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2013-07-01

MacBook Air 13

MacBook Air 13 inch がようやく届きました。 前機種は,同じタイプの11 inchモデルでした。2年半ぶりの買い替えですが,前機種について,速度等の不満はまったくありませんでした。やはりSSDの威力がすごいと感じています。あまりに気に入ったので,デスクトップで使用しているMacminiにもSSDを入れています。

買い替えの大きな理由は,僕のほうの視認性が落ちてきて,大きな字で仕事をすることが増えてきたからです。11 inchでは,表示面積がせまくなってきました。。。

開封して最初に入れたのが、下記のソフトです。
  1. Scrivener
  2. Dropbox
  3. Evernote
  4. Byword
これが基本的な構成です。マイクロソフトのOffice関連は,極力入れたくはないですね。特にワードは,執筆の際の集中力を低下させますので,基本,Scrivenerのようなエディターで仕事をしています。このソフトは何でも放り込めますから,Evernoteのように利用することも可能です。

以前は,いろいろな材料をEvernoteに入れていましたが,今ではほとんどのコンテンツをScrivenerに入れております。デスクトップとラップトップの同期は,Dropboxでおこなうことで,Scrivenerのファイルを同期しています。同期しているので,万が一,コンピュータがクラッシュしても,すぐにクローンが作成可能です。データ保全の観点からも,同期はオススメできます。

以前は,デスクトップと同じ環境をラップトップにも求めていたのですが,ラップトップはひたすらシンプルな環境で,集中力がとぎれないことを中心に構築していきたいと思います。

Dropboxの最初の同期は,一時間ぐらいかかりましたが,普段の環境をすぐに再現できるので,新たなコンピュータを購入してもワクワク感は,完全になくなりました。

また少ししてから,使用感などを報告いたしまーす。

大きさぐらいで,あまり変わらない兄弟です。。。

2013-06-30

6月の終わり

 明日から7月ですね。ということで,何かシマリのある内容にしたかったのですが,今週おきたことで勘弁して下さい。

 ラボのwebサーバーを新たにセットアップしました。しかし,なんとOSX マウンテンライオンではウエブ共有の機能が削除されていたことに,最終段階で気がつきました。バージョンダウンも検討しましたが,うまくいかず,結局,サーバーアプリ1700円を購入しそれをマウンテンライオンに組み込みました。なんとか無事にラボのHPが新たなサーバーで稼働しています。やれやれ。。。

ラボのHP用サーバー。Macminiで稼働しています。一旦セットアップすれば,画面共有で操作できるので,モニター,キーボードも必要ありません。まさにミニマルな環境です。
金曜の夕方は,桑江君とサシでのハッピーアワーとなりました。まあしかし,ラボで発泡酒ばかりではつまらないので,大学近所にある「とりへい」に出かけました。そこで彼と実験の話をしたり,たわいもない会話が続きました。彼は酔うと,色々な人への感謝心で一杯になる男です。まれにみる良い人間に出会えて,僕は感謝しています。

ホッピーの製造元HPによると,氷は入れないで飲むのが基本らしいです。今度,試してみようと思います。ちなみにホッピーには黒と白があって,となりにいたおじさんは,黒と白の比率を変えて楽しんでいました。

土曜の朝は少しだけだるさを残し,ラボでコーヒーを淹れました。少ししてから来たニッシーとお昼を一緒にして,午後は早々に引き上げました。ジムに行って柔術で汗を流しストレスを発散させてから土曜の夕方を迎えました。
 夕方,家族ぐるみでお付き合いをさせて頂いているチャンハナの家に,昨日からお泊りしているチビをむかえに行きました。チャンハナ家の帰りに,国立競技場から,たくさんの大学生がでてきました。調べたところ,早慶サッカーの定期戦終了後の学生たちを目撃していたのですね。こういった熱気で,世の中をどんどん明るくしてほしいです。

