我らの愛犬は私の不注意で膝を痛めました。生後1年にもならないのに,私の不注意で,かわいそうな思いをさせてしまいました。今までは駄犬と書いていましたが,私のほうこそ駄犬ならぬ駄人でした。愛犬の怪我に私はおろおろするばかりでありましたが,妻が関節系の権威の先生に直接コンタクトをとって,なんとか手術を無事に終えました。
手術当日が26日。それまで悶々としていたので今年はクリスマスに予約していたお店もキャンセルしました。動物病院には飼い主も泊まれるので,麻酔がさめるまで,一夜,妻が付き添いました。私は娘と一緒に留守番でした。27日に愛犬のようすを見に動物病院にいきました。娘は病院に行くまではすごく喜んでいましたが,病院のなかに入って,たくさんの犬や猫が治療されていたり(獣医さんが10人ぐらいいます),治療を待っている姿をみて,静かにぽろぽろ涙をこぼしていました。
「どうしたの」と私が尋ねると,「わんちゃんが可哀想だ」と返事がかえってきました。私が返答に躊躇していると,そばにいた60代ぐらいの身なりのきちんとされた女性の方が,「大丈夫。みんな,よくなるためにここに来ているのよ」と,私の代わりにこたえて頂きました。その言葉で娘はたちなおって,徐々にアクティブな状態に突入していきました。27日は私が病院に泊まるはずでしたが,飼い主がいるとはしゃぎすぎるので帰ることにしました。
明日は愛犬も退院して皆で正月を過ごします。私の方はまだ仕事が終わりませんが,愛犬の手術も無事に終わってほっとしています。これから,きちんとリハビリしていきます。