2009-12-06

パンツを求めて


今は真冬である。それなのに愛用しているのはクライミングパンツで、裾が短い。当然寒い。そこで土曜日の夕方、原宿の石井スポーツに行ったが、気に行ったモノは見つからなかった。ノースフェイスの店にもなかった。かなり轟沈気味に、渋谷のパタゴニアにも行ったが、結果は同じであった。激しく雨に叩かれながら前線基地に戻った。
日曜日の午前中は、歩哨も兼ねてラボでスライド作り。午後に前線基地に戻って、パンツが寒いと妻に愚痴ると「Kapitalに行ったら?」という返事がかえってきた。知人のお店だ。医科研にも近い!
ということでキックボードを飛ばして、銀杏の葉っぱで滑ってチョコレートエリカの前で激しく転びつつ、目的地にたどり着いた。
やっと裾がマトモな冬用のパンツを手に入れることができた。キャピタルのデザインは、新しくもあり、懐かしくもあり、思ったよりはきごこちが良い。カッティングも秀悦。今までかなり長い間、ジーンズを履いてきたが、一旦クライミングパンツの自由度に慣れてしまうと、ジーンズには違和感をもつようになった。クライミングパンツの源流は柔道着である。キャピタルの源流もきっと、日本の作業着のなかにあるのかも知れない。ということで、医科研にも近いキャピタルは、研究者の間でもブレークするでしょう。