2010年2月9日火曜日

第8回 感染症沖縄フォーラム

第8回 感染症沖縄フォーラムが,特定領域研究「感染現象のマトリックス」の主催により開かれます。当ラボからは,D1の久留島君,M2の大滝さんが参加します。主催者の先生方,宜しくお願い致します。この時期,修士2年は修論発表会をひかえての過密スケジュールのなかでの発表ですが,ま,根性見せて欲しいですね。ということで大滝さんが発表します。不夜城の久留島君もようやく,彼自身のワールドを展開しつつあります。両者ともに未発表データで,つっこみどころ満載かと思いますが,よろしくです。

発表もさることながら,とにかく良い研究者の雰囲気,オーラに触れて,どのようなスタイルで研究を展開しているのか,学んでちょ。それでは。

2010年2月8日月曜日

日本細菌学雑誌の全冊電子化計画

日本細菌学会ではJ-STAGEのご協力を得まして,日本細菌学雑誌の全蔵書を電子化しようという壮大な作業が進行中です。ちなみに第一号は1895年に発刊され,一番初めのレポートは北里柴三郎博士による「實布垤里亞及虎列刺病治療成績報告」となっております。さて上記の菌はなんでしょう? 

同じ日本語でも1世紀以上経つとすらすら解読できないことに驚きを感じます。

このような歴史的資料も電子化され,自由に閲覧が可能になったのはすごいことだと思います。古い蔵書を一枚一枚めくってスキャナーにとりこむという大変な作業があって,やっと公の情報として活きることになります。もちろん文書内の文字列の検索も可能です。「虎列刺」といれると,きちんとコレラを認識します! これってすごくないですか。


しかし,電子化されるためには,膨大な人力が必要であることを改めて実感しました。また,北里大学白金図書館のご協力があって,なんとかここまできました。


全蔵書の電子化まであともう少しです。


それでは〜











2010年2月6日土曜日

酔っぱらい

時計を見ると深夜の12時を回っていたが,運良く,近所の小さなレストランが空いていた。ここは外国の親切なおじさんが経営しているお店で,家族でお世話になっている。入り口付近の席に,酔っ払ったおっさんがテーブルに突っ伏して寝ていた。俺は「おじさんもう閉店だよ。家に帰りなよ」と背中をポンとたたいた。その酔っぱらいのおっさんは,片手をあげてわかったというような仕草をしたが,また眠りこけてしまった。

食事がすんでお金を払って外に出ようとすると,レストランのおじさんが身振りで,この人を起こして欲しいと俺に頼んできた。日本語はほとんどできないから,酔っぱらいの扱いに関する日本語もほとんど皆無だ。それにおじさんの国には酔っぱらいが,マジでいないのかもしれない。この親切な外国人が可哀想なので,手伝ってあげることにした。

「もう店閉まるから,起きなよ」
「あんまり迷惑になると,警察を呼びますよ」と声をかけた。

酔っぱらいのおっさんは,時折テーブルから体を起こして眼をつぶったままうんうん頷くが,またテーブルに突っ伏した。そのときに,テーブルにあったメニューやホークが,ばーっと床に散乱した。外国人のおじさんはうろたえた。たぶん,こんな経験は初めてであったのだろう。経験では俺の方がかなり上だ。しかし,俺は瞬間的にカチンときて,

「おい,この酔っぱらい,起きろ」と怒鳴った。

それまで現実逃避していた酔っぱらいは,「酔っぱらい」と他人に言われ,やっと現実世界に帰ってきた。

やあ おかえり,現実の世界へ。

いきなりむくっと立ち上がり,充血した視線で「何だとー,この野郎」と怒鳴ってきた。今までの泥酔ぶりは何処へいったのだろう? 「おまえみたいな奴に,,,この野郎」と,一歩踏み出してきた。これも酔っぱらいの典型的なパターン。しかし,こんな酔っぱらいのパンチでも顎あたりにクリーンヒットするとやばいので,ステップバックして半身で構えた。フォークはさっき床に落ちたし,まわりには酔っぱらいが武器として使えるものはなさそうだ。間合いを維持しながら「レストランは,もう閉まるから,出て行け」と言った。酔っぱらいは散々罵声を浴びせながら,外へ出て行った。最後に「おやすみ」と酔っぱらいにいうと,「ばーか」「おまえなんか,ばーか」と言いながら,タクシーに乗っていった。

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やれやれ。レストランのおじさんには,「日本には酔っぱらいがたくさんいてごめんね」「日本人として謝る」と言って,店をあとにした。