学生の熱気にあおられて,ブラッディ・マリーを飲んでから帰宅しました。

日曜の朝はコーヒーを飲んでからラボに移動しました。ラボは自宅から徒歩で数分なので,仕事に行くという感覚が,あまりありません。それでも,夕方まで仕事を続けてしまうとメリハリがなくなるので,半日以上は続けないようにしています。仕事を終えて,バスにのって渋谷に出かけました。
 永松(今はスコット・ハルトグレンのラボにいます)にもらったボストン レッドソックスの帽子は4年目で,さすがにくたびれました。渋谷ネペンテスで素敵なキャップを発見したのですが,大きすぎました。残念。やはり良いと思ったものは,直感ですぐに手に入れないといけませんね。
 それからキャットストリートを遡上しながら帽子を物色しました。途中,ジム仲間の戸倉さんが履いていそうな靴下を,Freak's storeで発見しました。なので,これも買いました。
 のらりくらり探索し,最終的にバートンで帽子をみつけました。僕は知らなかったのですが,スノーボード関連だけではなく,夏用のサーフパンツ(今はボードショーツとよぶ?)もだしているのですね。サーフパンツも衝動買いしました。デザイン的にはクラシカルです。タグにも明記してありました。2階に展示してあるスノーボードにふれたときに,少しだけ,感傷的になりました。またいつか,パウダースノーにのってみたいです。
 20代の頃,衝動買いしたものは,ほとんど失敗だったのですが,最近はほとんどアタリですね。それだけ,冒険をする幅がなくなったのかもしれません。

バートンがだしているボード ショーツ。バートン,紺色のキャップ。
design unlikely futures

自宅に戻り,ベランダに水やりして,ミニトマト,マイクロトマト,ピクルス用のキュウリを少しだけ収穫しました。キャンプ用の椅子で書いているせいか,シマリのないブログになってしまいました。

 明日から7月です。本当にあっという間です。

 ところで,2年と半年ぐらい愛用してきたMBA 11 inchに代わって,明日からはMBA 13 inchに鞍替えします。12時間ぐらいの機動力をもつらしいですが,それよりも11 inchの画面が辛くなってきました。300 gぐらい重くなりますが,3年前に比べると10 キロぐらい体重が減ったので,相対的な機動力はアップしているはずです。。。これについても,近日中にご報告したいと思います。

 長々と書いてしまいましたが,お付き合いくださいまして,ありがとうございました。

コールマンの椅子と,MBA 11です。

2013-06-28

久留島君が来た!

群馬大学医学部の久留島君がラボに遊びに来てくれました。

彼は北里大学理学部出身で,彼の後輩にあたる西村君(M2),前田さん(M1)とで,久留島君を囲んで写真を撮りました。

桑江先生の准教授昇任のお祝いにと,赤城山大吟醸です。
重たい一升瓶を担いできてくれて,本当にありがとうございます(桑江談)。

左から,いつも同じポーズで写真を撮っていると,チャンマエからツッコミが入った僕,ニッシー,久留島君,チャンマエ,桑江君でした。

久留島君は群馬大学に移ってまだ1年ちょっとしか経っていないのに,もう論文をまとめているらしいです。

彼が卒業するときに

「1年以内に論文をまとめなさい!」

と言いました。ま,僕が言うまでもなく,着実に自分のスタイルを築き上げているようです。

午後には島根イン青山というまぎらわしい場所で学会があるらしく,颯爽とラボをあとにしました。

これからも頑張って下さいね。

つーか,こっちも頑張らないと。。。

それでは!



2013-06-23

大学院中間報告会

先週の木曜日に,大学院の中間報告会がありました。 僕が所属している大学院では,毎年この季節に大学院生 (修士2年) の中間発表会があります。この時期に,自分のデータを見つめなおしてもらって,また,プレゼンすることで,何が足りないのか? 何を優先事項でやるべきなのか? 目標意識を明確にしてもらうために,はじまりました。

うちのラボからは,西村君が発表しました。月曜のラボ内で開催されたプレ中間発表会では,ブラッシュアップすべきところが,たくさんありました。木曜日までに,どれだけ完璧になるのか,こちらも不安でした。まあしかし初めての口頭発表ですし,原稿をみないで時間内に終わらせることが目標だと思っておりました。

大学院の発表は,僕も嫌いなパワポでの発表が,基本です。基本というか,パワポ以外でプレゼンした学生はいませんでした。なので発表当日(あるいは前日?),彼がPreziで発表するらしいと,スタッフから聞かされた時には,「こんな間際になって,よくわからないプレゼンソフトで発表して失敗したら,教育的指導もやむを得ない」と思っていました。

さてさて発表当日。いよいよ彼の番です。ソフトの立ち上げで少しモタモタしましたが,月曜日にパワポで発表した内容よりも,大分わかりやすくなっていました。先生の一人から「ちょっと目が回る」とご指摘を受けましたが,このへんはPrezi自体のクセでもあり,賛否が分かれるところかも知れません。

僕的にはプレゼンソフト云々よりも,学府で誰も使わなかったソフトで,失敗を恐れずに,挑んだ彼の姿勢を買いたいと思いました。もちろん間際で変えて失敗したら,彼の評価も異なっていましたが,ともかくも,最初の口頭発表は合格点です。ご苦労様でした。

学会発表では,あれは学生か,こっちは職員か,などと判断して質問してくれないので,プレゼンの質に関しては,五月蝿く指導しています。また良いプレゼンは,次のステップの架け橋になるので,常に真剣勝負で,発表して欲しいですね。

ともかくも,プレゼンは練習あるのみです。

2012-03-03

Macアプリなど:Minutes, MindNode Pro, Scrivener


皆さんお元気ですか?

