2008-04-09

KYな俺のコンピューター環境

大学院感染制御科学府のすべての院生は基本技術講座というカリキュラムを受けてから各研究室に配属。修士学生が2年間使用するコンピュータは学府から貸与される(自前で買ってもよいのですが)。有り難いサービスであるが,貸与されたコンピューターは,iBook G3... 使えないことはないけど,まあちょっと無理だということで,ラボで新たに購入し貸与することにした。マシンが非力なという以外に,ハードディスクのクラッシュがとても心配だ。実験データで,ロシアンルーレットはしたくはない。

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最近,Office 2008 for Mac を購入。しかーし,ものすごく遅い。虹色のカーソルが,くるくる,いつまでも止まらない。マイクロソフトの陰謀かと思えるぐらい起動時間が遅い。おまけに俺の環境ではすぐにクラッシュ。ということで圧縮の刑に処して,旧バージョンを再び使用することにした。メニューはOffice 2008 for Mac が気に入っていたが,遅いプラス不安定となれば,使う理由はどこにもない。この会社,何年も時間をかけて何を作っていたのだろう。これが俺の身分なら(5年ごとの任期制なので),絶対,再任されない。本日,旧バージョンも2-3回,落ちましたが。。。おそらく1バイト言語圏ではこんなに落ちないのでは。

あと,Microsoft word のバージョンアップをひたすら待っているコバンザメ的なソフト,エンドノートの存在も癪に障る。ワードがメジャーなバージョンアップをしてしまうと,こいつも必然的にバージョンアップしなければ新しいワードに対応しない。姑息なソフトだ。しかし「手書きでリファレンス作ってくれ」と言われたら困る。コバンザメのクセに。。。

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マックの物理的重量はとても重い。ということでソニーVaio (以下バイオ)をたまに使用している。しかしバイオのトラックパッド,めちゃくちゃ反応性が悪い。またスリープしてくれない。普通はフタを閉じるとスリープしていると思ってしまうだが,俺のバイオは眠らないぜ。前回の細菌学会の会場で,なんかカバンがあついなーと思っていたら,バイオが思い切りフタを閉じたままの状態でゴーゥとうなっていた。意味不明。フタをあけるとソフト更新の催促のダイアログがでていた。律儀なバイオはこれが済むまでは,きっと眠れなかったのであろう。。。ま,こういう小心なところが日本のメーカーの真骨頂なのかもしれません。おまけに,わけのわからんバイオ関連のソフトを入れろ,入れろと五月蠅い。ソニーよ,俺の勝手だろ。しかもインストールされるのは,使えない,ダサいソフトばかりだ。また,電源スイッチのランプ,スリープ中にピカッ,ピカッとオレンジ色で警告すんのやめてくれないか?学会会場でとても目障り。今度の007はバイオを使用しているが,ありえない。目立ちすぎて,絶対,ドラグノフで狙撃される。

おまけに,バイオにインストールしたビスタの起動時間,マジやばい。プレゼン中にクラッシュしたら,打ち止め,終了,ご苦労様って感じです。再起動に4−5分かかってしまうのは俺のバイオが非力なせいか。そんならXPを入れておけばよかった。マックは重い。しかし,バイオとヴィスタの組み合わせは不幸である。

コンピューターをとりまく周辺は,ゆるーい産業だと思わざるを得ない。はっきり言って,アマチュア集団だ。コンピューターで満足するという日は来ないであろう。ま,法的なクレームが来ない範囲で,巧妙に満足できないモノを作るというのが,超一流の企業なのかも知れない。本当のバグと意図的なバグをうまく使い分けているのだろうなあ,きっと。。。

そうでなければ,ソフトウエアはもっと平和に動いているはずだ。