2017-09-15

腸管出血性大腸菌 O157 について

 今回は腸管出血性大腸菌 O157 について,詳しく解説したいと思います。

【O157とは?】
 わが国では O157 (オー157) という呼び名がすっかり定着してしまったが,正しくは腸管出血性大腸菌 (enterohemorrhagic Escherichia coli : EHEC) O157 である。O157 は血清型とよばれるもので,言わば大腸菌の通し番号に相当する。

 腸管出血性大腸菌 (EHEC) は,ベロ毒素を産生する大腸菌であり,本毒素の有無は感染症法における確定診断の目安になっている。ベロ毒素は本菌の主要な病原因子として機能している。

2017-09-11

研究者の憂鬱 

 これまで論文の書き方について,述べてきました。そして,自分なりの文体を確立することが重要であると述べてきました。

 しかし,自分なりの文体を確立することで,憂鬱なことも起こり得ます。

2017-09-08

初めて英語論文を書く若手研究者へのアドバイス (最終回) –リバイズ編–

 さてさて「初めて英語論文を書く,,,」は,いよいよ最終回です。

 ブラジリアン柔術と共通するのですが,研究においてもオフェンス技術を向上させることは比較的簡単です。難しいのはディフェンス技術を向上させることです。相手がどんな技でこちらをパスしてくるのかは試合にならないとわからないので,ディフェンス力を上げていくためには,様々なアタックに対応できるスキルを学ぶ必要があります。

 閑話休題。論文は自分たちのアピールしたいところをテンコ盛りで投稿します。いわば競合グループに対するオフェンスです。

2017-09-07

初めて英語論文を書く若手研究者へのアドバイス (その10) –論文投稿編–

 今回は,論文投稿の際に必要なカバーレターの書き方について解説したいと思います。 

 このカバーレターを編集者が読むことで,投稿されてきた論文が自分たちの雑誌にとって利益になるのか,値踏みするのです。ここでは,PLOS ONE の編集者にあてたカバーレターを例にあげて解説したいと思います。

2017-09-06

初めて英語論文を書く若手研究者へのアドバイス (その9) –LSD編–

 このブログは山岳系のギアが中心ですが,「初めて英語論文を書く若手研究者へのアドバイス」シリーズも,たくさんの方々に訪れて頂いております。ありがとうございます。

 前回,区切りをつけたつもりでしたが,このブログだけで「何とか論文だせる」ぐらいに完成度を上げていこうと思いました。山岳ギアの解説に戻るのは,もう少しあとにしたいと思います(笑)

2017-09-01

初めて英語論文を書く若手研究者へのアドバイス (その8) –アブストラクト編–

 さてさて,脱線しつつもなんとか「アブストラクト編」までたどり着きました。お付き合い頂きまして,本当にありがとうございます。

 論文の全体像が仕上がってきたら,いよいよ「アブストラクト」を書いてみましょう。「アブストラクト」は雑誌ごとに単語数・文字数が決まっており,また,1段落でコンパクトにまとめなければなりません。

2017-08-30

初めて英語論文を書く若手研究者へのアドバイス (その7) –どこから書いていくのか–

 僕がはじめて論文を書いたときは,論文の記載順に「タイトル」「アブストラクト」と書き上げていきました。当然,論文の全体像も見えないので「アブストラクト」の構成は滅茶苦茶でした(笑)

 今なら「アブストラクト」は,論文が出来上がり,全体像がガッツリ把握できたところで書くようにしております。論文作成の参考書見れば,言われなくても解りますよね。当時の僕は何を考えていたのでしょうね。。。たぶん,何も考えてなかったのだと思います(笑)