最近,僕の「物書き環境」が,激変しました。それはMicrosoft Wordをほとんど立ち上げることなく,物書きに没頭できる環境を手に入れたからです。前回も書きましたがScrivenerを購入して,物書きはこのエディター1つで間にあうようになりました。また,資料はEverNoteに入れていたのですが,ほとんどのメディアはScrivenerに入れることができるので,このソフト内でフォルダーを作って資料をまとめております。

資料のインポートで一番感動したのは,URLアドレスを全選択後,Scrivenerのフォルダーに引きこむと,そのウエブページがまるごとインポートできる点であります。リンクもばっちりいきています。エディター1つで,物書き&資料の編纂ができるのは,効率的に仕事を進めていく上で大変助かります。Scrivenerを購入して1週間ほど経過しましたが,Microsoft Wordを立ち上げることなく,快適に過ごしています。また,Scrivenerでは図表も取り込めます(エクセルファイルもインポート可能)。2カラム表示のどちらかに,図表や資料をおいて仕事をすることも可能です。

僕の仕事の進め方は,とても単純です。

まず,MindNode Proで総説・論文の骨子を作成。このとき自分で納得するまで,骨子を練り上げます。ここは充分すぎるぐらい時間をかけて練っていきます。消化不良のまま論文・総説を書き進めると,結局,骨子がぐらついて余計に時間がかかってしまいます。

何かをはじめる時に,Minutesというソフトで時間管理を行なっています。48:12のインターバルが自分にあっているようです。48分仕事をして12分休憩,という時間配分です。それをひたすら繰り返します。

エディターはScrivenerです。Dropboxでファイル同期していますが,Scrivenerで作成したファイルも問題なく同期可能です。このブログの下書きもScrivenerで書いています。MacBook Airで書きためた内容を,ラボのMac miniで作業を続けることも可能です。Scrivener自体非常に安定していて,また,backup機能も充実しています。

しばらくは,Minutes, MindNode Pro, Scrivenerの路線で,仕事を進めていきます。



2012-01-31

広島大学へ

先週火曜日に,広島大学大学院医歯薬学総合研究科の菅井基行先生のラボを訪ねました。そこで歯学部・医学部の講義を担当しました。講義内容は,私の専門である細菌のIII型分泌装置について,であります。今回,これまで使用していた講義資料ではなく,大幅に刷新しました。その甲斐あって?,学生さんから多くの質問がありました。これまでの講義資料は,学部生にとって,マニアックすぎたかと少々反省です。それよりも分泌装置の根本的なこと,例えば「タンパク質が外膜と内膜を越えて菌体外に分泌されるためには,どのようなステップをふんでいくのか」について,基本的なところから作り直しました。自分の専門分野だと,ここはわかっているはずだ! みたいなところがありますから要注意です。

資料作成が終わって,帰宅しようとすると,信じられないぐらい雪が積もっていました。明日,講義はできないかもと思いましたが,

白金キャンパス


翌日は快晴で,マクロビ弁当↓を品川駅で購入し,車窓を眺めながら広島まで向かいました。




余裕をもって広島についたつもりでした。しかし,タクシーから降ろされた場所は,東千田キャンパスというところでした。どこを探しても菅井先生がいる建物はありませんでした。グーグルマップで自分のいる位置を確認すると,なんと別なキャンパスに先生がいるのを確信しました。しばらく走って,別なタクシーをつかまえて,事なきを得ました。

このような事情があり,すぐに講義がはじまりました。学生さんもたくさんいて,気持よく講義を終えることができました。講義が終わったあと,菅井先生につれられて日本食を堪能しました。先生に最初にお会いしたのは,10年以上も前ですから,改めて月日の流れるはやさを実感しました。

