2013-04-27

振り出しに戻る


本来ならば,明日は柔術トーナメントがあって,ジムの仲間と試合にでる予定だったのですが,練習中に膝を怪我してしまいました。しかも,普段の何気ないガードワークのときに負傷したので,これからはもっと力を逃しながら,防御にまわろうと思いました。

次の日,大学の近所にある整骨院で,手当てをしてもらいました。膝の固定後は,歩くのがもどかしかったです。まあしかし,こんなときに限って,外部で共同研究の打ち合わせでした。研究室の見学もあって,その施設に入るためにはツナギの防御服を着なければならないのです。固定した膝を曲げるときに脂汗がでました。

ラボの見学を終えて,会議も終えて,最後は懇親会でした。立食スタイルだったのですが,僕は椅子にすわって,高齢な,ひとときを過ごしました。

翌日です。朝になって,立てなかったらどうしようという不安がよぎって,布団からなかなか起きるあがることが,できませんでした。意を決して,起き上がりました。

生まれたての子鹿のような感じで,ふらつきながら,なんとか立つことができました。昨日のような痛みはありませんでした。すごく嬉しかった。

まあしかし,油断は禁物です。最近,TRXでの下半身の強化をサボっていたので,そういったことも今回の怪我に関係していたのかもしれません。次の大会は,いつになるかわかりませんが,また積み上げて行きたいと思います。

2013-04-17

My Book Studio II に変えてみた

4月になって新人さんも参入してきました。転ばぬ先の杖ということで,バックアップ用のRAID対応のハードディスクを購入しました。

これまで,デザイン的にはとても好きだった,ラシーのRAID対応ハードディスクでしたが,タイムマシーンと連動してバックアップをとると,とても五月蠅いのです。もう少し静かなファンをつけるとか,何とかして欲しかったですね。しかも,同期している時に,コンピュータの処理速度が落ちるという問題もあって,別なモノを探しておりました。

格好いいけど,五月蠅いラシー。
まずは,静粛性という観点から,↓の My Bookにしました。これはファンがないので,とても静かです。

RAIDをそんなに信用しなさんな,という意見もありますが,僕のラボは,基本,RAIDです。データのバックアップには2重の保険をかけています。



しかし,2つのハードディスクが搭載されているので,My Bookというのは名ばかりです。本というよりは,My 広辞苑といった感じです。

しかも壁際に設置しようとすると,コネクタの都合上,横に設置ということになります。。。

ということで,修士1年の前田さんから,ウエスタン・デジタルのRAIDとなりました。

 
1990年代は,Maxtor,Quantum以外のハードディスクは,僕的には,クソだと思っていました。当時,僕のIIcxには,Maxtor製のハードディスクが搭載してあって,たしか,250メガバイトで30万円ぐらいしました。当時,Macは,遊びのコンピュータということで,Dos以外は,全て自腹でした。

だれが,Dosなんか使うのだ! ということで,給料のほとんどは,「仕事で使用するコンピュータ」につぎ込んでいました。

しかも所内では,Macの存在は認めていないくせに,レーザーライターの存在は,気になっていたようです。

当時,ドット式プリンターが全盛期で「腐った文字しか出てこない,ドット式のほうが遊びだろ」と,思っていました。

重要文書のプリントアウトの時だけは,Macで!というハイブリッド野郎も出現してきて,,,まあいろいろあって,徐々にMacも市民権を得てきたのです。

話がどんどん脱線してきたので,このへんで〜

2013-04-16

歩きながら,推敲する


本日は,6000字ぐらいの原稿を,2つほど仕上げて出版社に送りました。

しかーし,推敲の段階で,時間がかかりすぎると感じています。ちなみに,僕がどんな感じで原稿を書いているのかというと,

1 まずはマインドマップで骨子を練り上げる。
2 骨子にそって,Scrivenerに章立てをしていく。
3 必要な情報(文献,画像,Web情報など)をScrivenerにつめこんでいく。
4 文章をかいていく。
5 プリントアウトして,BOSEのノイズキャンセリングヘッドフォンをつけて,声に出して,推敲。
6 再びプリントアウトして,声に出して,推敲。
7 完成
===============
しかしですね,5と6を繰り返していくと,徐々に緊張感がなくなってきて,集中できなくなります。こんなときの常套手段として,一晩寝かせる,という技があります。本来は,これが一番良いと思います。しかし,時間がないときがあります。

