのはすごいことだと思います。古い蔵書を一枚一枚めくってスキャナーにとりこむという大変な作業があって,やっと公の情報として活きることになります。もちろん文書内の文字列の検索も可能です。「虎列刺」といれると,きちんとコレラを認識します! これってすごくないですか。


しかし,電子化されるためには,膨大な人力が必要であることを改めて実感しました。また,北里大学白金図書館のご協力があって,なんとかここまできました。


全蔵書の電子化まであともう少しです。


それでは〜











2010-02-06

酔っぱらい

時計を見ると深夜の12時を回っていたが,運良く,近所の小さなレストランが空いていた。ここは外国の親切なおじさんが経営しているお店で,家族でお世話になっている。入り口付近の席に,酔っ払ったおっさんがテーブルに突っ伏して寝ていた。俺は「おじさんもう閉店だよ。家に帰りなよ」と背中をポンとたたいた。その酔っぱらいのおっさんは,片手をあげてわかったというような仕草をしたが,また眠りこけてしまった。

食事がすんでお金を払って外に出ようとすると,レストランのおじさんが身振りで,この人を起こして欲しいと俺に頼んできた。日本語はほとんどできないから,酔っぱらいの扱いに関する日本語もほとんど皆無だ。それにおじさんの国には酔っぱらいが,マジでいないのかもしれない。この親切な外国人が可哀想なので,手伝ってあげることにした。

「もう店閉まるから,起きなよ」
「あんまり迷惑になると,警察を呼びますよ」と声をかけた。

酔っぱらいのおっさんは,時折テーブルから体を起こして眼をつぶったままうんうん頷くが,またテーブルに突っ伏した。そのときに,テーブルにあったメニューやホークが,ばーっと床に散乱した。外国人のおじさんはうろたえた。たぶん,こんな経験は初めてであったのだろう。経験では俺の方がかなり上だ。しかし,俺は瞬間的にカチンときて,

「おい,この酔っぱらい,起きろ」と怒鳴った。

それまで現実逃避していた酔っぱらいは,「酔っぱらい」と他人に言われ,やっと現実世界に帰ってきた。

やあ おかえり,現実の世界へ。

いきなりむくっと立ち上がり,充血した視線で「何だとー,この野郎」と怒鳴ってきた。今までの泥酔ぶりは何処へいったのだろう? 「おまえみたいな奴に,,,この野郎」と,一歩踏み出してきた。これも酔っぱらいの典型的なパターン。しかし,こんな酔っぱらいのパンチでも顎あたりにクリーンヒットするとやばいので,ステップバックして半身で構えた。フォークはさっき床に落ちたし,まわりには酔っぱらいが武器として使えるものはなさそうだ。間合いを維持しながら「レストランは,もう閉まるから,出て行け」と言った。酔っぱらいは散々罵声を浴びせながら,外へ出て行った。最後に「おやすみ」と酔っぱらいにいうと,「ばーか」「おまえなんか,ばーか」と言いながら,タクシーに乗っていった。

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やれやれ。レストランのおじさんには,「日本には酔っぱらいがたくさんいてごめんね」「日本人として謝る」と言って,店をあとにした。

外国と日本での酔っぱらいの扱いは別次元だ。日本でなら「まあ,あの人は酔っ払っていたからしょうがない」で,済まされるケースがほとんど。外国では酔っぱらいの時点で,かなり深刻にアウト。かなり人格的にアウト。酔っぱらいはありえない行為。俺も外国で酔っぱらいをみたことは,あまりない。外国のバーでダーツをして,俺が勝ったときに「それは俺のルールと違う」とからまれたのが1回だけだ。外国では,酔っ払った上に(この時点でかなり社会的にアウト),他人に迷惑をかけた(もう終わっている)。要するに2重の反社会的行為で裁かれるわけ。日本だと「酔っぱらい=しょうがない」で,酔っ払っている間の愚行は全て帳消しになるような感じ。

ちなみに酔っぱらいの正論も嫌い。酔っぱらい的には,日ごろきちんとやっているのだから,酔っ払ったときぐらいはハメを外してもいいじゃないか,と勘違いしている。そこが常日頃,酔っ払ってしまう人の認識の大きなズレ,甘え,だと思う。最大にむかつくのは,あれだけ散々好き勝手言ったのに,翌日,まるで覚えていなかったりすると,バックチョークで締め落としたくなる。本人は,翌日,何も覚えて無くて,「ま,いいか」ぐらいの軽い感じでリセットするけど,飲みに行った周りの連中は,あいつまたかと,きちんとその愚行をカウントしているわけ。しまいには,あいつは仕事するけど,酔っぱらいだからと,切り捨てられる日も来るでしょう。酔っぱらいはタイムリーな話題(註)なので,敢えてアップします。

いやしかし,単なる嗜好品で,人生を棒にふることもあるまいし。

楽しくお酒を飲むのは,大いに結構。
でも,自分がなくなるまで飲むのはどうよ。

註)あまりにも早すぎた引退でしたが,まあ,しょうがないですねえ。

2010-02-04

ツイッター

はじめました 。ブログのサイドバーにあらわれますので、ご覧くださいませ。よく分からないので、ブログにしようかな、ああ、でもどうしようかな的なコメント、思ったことはこちらに書き込みます。
今、何故か田町の駅でこれを書いています。
それでは家に帰ります!