菅井先生に路面電車で送って頂いた後,ホテルの一室で,うだうだしていたのですが,「やっぱ,ここはお好み焼きだろう」ということになりました。しかも歩いて数分のところに,電光石火というお好み焼き屋さんがありました↓。 夜食には大きすぎたのですが,なんとか平らげました。ちょうど店をしめる直前にすべりこんだのですが,店のあんちゃんが,尋常じゃないぐらい鉄板を磨いていました。もうほんとピカピカで,これには感動しました。ショッピングモールができて,地場産業がごっそり奪われても,最後に残るのは地元に伝わる名産ですよと,勝手な講釈をして,店をあとにしました。


2011-01-01

今年の抱負

あけましておめでとうございます。当ブログを訪れて頂きまして誠にありがとうございます。今年もよろしくお願い致します。さて,昨年を振り返って今年は何をやるべきか? その抱負を述べたいと思います。

昨年の4月,桑江講師が3年間の留学生活を終えてラボに戻ってきました。ご苦労様でした。僕もかつて留学したのですが,留学とは諸刃の剣のようでもあります。少なくとも他人の評価は「留学してあいつは伸びたのか,落ちたのか」のどちらかです。僕の場合,帰国後に大学の先輩と飲みに行ったのですが「4年も留学したのに業績少ないよ」と言われ,マジギレしたのを覚えてます。あ,マジギレした体験談ではなくて,留学を通して人間的にどれだけ成長したのか,どれだけしんどい目にあって生き延びてきたのか,それを後の研究生活にいかに活かしていくのか。それらが留学後に問われることだと思います。桑江君も色々苦労して貴重な辛い目にあって帰還しました。これからもよろしくお願いします。

ビッグニュースとして昨年暮れに,久留島君が学振の特別研究員DC2に見事採用されました。ちなみに桑江君は海外学振で留学しましたので,久留島君も是非海外学振をとって,海をこえて欲しいと思います。また久留島君は,昨年の細菌学会関東支部総会でベストプレゼンテーション賞を受賞しました。これからも突き進んで欲しいと思います。

また,昨年暮れから特別研究員のYさんが加わりました(本人の了承を得ていないので,Yさんでいきます)。Yさんは百日咳ワクチンのプロジェクトチームとして加わりました。百日咳の患者は現在でも増加しつつあるので早急な対処が必要です。4月からは新たなポスドクCさんが加わる予定です。ラボで手薄なところは感染免疫の領域です。ここをスペシャリストのCさんが切り開いていくことになります。ポスドクを獲得するのは昨年からの懸案でしたが,今年になってやっと夢が叶いました。

僕がラボでできることは限られています。きちんとグラントを獲ってくること,ラボのみんなが気持ちよく研究できる環境を整えること,あとはスタッフを信じることです。個人的には,僕の研究者生活は10年ちょっと。これまでの10年間で三型分泌装置の阻害剤関連の研究を行ってきました。そして何とか論文としてまとめました。今後どのように企業に提示していくのか考えています。次の10年は百日咳ワクチンの開発です。もちろん基礎研究あっての応用ですが10年間で個人ができることは限られています。あとは如何に研究者を育成していくのかに尽きます。そのためにはポスドクをコンスタントにとって研究者の流動性を高める必要があります。ポスドク1名を採用したことは自分にとっても大きな励みになりました。組織の枠に身をゆだねると自分の枠が小さくなってしまうので,自分でフレームを壊していくいく必要があると言い続けてきましたが,今年は覚悟を決めて行きたいと思います。

これからもよろしくお願いします。

2010-11-05

修士課程 選抜入学試験 第2期!

現在,北里大学大学院感染制御科学府では修士課程の学生さんを募集ちうです。
ちなみに我々の分子細菌学専攻でも学生さんを募集しておりますので,興味のある方は是非,お願いいたします。


募 集 人 員 若干名
募集専門分野 学府専門分野を参照して下さい 
試   験  別 第2期
受 付 期 間 平成22年 11月 9日(火) ~ 平成22年 11月 30日(火)
試 験 月 日 平成22年 12月 10日(金)
試 験 会 場 感染制御科学府 (白金キャンパス)
選 抜 方 法
 筆記試験「専門科目・外国語」,面接試験及び出願書類等により入学志願者
  の能力・適性等を総合して判断します。
合 格 発 表 平成22年 12月 15日(水)
入学手続締切日 平成23年 1月 12日(水)

くわしくは学府HPへ

2010-10-19

博士課程募集ちう

現在,当ラボでは博士課程の学生さんを募集ちうです。募集の詳細は学府HPか事務にお問い合わせ下さい。

博士課程の学生さんにはティーチングアシスタントやリサーチアシスタントの制度があって,研究に専念しつつ収入を得ることが可能です。学費負担で躊躇されている学生さんがおりましたら,このようなシステムを積極的に利用することで,学問と勤労を両立することが可能であります。詳しくは学府事務局にお尋ね下さい。

