2008-04-30

マナウスと風水

【アマゾン・マナウスからの使者】

現在ジムに,アマゾンのマナウスからブラジリアン柔術黒帯の先生が柔術の指導に来ています。ブラジルの練習方法は,フィジカルの強化とポジショニングに重きを置いているような感じがします。俺は基本的にはスパーリング重視で,スパーリングのなかでフィジカルも強くなっていけば良いと思っています。ということで現在の練習方法は,正直,違和感を感じます。しかし日本の練習方法が一番ならブラジリアン柔術の頂点には日本人がもっといても良いはず。ジムに行く直前までは他ジムに出稽古に行こうかなと迷いましたが,半年はマナウスからの使者を強く信じてついていこうと思いました。決断するにはそれからでも遅くはありません。

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【祝日と風水】

集中講義のためにかなりスケジュール詰まってます。祝日ですが,そして快晴ですが,溜まりに溜まった書類の整理をしていました。ラボの窓をあけると,高架下の遊園地から子供の声が聞こえてきます。日曜と祝日は空調が機能しないのですごく静かです。そういえば旧北里研究所もこのように静かでした。今は建物の規制とかで空気を入れ替えなければならなくて,ごーっと,うるさいですね。空調ぐらい自分でつけたり切ったりしたいです。研究室はともかくも,職員の居室は古い建物のほうが快適かも知れません。また,無菌操作のときにバーナーの火がゆれるので,空調のきちんとした設計は重要ですね。本当の建築家のプロが研究室を作ったら,どのようになるのか見てみたいですね。

例えば,フォスター卿

彼らが作った研究棟はこちら

まあ,生命研のように建物に三角形の部分があるのは風水的に良くないのです。しかし,その三角形の延長線上にある建物の風水を壊す場合には,敢えて戦略的に,三角部分を敵対する建物に向けてデザインします。三角形のずーっとその先には,東大医科研がありますが考え過ぎですね。。。北里研究所ができた歴史的経緯を考えると,このような想像も面白いです。学生の皆さんもこの研究棟のように,とんがって生きて欲しいですね。