2009-12-07

研究報告会



本日は研究所の研究報告会があった。この研究報告会は,北里大学・大学院感染制御科学府で研究をしている先生方が,「1年間何をしていたのか語り合おう」という企画で,もともとは私が意見を出して,教授会で承認されたプログラムである。それを12月に行って,終わった後に懇親会をやろうということに話が発展していった。

その懇親会の席上で,カンブリア宮殿にも出演した中山哲夫先生が,「百年の孤独」という銘酒を皆にふるまわれた。「百年の孤独」は,どこか,テキーラのアネホを思わせるようなまろやかさがあった。しかーし,ウイルスのももちゃんが,ガルシア・マルケスの「百年の孤独」の話をはじめた時点で,一気に酔いが冷めてしまった。蔵元は適度に酔っぱらえという警鐘もこめて,この名前をつけたのか。。。あれ,ホセ・アルカディオは,ブエンディーア大佐のお父さんだったっけ?じゃあ,アルカディオセグンドは誰の子供だっけ?と,マコンド村でおきた一族の面白くも切ないストーリーに,引きずり込まれてしまうのである。「百年の孤独」は一読の価値アリ。

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懇親会が終わってみると,いい感じで,ストックホルムがお昼ごろだったので,桑江君に電話をしてみた。メールもいいけど電話もいいですよね。最近,ラボが静かなのは,みんな,業者や他の研究者とかに電話で連絡する機会が減ったからですよね。メールが発達する前は,ファクシミリ(日本人はファクスと発音しないほうがよい)がすごいマシンで,これで外国とリアルタイムで通信できるようになったと喜んでいたのが一昔前。安価な熱転写タイプのファクスに30ページ以上の校正がくると,トイレットペーパーのごちゃごちゃ状態で,地獄でした。。。

研究報告会。普段はメールで,やりとりしている先生方と,じっくりお会いして,ライブでお互いの意見を交換するのも必要かなと思いました。ちょっと,忘年会な感じ。うかうしていると,もうすぐ,2010年です。。。