ということで,あとは有り余るエネルギーを研究に思う存分費やして下さい。当ラボの研究のスタンスはこっちにも書いてあります。当然,北里の博士課程では学歴ロンダになりませんから(キッパリ),自分の研究に賭けるしかないのです。僕は学生だからといって学生用のテーマを与えたりはしません。君はこれぐらいだから,これぐらいのテーマをやってもらうと言うつもりもありません。学生も研究の先端にたって頑張って欲しいのです。

久留島君(博士課程)の研究も,彼なりの視点できっちり激しく突き進んでいるし,僕は何かを止めようとも思いません。博士課程はとにかくNo limitでスロットル全開でウィリーして欲しいですね。それで転けても,笑ってあげるから,安心して突き進んで。

学位取得には,本大学院では原著論文1報の提出が義務づけられているので,懇切丁寧に指導致します。下手な英語でも自分なりにまとめあげていくことで徐々に自信となってくるはずです。英語の論文で,僕が訂正したところは,何故訂正したのかきちんと理由をつけて指導していきます。研究はとても好きだけれども,将来,英語の論文を書いていけるのか自信がない学生さんも歓迎致します。小さなラボですが,それだけに英語論文の書き方,研究の方向性についてはきちんと指導していきます。

2010-09-22

みんなどうしてますか>文献整理!

僕はマックを使用しています。
マックの環境でPapersというソフトで文献整理しております。そのソフト上で未読フォルダーを作っています。未読フォルダーのPDFをiAnnotateというソフトに転送し,iPad上で読んでいます。iAnnotateはPDFファイルにノート挿入やマーカーで線をひいたりすることが可能です。そして重要な論文はiAnnotateから自分あてにメールを送信し,印刷して読むようにしております。iAnnotateで論文のふるい落としを行い,面白そうな論文を紙媒体で再読します。しかし,ちょっと洗練されていない感じがします。

みなさんはどうしているのでしょうか。

ツイッターのアドレスは
@akioabe
です。アイディアがあったら教えて下さいね。

2010-06-13

Talking Bacteriology

先週木曜日の大学院生講義「分子細菌学」は、阪大微研の堀口安彦先生をお招きしての公開講座でありました。堀口先生には、遠隔授業(相模原-白金)のセットアップ等でご迷惑をおかけ致しましたが何とか無事に終わりほっとしております。本来ならば細菌毒素に関する講義なので、細菌学者の端くれとして自分自身で講義の準備をすべきですが、堀口先生は細菌学を掘り下げて語れる数少ない先生のお一人でありますので、そして、堀口流プレゼンを間近で感じたいという思惑もありました。ぽんぽん学生に質問を投げかけていくテンポは、バリバリの大阪の血が流れていると思いました。学生さんもどんな質問が来るのかちょっとドキドキで寝落ちしているヒマもなかったと思います。私のほうも講義のテンポ、アニメーションの使用法、学生を引きつける話術に飲み込まれてしまいました。


講義終了後は、堀口先生、ストックホルム大学から帰国した桑江講師との3人で田町まで飲みに出かけました。この3人で出かけるのは久々であります。田町の「湯浅」で乾杯しました。実は堀口先生は旧北里研究所時代の先輩であります。私は当時、20代後半で高等真核生物の転写制御の研究で挫折し細菌学に鞍替えしたばかりでした。学会も分子生物学会から細菌学会に鞍替しましたが、当時の細菌学会はとても封建的で閉鎖的でした(だから理事になって、このへんを改革しているのですが)。話を戻しますと、当時、身近なところに喜々として細菌学をやっている堀口先輩がいて、この人について行こう!と思ったのでした。しかし堀口先生はそれからすぐに阪大微研に赴任され、先生と同じ時代を過ごしたのは2ヶ月ばかりでした。堀口先生と同じ領域で何とか研究者と生き残っているのは、不思議な感じがします。研究で挫折し、細菌学にこわごわと足を踏み入れ、そんな時に堀口先生の明るさと前に向かって進んで行く力は、当時の私にとって大きな支えとなりました。身近なメンターは誰にでも必要だと思います。長々となりましたが、これが私と堀口先生のファーストコンタクトであります。


堀口先生、ありがとうございました!






2010-06-10

ホリプレが来る!