外国と日本での酔っぱらいの扱いは別次元だ。日本でなら「まあ,あの人は酔っ払っていたからしょうがない」で,済まされるケースがほとんど。外国では酔っぱらいの時点で,かなり深刻にアウト。かなり人格的にアウト。酔っぱらいはありえない行為。俺も外国で酔っぱらいをみたことは,あまりない。外国のバーでダーツをして,俺が勝ったときに「それは俺のルールと違う」とからまれたのが1回だけだ。外国では,酔っ払った上に(この時点でかなり社会的にアウト),他人に迷惑をかけた(もう終わっている)。要するに2重の反社会的行為で裁かれるわけ。日本だと「酔っぱらい=しょうがない」で,酔っ払っている間の愚行は全て帳消しになるような感じ。

ちなみに酔っぱらいの正論も嫌い。酔っぱらい的には,日ごろきちんとやっているのだから,酔っ払ったときぐらいはハメを外してもいいじゃないか,と勘違いしている。そこが常日頃,酔っ払ってしまう人の認識の大きなズレ,甘え,だと思う。最大にむかつくのは,あれだけ散々好き勝手言ったのに,翌日,まるで覚えていなかったりすると,バックチョークで締め落としたくなる。本人は,翌日,何も覚えて無くて,「ま,いいか」ぐらいの軽い感じでリセットするけど,飲みに行った周りの連中は,あいつまたかと,きちんとその愚行をカウントしているわけ。しまいには,あいつは仕事するけど,酔っぱらいだからと,切り捨てられる日も来るでしょう。酔っぱらいはタイムリーな話題(註)なので,敢えてアップします。

いやしかし,単なる嗜好品で,人生を棒にふることもあるまいし。

楽しくお酒を飲むのは,大いに結構。
でも,自分がなくなるまで飲むのはどうよ。

註)あまりにも早すぎた引退でしたが,まあ,しょうがないですねえ。

2010年2月4日木曜日

ツイッター

はじめました 。ブログのサイドバーにあらわれますので、ご覧くださいませ。よく分からないので、ブログにしようかな、ああ、でもどうしようかな的なコメント、思ったことはこちらに書き込みます。
今、何故か田町の駅でこれを書いています。
それでは家に帰ります!

2010年2月3日水曜日

学会賞受賞者との集い@細菌感染制御学研究室


1月29日に行われた学会賞受賞者特別講演会のヒトコマです。前列左より右に向かってお並びした先生のお名前です。

平成21年 小林六造賞(日本細菌学会)
富田 治芳 博士(群馬大学大学院医学系研究科)

平成21年度 日本放線菌学会学会賞(日本放線菌学会)
小林 達彦 博士(筑波大学大学院生命環境科学研究科)

平成20年度 北里柴三郎記念学術奨励賞(日本感染症学会)
こう  康博 博士(熊本大学大学院医学薬学研究部)

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情報交換会が終わってから,3人の先生をラボにおよびして大いに語らいました。ちなみに後ろに並んでいるのは,左からウイルスの森川裕子先生,細菌の私,放線菌の高橋洋子先生です。異なった学問領域の先生が一同に集まる有意義な会でした。1月29日 (1853年) は北里柴三郎博士の誕生日で,受賞記念講演会は毎年この日に開催されます。受賞された先生方の益々のご発展をお祈り致します。

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情報交換会には,「あれ,講演会に出ていたっけ」というような学生が,ちらほら。「食べるためにだけ来るなんて,不謹慎な奴だな」と正直思いました。しかし,受賞された各先生からスピーチがございまして,有り難いお言葉を頂戴しました。このようなお言葉だけでも,学生にとっては何らかの印象に残ったことでしょう。この時期は修論作成でばたばたしており,学生が落ち着かないということも,あるかもしれません。折角の受賞講演ですから,いっそのこと別な日にちにずらして行ったほうが良いかなと,個人的には思いました。最先端の学問について各先生方と熱く語れるような,しかも,学生をどんどん巻き込んで,企画できれば理想ですね。

2010年2月2日火曜日

エディー・ブラボー@ヒロBJJアカデミー

私の趣味は総合格闘技です。特に,組み技系の奥の深さにのめり込んでいます。そのなかでもカリスマ的な存在なのがエディー・ブラボー。彼の論理的な技の連携はアートであり,私にとっては,まさに神に近い存在です。そんな彼が横浜でセミナーを開くという知らせをKrazy BeeのKさんから聞きました。
今回,ヒロBJJアカデミーのお世話になりまして,セミナーに参加しました。エディー・ブラボーのプレゼンは,まさにエンターテイメント。また,言葉の一つ一つに論理性があり,皆が共感しているのを肌で感じました。独特の緊張感,それを彼独特のジョークで笑いに変え,また彼の世界に引きずり込んでいく。まさに業師。

