作図後,プリントアウトして,スタッフとディスカッションを行い,細かな部分を詰めました。とりあえず,図の全体像が完成。
明日からは論文を書いていきます。ジャーナルの投稿規定を熟読して,まずタイトル,アブストラクト,イントロ,結果,考察,,,という順序で,骨子となる項目を書き込んでいきます。ここからはMindMapを使って骨子を考えていきます。例えばEPECのエフェクター関連のイントロなら,EPECの大凡の病原因子論,病原性発揮にはIII型分泌装置が関与すること,III型分泌装置の基本的な概略,次いでそこから分泌されるエフェクターの概要,エフェクターのレパートリー,次いで論文の題材となるエフェクターに触れ,これまでの報告があるのなら簡単に触れて,今回の論文で何を明らかにするのか焦点を絞って,イントロの最後に非常にさらっと論文概要を述べて,読者を引きつけてから,結果に入っていきます。まあこの辺の流れは,何を強調したいのか,また各ジャーナルの性質(専門誌なのか一般誌なのか)によっても異なります。
話を戻すと,それぞれの骨子をMindMapで決めてから書き始めると,ぶれません。上記イントロの例で説明すると,[EPECの大凡の病原因子論], [病原性発揮にはIII型分泌装置が関与すること]が個々の分岐となります。大枝である[EPECの大凡の病原因子論]は,さらに[EPECは主に乳幼児に下痢を起こす],[EPECの類縁菌としてEHECがある]という小枝に分岐していきます。あとは文章を各枝に従って紡いでいけば良いことになります。骨子の部分が決まらないままに書き始めると,重複があったり,文脈が前後したりと,あとで大変な思いをすることになります。まあ,散々な思いを今までたくさんしてきたので,骨子の重要性を述べているのですが。。。
ということで明日からいよいよ本番です。
いやしかし,図の構成が決まったので,あとは前に向かって突き進むだけです!
明日からはiMindMap, ワード,EndNote, Papersというソフトが主戦場となります。
それでは〜。
いやしかし,図の構成が決まったので,あとは前に向かって突き進むだけです!
明日からはiMindMap, ワード,EndNote, Papersというソフトが主戦場となります。
それでは〜。