本日の分子細菌学 I 公開講義は、あのホリプレで有名な?堀口 安彦 教授(大阪大学 微生物病研究所 分子細菌学分野)をお招きしての講義となります。



演題は「菌性病原因子と感染病態 -細菌毒素が起こす病気-」です。公開講座ですので、薬学の皆さんも時間があったら来て下さいね。それではよろしくお願いします。

【講義内容】 細菌毒素は、「宿主細胞や組織の機能に種々の影響を及ぼす細菌由来因子で、宿主体内を移行して標的細胞に結合し、毒性を発揮するのに必要な全ての機能を分子内に包含するもの」として定義できる。細菌感染の場では、生理的な状態では見られない異常な宿主細胞の姿を見ることができるが、それは細菌の病原因子が宿主細胞の本来の機能を阻害あるいは増幅した結果である。そして、それらの病原因子の代表格が細菌毒素である。本講義では、細菌感染でみられる特異病態の発現メカニズムを、細菌毒素の機能と構造から紐解いていく。さらに、当研究室での研究成果を交えながら、細菌毒素研究の実際を議論したい。



*****



日 時: 2010年6月10日(木) 14:40 - 16:10

場 所: 北里生命科学研究所2階講義室

世話人: 阿部章夫(細菌感染制御学研究室)









2010-06-05

ストリーミングプレゼン:Keynote編

相模原と白金間でライブストリーミングによる講義を行っているが,注意点として,両者はコンピュータ画面を共有していることである。だから,プロジェクターに投影されたスクリーンをポイントしても,相模原の学生には見えないことになる。今まで,ごめんなさいね。


ということで,Keynoteの環境設定で,マウスを動かしたときに矢印カーソルが動くようにした。しかし,カーソルの動きは小さくてちょっと見えにくい。そこで,ユニバーサルアクセスでカーソルを大きくする。これだけの操作でもプレゼンは大分変わる。パワポはこのへんの機能が強化されているみたいだが,Keynoteでもポイントアウトすることは十分に可能です。


それでは〜。



2010-05-20

中間発表会

本日,修士2年生の中間発表会が終了しました。
修士の皆さん,ご苦労様でした。
就職活動も年々激化していくなかで,皆さんがんばりましたね。
今日はゆっくり休んで下さいね。

******

大学院試験の面接時に,将来の進路について学生さんに質問する機会があるのですが,多くの学生さんから「できれば企業の研究職に就職したいです」という答えがかえってきます。しかし一般論として,企業の研究職採用は非常に門戸が狭いのが現実。今の学生さんを見ていて,気の毒だと思うことがよくあります。修士1年の6月頃から就職活動の準備が始まり(エントリーシートの書き方,面接の準備等),夏が過ぎて秋になると就職活動が激化します。修士1年時には,まとまった時間で実験を行なうことが,なかなかできません。修士2年間のなかで実験に集中できる期間は約1年ということになります。時間をうまく使って,実験をしながら就職活動もこなしていくのには労力・集中力が必要とされます。しかも実験は,学部の実習のように,答えが予め用意されているものでもありません。学部時代にはなかった,より自発的な時間管理が必要とされます。それでも研究をしたい方は,大学院に行っても良いかも知れません。

ということで,修士2年生,よく頑張った。中間発表会で,おおよそ自分の立っている位置が見えてきたのではないでしょうか。それでは残りの時間を,自分が納得行くかたちでお過ごし下さい。応援しています。

Real power can't be given, it must be taken! 



2010-02-25

いきいき研究室

相互理解が重要ですね。
http://www.ikiiki-lab.org/

そんなかでも「大学研究室の歩き方講座」はリアルですね。

私が学生の頃,一番困ったのは,

「前回も言いましたが,あれはどうなりましたか」

みたいな突っ込み。自分も年をとって理解できるようになりました。。。

「それ」とか「あれ」とか言うのはやめてくれない? 
こっちは超能力者じゃないんだから! と妻には良く言われます。
いやあれだから,ちょっとそれなんです。。。

2010-02-03

学会賞受賞者との集い@細菌感染制御学研究室


1月29日に行われた学会賞受賞者特別講演会のヒトコマです。前列左より右に向かってお並びした先生のお名前です。

平成21年 小林六造賞(日本細菌学会)
富田 治芳 博士(群馬大学大学院医学系研究科)

平成21年度 日本放線菌学会学会賞(日本放線菌学会)
小林 達彦 博士(筑波大学大学院生命環境科学研究科)

平成20年度 北里柴三郎記念学術奨励賞(日本感染症学会)
こう  康博 博士(熊本大学大学院医学薬学研究部)

