先日の日本対パラグアイ戦は、僕の観たあらゆるスポーツ観戦のなかでもダントツに光っていた。でも、あの時の感情をうまく表現することができない。試合全体をおおっているような一体感と呼べば良いのか。もちろん日本に勝って欲しかったけど、何か、勝敗を超えた大きな流れを感じたような気がする。
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あの試合を観ながら、今の自分は他者との大きな一体感に欠けているのではないかと思った。何か小さなものを守ろうとして、大きな流れに身を任せられないスケールの小さな自分を感じた。命の取り合いのような緊迫した試合を観て、自分と他者とのやりとりに、知らず知らずのうちに奥歯に少しだけ力をいれてしまうような、大きな流れのなかに身を委ねられない、スケールの小さな自分を感じたのである。もう一度、まわりを取り囲んでいるものに、すんなりと身体を預けてみよう。まとまりがないけど、アップします。