今回のセミナーでは,インビジブルカラーを強調していました。インビジブルカラーが最終的にいきつくところ,相手を完全にコントロールする終着駅だったのです。インビジブルカラーは彼の解説書にのっているので,是非とも購入して下さい。

私なりにまとめると,
1 ミッションコントロールを経て,最終的にはインビジブルカラー。
2 ラバーガードに入るときにはコムロックっぽく腕をまいて,バタフライスィープを仕掛けてポジションを作る(やる気満々でラバーガードに入らない。バタフライがきまれば,それでいいし,きまらなくても,ラバーガードがある)。
3 相手の頭の後ろで自分の足をフックするが,このときは拳をつくって,くの字に曲げる感じ。 
4 自分の頭は持ち上げるようにして,タイトに腕を外されないようにする。

ついでに,腕十字の移行についてまとめると,
1 腕を深く差し込んで腰におく。 
2 一方の手で,相手の太もものあたりをグリップしてコントロールする。
3 通常のBJJとは異なり,足はクロスしておく。
(クロスすることによって,チャンバーロック,Xブレーク,三角への移行を容易にしている)

2重がらみからの移行についてまとめると
1 足は2重がらみ
2 コムロックっぽく腕をまいて,反対の腕で相手の腰をコントロール。
3 すばやくスーパーストンプを行い,バタフライに移行。
(上と同じような展開で,インビジブルカラーまでもっていく)

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エディー・ブラボーの参考書には技の連携が詳細にのっているかと思いますが,私は上記ポイントが欠落しており,特に2重がらみからの移行で,相手にサイドを許してしまうケースが何十回もありました。それで2重がらみからの移行は,封印していました。ラバーガードにしてもインビジブルまでもっていかなかったので,パワーでブレークされておりました。まさに,私の弱点が克服された2時間でした。最後には大写真大会,サイン会。あっという間にショータイムが終わりました。

BJJの聖域を,独創的な技で破壊していった,稀有な存在,
それがエディー・ブラボーです。

高橋さん,お世話になりました。
次回も,エディー・ブラボーのセミナーお願い致します!

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今はインターネットとかで様々な情報が入りますが,実際に相手に接してみないと,わからない。そんなことを実感した2時間でした。研究の世界でも多くの情報は机上で集めることが可能。しかし,実際に人に会ってみて,その人のオーラに触れ,自分もその人のようになりたい,そういった希求は,大切だと思います。

2010年1月28日木曜日

学会賞受賞者特別講演会 追記

先日,アナウンスした受賞者特別講演会は,もちろん,学生さんも出席可能です。
学会で第一線で活躍されている先生方が,どのような方向性で研究を突き詰めて,結果的に受賞に繋がったのか? そういったところを学生さんに学んで欲しいという思いがあります。元々は(旧)北里研究所の若手研究者育成の一環として,この会が企画され,現在に至っております。
ですから,若手がでなければ意味がない企画なのです。

ということで,遠慮なく出席して下さい。

2010年1月27日水曜日

第19回学校法人北里研究所 学会賞受賞者特別講演会(1/29)

学会賞受賞者特別講演会が1月29日に,白金の北里大学キャンパスにて開催されますので,是非起こし下さいませ。


私のメイン学会である細菌学会の受賞講演は,以下のようになります。


平成21年 浅川賞(日本細菌学会)
光山 正雄 博士(京都大学大学院医学研究科)
「細胞内寄生性細菌リステリアの病原因子と免疫応答の誘導機構」



平成21年 小林六造賞(日本細菌学会)
富田 治芳 博士(群馬大学大学院医学系研究科)
「腸球菌の高頻度接合伝達性プラスミド」



詳しくは,上記リンクをご覧下さい。参加料は無料です!
また,18:30より情報交換会があります。受賞された先生方とじっくりディスカッションできるチャンスでもありますので,学生さんも是非とも出席して下さい。







2010年1月24日日曜日

バガボンド vol.32




今ここで 動け
揺さぶれ 言葉を振り切れ
今のど真ん中にいるために


バガボンド vol. 32


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人間の悩みの多くは,過去か未来の事項であり,この瞬間においての悩みというのは,ありません。実体のない過去,未来に思い煩うよりは,今のど真ん中で,研究しよう!ということです。vol. 32は,こんなことを俺に伝えたかったのだと思う。