******

情報交換会が終わってから,3人の先生をラボにおよびして大いに語らいました。ちなみに後ろに並んでいるのは,左からウイルスの森川裕子先生,細菌の私,放線菌の高橋洋子先生です。異なった学問領域の先生が一同に集まる有意義な会でした。1月29日 (1853年) は北里柴三郎博士の誕生日で,受賞記念講演会は毎年この日に開催されます。受賞された先生方の益々のご発展をお祈り致します。

******

情報交換会には,「あれ,講演会に出ていたっけ」というような学生が,ちらほら。「食べるためにだけ来るなんて,不謹慎な奴だな」と正直思いました。しかし,受賞された各先生からスピーチがございまして,有り難いお言葉を頂戴しました。このようなお言葉だけでも,学生にとっては何らかの印象に残ったことでしょう。この時期は修論作成でばたばたしており,学生が落ち着かないということも,あるかもしれません。折角の受賞講演ですから,いっそのこと別な日にちにずらして行ったほうが良いかなと,個人的には思いました。最先端の学問について各先生方と熱く語れるような,しかも,学生をどんどん巻き込んで,企画できれば理想ですね。

2009-12-08

ワードかデータベースか?

先日、事務から学会報告書が提出されていないとの連絡があった。そこでファイルメーカーを起動して、項目欄に沿って必要事項を記入し、大学提出用というレイアウトを選択して、楽勝で報告書作成を終了した。

ところがっ、いつの間にか大学フォーマットが変わっていて、せっかく作成した大学提出用レイアウトが使えなくなっていた。またイラレで作成しなければ。。。まあ初めから大学の指定ファイル(ワードの雛形あり)に記入して、それをプリントアウトして提出すればよいのだけれど、学会の報告書は後々、年度のまとめとして再提出するので、データとして残しておく必要がある。ファイルメーカーから大学のひな形を選んで、プリントアウトすればデータの使い回しが可能である。しかし、書式変更が頻繁な書類にはこのような対応が難しい。ひな形作成には、ある程度の時間がかかるからだ。

素直にワードで作成し、ワードからコピペして後の資料を作成することは可能である。しかし、ハードディスクのなかにあるワードファイルを探し、それを開いて、使い回しすることが嫌いなのだ。なんとなく俺的な美学に反するのだと思う。しかも、ラボの学生にはプロトコルをワードではなく、自動的にプロトコルがリンクしてくれる、データベースで作成するようにと言ってあるので、「使い回しする文書はデータベースで」というのが、基本なのです。

まあ今回のように「めんどくせえ」と思うことがあっても、データベースは最後には、勝利すると思っています。たぶん。きっと。。。ああでも「めんどくさいの」嫌い。

どうってことねえ。

******

まあでも,ワードだろうが,なんだろうが,さっと出してしまって,自分の時間枠を一日のなかできちんと確保することが重要だと思うのですね。もう少し,心のアイドリングを下に落ち着けて,冷静にならないと,あっという間に自分ではない時間枠に流されそうです。いや,流されるでしょう。

誰の時間のなかで生きるのか。

いやしかし,アイドリングを下げて生きることは,意外と難しいのね。
俺的には。。。

2009-12-07

研究報告会



本日は研究所の研究報告会があった。この研究報告会は,北里大学・大学院感染制御科学府で研究をしている先生方が,「1年間何をしていたのか語り合おう」という企画で,もともとは私が意見を出して,教授会で承認されたプログラムである。それを12月に行って,終わった後に懇親会をやろうということに話が発展していった。

その懇親会の席上で,カンブリア宮殿にも出演した中山哲夫先生が,「百年の孤独」という銘酒を皆にふるまわれた。「百年の孤独」は,どこか,テキーラのアネホを思わせるようなまろやかさがあった。しかーし,ウイルスのももちゃんが,ガルシア・マルケスの「百年の孤独」の話をはじめた時点で,一気に酔いが冷めてしまった。蔵元は適度に酔っぱらえという警鐘もこめて,この名前をつけたのか。。。あれ,ホセ・アルカディオは,ブエンディーア大佐のお父さんだったっけ?じゃあ,アルカディオセグンドは誰の子供だっけ?と,マコンド村でおきた一族の面白くも切ないストーリーに,引きずり込まれてしまうのである。「百年の孤独」は一読の価値アリ。

