2010-04-17

ワード擬態化計画!

昨日はワードのせいで悶々としていました。しかし,昨日のブログには,確固たる行動指針のようなものがありませんでした。確かにPages + EndNoteの組み合わせで論文作成は可能です。問題となるのは,他ラボと共同研究が進んでいる場合などの論文のやりとりです。相手の都合にあわせてワードでのやりとりが必要になります。。。ジャーナルもワード指定が多いようです。

そこで,マイクロソフトの基本路線が何でも詰め込むのが大好きなら,俺なりのワードを構築していこうと,前向きな気持になりました。前向きが俺の取り柄です!

つまり,アップルで出しているワープロソフトPagesのユーザーインターフェースに近づける擬態化作戦です。

まずは,環境設定でゴチャゴチャしている意味不明コマンドを外します。環境設定をいじっていて,お宝的発見は「編集と日本語入力」項目に「グリッドオプション」がありますが,ここで図形の移動を細かく設定が可能なことでした。科研費とかで斜線を引こうとして,線が大胆に動いて,ごせやけること(頭にくる,の福島語)がありませんか。図形移動のグリッドを細かくすることで,線形,図形のなめらかな移動が可能です! あと「図の挿入」は前面をデフォルトにしました。斜線や丸枠で字を囲む,を多用するので,デフォルトで図を前面に出したほうが私にとっては圧倒的に使い易い環境です。また,オートコレクトもほとんど外しました。入力オートフォーマットもうざいので外しました。

結局,俺は,マイクロソフトに頼らずに,マニュアルモードで大気圏突入をしたいのです。

まあ,これだけでは,到底,擬態化されてません。次はメニューの徹底的な擬態化作戦です。ここは「表示メニュー」項目にある「メニューバーのユーザー設定」を使いまくります。ここを選択した状態で,メニューに並んでいるアイコンをドラグすると,他のメニューバーに移動可能です。メニュー外ではなすとアイコンがメニューから消えます。リセットで元に戻す事が可能(たぶん)ですから,ばんばん意味不明アイコンを潰していきます。シンプルさを維持しつつ,多用するアイコンをミニマムに配置し,ひたすら使いやすさを追求しました。

↓の画像で上がPagesで,下がPagesに擬態化したワードのカラムです。すごくシンプルになりました。もっとはやい段階でこのような決断をすれば良かったのですが,そこまでの怒りがなかったので,ずるずるとお互いに倦怠期的な関係を続けていたのです。「ま,お互いに書ければいいかな」みたいな感じで,無為な時間を過ごしていたようです。ワードもとりたてて俺を責めてくるような嫌な相手ではないし,たまにフリーズして嫌がらせを受けることはありましたが,基本的にはチームのなかでは大黒柱です。これからは心機一転で,お互いに良い関係を進めていこうという結論に達しました。

ということで,デフォルトではイケてないソフトでしたが,苦労を重ねた結果,大変身です。これならすっきりで,本来の文章入力に集中できそうです。


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