「でも,これをやっても,もう解っているから,だめだと思うんです。」

こういうのが口癖になっているヒトは,過去で色々検証されているから,自分がこれをやっても,将来の結果としては,うまくいかないだろうという結論に達して,結果として,「今の自分がいつも死に体」となっている状態です。まずは自分の体で動いて実験して,他人の論文などは参考程度にして,自分の知りたいところは,本当はなんなのか,その一点のみに集中して賭けてみることだと思います。実験で失敗しても,得られるものはあっても,失うものは殆どないのだから動いたほうが勝ちだということになります。意外と何気ないところに真実は,転がっていたりします。

感覚を研ぎ澄まして対象に向かう。
論文で知られていることは,一旦おいておいて,対象に向かう。
まあそういったことが重要だと思います。
ご飯を食べる時は,テレビを観ない。そんな感じでしょうか。

2010年1月21日木曜日

リハビリ, 論文, TNEF's Enough

腕十字でやられてしまった肘が徐々に治りつつあります。しかし,スパーリングはできないので,加圧下でウエイトをこなし,練習からあがった青年に技をかけて,自分にあった技を取捨選択しています。5個かけて1つが残れば良いでしょうか。それをランク付けして,データとして保存しておき,自分にできそうな技の濃い部分で,どのような連絡技ができるか関連づけをしていきます。技の点が結びついて,メッシュを形成していけるようになれば,しめたものです。今,私が狙っているのは,Wrapping shoulder elbow lockから,変形腕十字に移行する連絡技です。これについてはプロの総合格闘の方に技をかけて弱点も知っているので,徐々に改良していきたいです!


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論文,やばいです。詰まってます。K村君,ごめん。
本日から爆走しましたあ! ごめんね。
いや,さぼっていたわけではなく,,,ほんとうにごめんね。


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最後はこれ!


TNEF's Enough


最近,窓ユーザーからwinmail.datというファイルが添付されてきます。どんなメールソフトを使用しているのか知りませんが,このファイル形式,確実に増えています。ということで上記ソフトはwinmail.datを展開しマックで読めるようなデータに変換してくれます。お試しあれ。


うかつに「送ったファイル開かないですよー」なんて返信すると「やはりマックですか。。。」「やっぱ,マックではおかしなことが,おきますよね」なんて言われるので,ここは黙って耐え忍ぶしかありません。


最後にもう一つ。





画面では見にくいのですが,「木製のくさび形トレイ」を購入しました。画面とキーボードの間にペンを置いておけるので,重宝しています。「アシストオン」というお店で販売しています。ググッて下さい。ペンが机のいたるところに散乱しているのが嫌なのでペントレイを探し,これに決まりました。ペン立てのようなものだと,結局,ごちゃごちゃしてしまいます。それに使用する万年筆は2本なので,収納はこれで十分です。脇には特別サイズ<Vaimo 11>のステープラー針です。貫通力は抜群です。あとは指示用の付箋が少々。キーボード,だいぶよごれてきましたね。


机周りは何回かにわけて,改良していきたいと思います!
まじまじと見ると,納得の行かないものが,たくさんあります。


それでは〜。

2010年1月19日火曜日

調整中...


年末のブラジリアン柔術のスパーリング,最後の練習納めで,こんな感じでやられました。ワザが極ったら,早めのタップが重要ですね。

左肘がとても痛かったです。

ということで,現在は,ひたすらリハビリ中です。まあでも,この期間にでもスクワットは可能ですし,腹筋運動もできます。最近,チェックしていなかった各種ワザ関連の技術書を読み直したり,やることはたくさんあります。また,ジムにいって他人の動きを観察したり,楽しいですな。

まあしかし,50になる前に,自分なりに納得したワザがほしいものです。
目指せ紫帯です。。。

2010年1月17日日曜日

校庭解放



本日は、校庭にいます。子供達の遊びに付き合っています。
しかし、もうダウンです。

唐突ですがニューバランスの993を購入しました。M1300からM1400まで10年以上同じシリーズを履き続けていたので,違うシリーズに挑戦です! 1400よりも足幅がワイドなので履きやすいです。インナークッションは若干硬めですがその分安定しています。しかーし,対静電気能力はM1400のほうがダントツです。993ではドアノブで何度かバチっとなりました。1400ではこのような事がないので,冬のマストアイテムなのですが,ソール部分の材質は異なっているようです。1400の系譜については,3月に新たなバージョンがでるようです。
以上,Myシューズ報告でした。

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後記: 北里の白金キャンパスでは微生物の羽田さん,隣のラボの江口さんも,993を履いているそうです。ということで,微生物関連には,993でしょうか。。。