2010-02-03

学会賞受賞者との集い@細菌感染制御学研究室


1月29日に行われた学会賞受賞者特別講演会のヒトコマです。前列左より右に向かってお並びした先生のお名前です。

平成21年 小林六造賞(日本細菌学会)
富田 治芳 博士(群馬大学大学院医学系研究科)

平成21年度 日本放線菌学会学会賞(日本放線菌学会)
小林 達彦 博士(筑波大学大学院生命環境科学研究科)

平成20年度 北里柴三郎記念学術奨励賞(日本感染症学会)
こう  康博 博士(熊本大学大学院医学薬学研究部)

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情報交換会が終わってから,3人の先生をラボにおよびして大いに語らいました。ちなみに後ろに並んでいるのは,左からウイルスの森川裕子先生,細菌の私,放線菌の高橋洋子先生です。異なった学問領域の先生が一同に集まる有意義な会でした。1月29日 (1853年) は北里柴三郎博士の誕生日で,受賞記念講演会は毎年この日に開催されます。受賞された先生方の益々のご発展をお祈り致します。

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情報交換会には,「あれ,講演会に出ていたっけ」というような学生が,ちらほら。「食べるためにだけ来るなんて,不謹慎な奴だな」と正直思いました。しかし,受賞された各先生からスピーチがございまして,有り難いお言葉を頂戴しました。このようなお言葉だけでも,学生にとっては何らかの印象に残ったことでしょう。この時期は修論作成でばたばたしており,学生が落ち着かないということも,あるかもしれません。折角の受賞講演ですから,いっそのこと別な日にちにずらして行ったほうが良いかなと,個人的には思いました。最先端の学問について各先生方と熱く語れるような,しかも,学生をどんどん巻き込んで,企画できれば理想ですね。

2010-02-02

エディー・ブラボー@ヒロBJJアカデミー

私の趣味は総合格闘技です。特に,組み技系の奥の深さにのめり込んでいます。そのなかでもカリスマ的な存在なのがエディー・ブラボー。彼の論理的な技の連携はアートであり,私にとっては,まさに神に近い存在です。そんな彼が横浜でセミナーを開くという知らせをKrazy BeeのKさんから聞きました。
今回,ヒロBJJアカデミーのお世話になりまして,セミナーに参加しました。エディー・ブラボーのプレゼンは,まさにエンターテイメント。また,言葉の一つ一つに論理性があり,皆が共感しているのを肌で感じました。独特の緊張感,それを彼独特のジョークで笑いに変え,また彼の世界に引きずり込んでいく。まさに業師。

今回のセミナーでは,インビジブルカラーを強調していました。インビジブルカラーが最終的にいきつくところ,相手を完全にコントロールする終着駅だったのです。インビジブルカラーは彼の解説書にのっているので,是非とも購入して下さい。

私なりにまとめると,
1 ミッションコントロールを経て,最終的にはインビジブルカラー。
2 ラバーガードに入るときにはコムロックっぽく腕をまいて,バタフライスィープを仕掛けてポジションを作る(やる気満々でラバーガードに入らない。バタフライがきまれば,それでいいし,きまらなくても,ラバーガードがある)。
3 相手の頭の後ろで自分の足をフックするが,このときは拳をつくって,くの字に曲げる感じ。 
4 自分の頭は持ち上げるようにして,タイトに腕を外されないようにする。

ついでに,腕十字の移行についてまとめると,
1 腕を深く差し込んで腰におく。 
2 一方の手で,相手の太もものあたりをグリップしてコントロールする。
3 通常のBJJとは異なり,足はクロスしておく。
(クロスすることによって,チャンバーロック,Xブレーク,三角への移行を容易にしている)

2重がらみからの移行についてまとめると
1 足は2重がらみ
2 コムロックっぽく腕をまいて,反対の腕で相手の腰をコントロール。
3 すばやくスーパーストンプを行い,バタフライに移行。
(上と同じような展開で,インビジブルカラーまでもっていく)

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エディー・ブラボーの参考書には技の連携が詳細にのっているかと思いますが,私は上記ポイントが欠落しており,特に2重がらみからの移行で,相手にサイドを許してしまうケースが何十回もありました。それで2重がらみからの移行は,封印していました。ラバーガードにしてもインビジブルまでもっていかなかったので,パワーでブレークされておりました。まさに,私の弱点が克服された2時間でした。最後には大写真大会,サイン会。あっという間にショータイムが終わりました。

BJJの聖域を,独創的な技で破壊していった,稀有な存在,
それがエディー・ブラボーです。

高橋さん,お世話になりました。
次回も,エディー・ブラボーのセミナーお願い致します!

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今はインターネットとかで様々な情報が入りますが,実際に相手に接してみないと,わからない。そんなことを実感した2時間でした。研究の世界でも多くの情報は机上で集めることが可能。しかし,実際に人に会ってみて,その人のオーラに触れ,自分もその人のようになりたい,そういった希求は,大切だと思います。