2008-05-21

オープンラボの経過報告と中間発表会

先週の土曜日にオープンラボがありました。んーーー,私のプレゼンが悪いのか,はたまたこのブログが辛気臭いのか,分子細菌学を希望してくれた方は1名のみ。スタッフが多いラボもありますので,スタッフの頭数で学生さんの受け入れ人数を補正すると,まあまあうちのラボも頑張っている方だと思いますが,重要なのは,これまでに来て頂いた学生さんが,うちのラボに来て幸せだったのか?と言うことです。社会人としての厳しさを予め味わうと言う意味では良かったのかもしれませんが,2年間を軽くスルーしたいという学生さんには,ちょっと重たかったかもしれません。まあでも世界のトップを狙いにいくための努力ですから,しょうがないですよね。

ということで,明日は修士2年の中間発表会です。中間発表会は,文字通り,中間に行う発表会です。当然,実験データも完璧ではありません。その完璧でない状態で敢えて発表させて,辛い状況の中でふんばることで,残りの期間でやりとげるビジョンをきちんと学生さんにもってもらうために開催されます。当然,指導者の力量が露呈される会ですから,こっちも片腹痛いです。いや違った,かなり痛いです。ということで,学生は正面突破で頑張れ。へんに取り繕ったり,カッコをつけようとするな。真正面からぶちあたったところに明日がある,と思う。


ここまでたどり着けたのは君たちの実力だ。

もし,たどり着けなかった部分があるのならば,それは俺の責任だ。

(上記の台詞のようなことを誰かが言っていたが,思い出せない)


青年らしく小細工なしで頑張って欲しい。