そこで,プリントアウトした原稿を持ちだし,歩きながら推敲をするという作戦に変更しました。もともと,論文アブストラクトなどの短い文書は,歩きながら場所を変えて,推敲していたのです。

しかし,ある程度の長いものは,どうかな?と思っていたのです。結果的には,緊張感も途切れないし,これはこれでアリだと思いました。何よりも,コンピュータや電話から,離れられます。

ということで,歩きながら推敲するという作戦を少しだけ続けてみます。キャンパス内でボールペンをもって,フラフラ歩いている不審者を見かけたら,それは僕です。

本人は,いたって真面目なので,そぉーっとしておいて下さい。

これについては,継続してレポートします。おやすみなさい。



2013-04-15

Scrivener Byword 連携最高!


僕はMacでモノを書いています。もう少し詳しく述べると,Scrivenerという万能エディターで書いています。しかし,数あるエディターのなかで,もっとも集中できるのは,Bywordというエディターだと思います。一方,Scrivenerはあらゆるファイルを束ねることができるので,最終的な文書の章立てに,マストアイテムです。

今は,Bywordのタイプライターモードで書いています(下記画像のようになります)。昔のタイプライターのように,視線を固定して集中することができます。前段落はグレー色になって,今,書いているコンテンツのみがハイライトされます。Scrivenerのフルスクリーンモードも気に入っておりますが,今のところBywordにはかないません。

じゃあBywordを,Scrivenerの外部エディターとして使うことは可能なのか?ということに焦点が絞られます。実は,可能なのです。

Scrivenerのメニュー項目「File」のところで,Sync → with External Folderを選択します。適当なフォルダーを作成し同期させると,フォルダー内に rtf フォーマットで編集可能なファイルがあらわれます(フォーマットはいくつか選択可能)。

外部フォルダーにあらわれたファイルを,Bywordで開いて編集することが可能なのです!

モノ書きが終わったら,Scrivenerにもどって,メニューから「Sync → with External Folder Now」を選択することで,Bywordで書いたコンテンツが,Scrivener内のファイルと同期されます。

Bywordで思いつくままに書いたほうが良い場合があります。とくに,最初の骨子は,Bywordのほうが集中できます。

ということで,興味のある方はどうぞ。

追記: Scrivenerのまとめは,こちらです。


Bywordのタイプライターモードで,このブログを書いたところです。最終バージョンと変わっていますが,何もないシンプルな環境が最高です。






2013-04-12

キャットストリート

先日,久々にキャットストリートにいきました。20代の頃,意味もなく,散歩したところです。ときは流れて,アウトドアブランドのお店が,林立しています。

以下,少しだけ偏ったお店の紹介です。

先頭打者は,ボードメーカーのバートン↓ 長野にしばらくいると思って,ここのブランドで,ボードからブーツまで新調しましたが。。。またいつか,滑りにいきたいです。


コロンビア↓ 僕が高校の頃は,歯牙にもかけないブランドでしたが,大きくなりましたね。スノボ用のジャケットをもっていたりします。


ちょっとわかりにくいですが,グレゴリーのお店です↓ このブランドは高嶺の花で,20年ぐらいまえは,デイパックが3万円ぐらいしました。今ではだいぶ値段も落ち着いてきて,何とか手が届くようになりました。大きめのキャリーバッグをもっています。