******

懇親会が終わってみると,いい感じで,ストックホルムがお昼ごろだったので,桑江君に電話をしてみた。メールもいいけど電話もいいですよね。最近,ラボが静かなのは,みんな,業者や他の研究者とかに電話で連絡する機会が減ったからですよね。メールが発達する前は,ファクシミリ(日本人はファクスと発音しないほうがよい)がすごいマシンで,これで外国とリアルタイムで通信できるようになったと喜んでいたのが一昔前。安価な熱転写タイプのファクスに30ページ以上の校正がくると,トイレットペーパーのごちゃごちゃ状態で,地獄でした。。。

研究報告会。普段はメールで,やりとりしている先生方と,じっくりお会いして,ライブでお互いの意見を交換するのも必要かなと思いました。ちょっと,忘年会な感じ。うかうしていると,もうすぐ,2010年です。。。




2009-11-17

小さな一歩

カナダから日本に帰国して,初めてラボをもったのが1999年で,そんときはひときわ嬉しかった。中古の冷蔵庫がぽつんと2台あるのみで閑散としていたが,それはまぎれもなく,自分のラボであった。

そのときに旧北里研究所から要望のあった百日咳関連の研究をすることになった。しかもワクチンに直結するような研究をしなければならなかった。本来,ワクチン研究を行うためには,小動物を使用したパイロット試験が絶対的に必要であるが,旧研究所時代には,この枠組みを構築することができずに頓挫していた。しかし,北里学園と北里研究所が統合して「北里大学感染制御研究機構」が設置され,ようやくin vivo実験でワクチンの効果を試す枠組みができあがったのである。基礎と応用を結びつけるトランスレーショナルリサーチの枠組みが,10年かけてようやく構築されつつある。「統合」という大きな枠組みの改革は,私にとっては非常に有益な結果をもたらしてくれたと思っている。

ワクチン創製は難しいことではない。きちんと抗原デザインがうまくいって,それを大量に精製するスタッフがいて,それをin vivoで評価できるスタッフがいればうまくいくはずである。しかし,正直なところ,論文に繋がりにくい領域でもあり,抗原の精製からin vivo評価までは,私の研究室ではできない。スタッフが一人しか獲れない現状では,あまりにもリスキーすぎた。一方,ワクチンを実際に創っている連中にしてみれば,実際のin vivoでの評価がある程度なければ動けない,というスタンスであった。両者にらみ合いのまま互いの国境線を越えることもなく,長い沈黙が続いたが,「統合」という激変があって,壁や既得権が崩壊し,北里全体のなかで感染症に対する枠組みが再編成された。

今では何種類かの大量精製された抗原が,ラボのフリーザーのなかで,静かに眠っているのである。

もうじきこれらの抗原が,実際にワクチンとして使用可能なのかを本当に評価する日がやってきた。応用研究が基礎と並行して,動き出すことができたのは,北里で長い間やってこれた幸せだと思う。

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基礎研究やりたい,応用研究やりたい,しかし中間のトランスレーショナルリサーチはどうもなあというのが組織の中で10年続いたわけであるが,そこを解決してくれたのが,人材派遣の優秀なスペシャリストたちだ。半年足らずで私の要求に見事に応えてくれた。何とか,かたちになるまで,もう少しのところである。それには皆が「大丈夫だ」という想いを一つにする必要がある。それにはお互いを信じる力が必要だと思う。ということで私もプロジェクトのなかで,ちょっとだけバージョンアップしたかな。。。

もちろん,ありがとうを言うのは,ワクチンができてからの話だけれど,ワクチンプロジェクトの小さな一歩に感謝です。

2009-08-05

学内での研究集会

月曜日から本日まで,学内の研究集会が開催された。
はっきり言って,とある人物のしょうもない質問・コメントの嵐で,品格を欠く内容になってしまった。この日のために一生懸命練習を重ねてきた学生もいたはずだ。こういった輩が増えると徐々にサロン的な雰囲気になって,結局は若い研究者が離れることになる。いや,もう離れようと決心した方もいるのではないか。

さらに学術的イベントに同窓会的な雰囲気で,OB,OGが参加することにも,私は基本的に反対である。まあ多くの先生方が賛成なので,敢えて異論を挟みたいが,私はサロン的な雰囲気が嫌いである。学内の学術集会は若い研究者の切磋琢磨する場であって,拡大していくことで,どんどん希薄化されていく感じがどうしても否めない。3日間の集会で学生・若手研究者が本当に触発されたのか,モティベーションがあがったのか,大いに疑問を感じた研究集会であった。若手研究者がいわば外に出るために,内輪で真剣勝負を行う。これからは,そういった場になるようにアクションを起こしていきます。ということで,学生さん,若手研究者の皆さん,これからも参加して下さいね。