そして,言わずと知れたパタゴニアです↓ 今から30年ぐらい前に,ここのフリースを買ったことがあります。それを着て,大学の講義にでたら,

「羊みたいで変だ!」

と散々,なじられました。たしかに,初期のモデルはアクリル素材がすごく毛羽立って,毛並みの悪い羊のようでした。それでも寒い日の山行には重宝しました。

パタゴニアというブランドを名乗る前は,創設者のイヴォン・ショイナードが細々と,でも,すごい製品を作っていました。僕の高校時代は,不細工なキスリング一辺倒でした。当時,ショイナードがデザインしたアルティーマツーリというアタックザックがあって,それを見た時に,「これはなんだ!」と驚愕したのを覚えています。山岳部の予算で2−3個,買ったような気がします。。。まさに世界の果てまで,いけるような気がしました。

まあでも最近のアウターは,シンプルなホグロフスを愛用しています。いつの間にか,アシックスの傘下になっていたのは,驚きでした。



それから高校2年のときに,コリン・フレッチャーの「遊歩大全」というバイブルを買って,大学時代はもっぱら一人で,山に出かけるようになりました。それからは,かなり長いあいだ,Lowe Alpineというブランドのアタックザックを使用していました。今,どこに売っているのでしょうか。カメラバッグしか見かけません。すこしさびしいです。

ということで,気がついたら,ザックやバッグがたくさん増えすぎたので,ミレーとパタゴニアのショルダーバッグを,新人のタケしゃんに,あげました。

以上,とりとめもない話でした。

いや,本当にとりもなくて,ごめんなさい。

2013-04-02

新学期到来 パートII

新学期到来です。ていうか,もう来てしまいました。。。

あらたに前田さん(北里大学理学部出身)が,修士過程で2年間,頑張ることになります。よろしくお願い致します。

大学で4年間学び,さらに,修士課程を選択してくれた学生さんの期待に応えるよう,スタッフ一同,頑張っていきたいと思います。自分の年齡がだんだん親御さんに近づいてくるので,ついつい研究よりも,健やかに育ってほしい! という気持ちが強くなってしまいます。。。

しかし↓の部分は,なんとか,伝えていきたいと思います。

一流も,二流の研究者も,やっていることは,あまり変わりがありません。しかし,最後の部分を如何に詰めきれるかで差が出てくると,思います。修士2年のなかで,社会人として必要になる「キワの攻防」を是非とも学んで欲しいと思います。頑張ってくださいね。 


さらに特別研究員として,竹下さんが新たに加わりました。ゴルゴ13のように必発必中?で,お願い致します。ちなみに南国の島で撮った1枚らしいです。ま,言わなくてもわかりますが。。。


今後は,桑江,阿部,安井,竹下のスタッフがコアとなって,研究室を運営していきます。また,秘書業務を担当する鈴木さんが,後方支援します。学生は西村,前田の修士クラスと,寺嶋,畑間,山根,須山,上田の卒研クラスになります。

ラボの規模はそんなに大きくはないので,最密度充填な感じになってきております。居室スペースの割り振りも,必要かもしれません。。。

ざわざわしておりますが,いたるところに春の気配が感じられます。

志賀潔先生が植樹したシダレ桜

2013-04-01

新学期到来

新年度のはじまりです。大学機関のこよみでは,新学期のはじまりです。

相模原で1年を過ごしてきた薬学部生が,白金キャンパスに大移動する季節でもあります。我々の研究室でも,新たな年度を迎えようとしています。これまで講師を担当してきた桑江先生は,本日をもって,准教授に昇任しました。

おめでとうございます! 

教育と研究に対する彼の熱い情熱がなかったら,ラボは,ここまで来れなかったと思います。本当にありがとうございます。そして,今後ともよろしくお願い致します。


本日の辞令と同時に,大学から教員必携マニュアルをわたされ,大学人としての行動の規範について,しっかりと叩きこまれたそうです↓ 少子化で大学競争が激化するなかで,生き残りをかけて,全方位でベストを尽くす必要があります。


そして,ラボの後方支援にあたるのが,本日,着任の鈴木さんです。補給路を断たれないように,彼女がバックアップしてくれるはずです。よろしくお願い致します!


 本日はここまでですが,新しく入った学生さん,スタッフについては,徐々にご紹介していきたいと思います。ということで,本日から12人体制で始動いたします。

僕自身,この規模でラボを運営したことはありませんが,何事もチャレンジしていきたいと思います。