2010-07-11

中心はどこか

骨折してからほとんど走っていなかったので、少しだけテスト走行しました。前線基地から広尾に向かい西麻布交差点を越えて、右折して星条旗通りへ。なだらかな登り坂をしばらくすすむと国立新美術館です。そこで息を整えてからミッドタウンまでゆっくり走り、芝生にて休憩。そこから六本木ヒルズ方面に進んで有栖川公園まで続く緩い下り坂をストライドを広げて走りました。まだ折れた肋骨は痛みましたが、テーピングで固定しておけば大丈夫です。新美術館、次の目玉はマン•レイ展です。

http://twilog.org/akioabe/date-100710

練習から長期離脱すると通常のメニューをこなすのが辛くなります。特に心肺機能はすぐに落ちますので、走ることは重要です。また、肋骨をかばうことで骨盤がズレることがありますが、これはMBTというシューズで対処していました。本日は久々にニューバランスに履き替えて走りました。梅雨の時期なのに意外と湿度がなく、とても走りやすい日でした。

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走って汗をかいて体の底からリラックスしました。仕事の事を考えずにリラックスに集中しました。忙しいとまるで忙しいことが仕事であるかような錯覚を抱きますが、いったん外して、自分の本当にやりたいことは何なのか、再確認が必要だと思います。特に研究者のような職業のボスは、忙しく働いているような人が好きですから、忙しければOKみたいな習慣からは脱却する必要があると思います。重要なのは本当に自分がしたいことは何なのか? ここに尽きると思います。この研究をやれば科研費が通りやすいとか、企業からグラントをとりやすいとか、そういったものを全て取っ払って、自分のやりたい方向性はこれだと見えれば、あとは突き進むだけです。逆にそこが確実に見えたヒトは、次に進んでいるのですが。体のメンテナンスも重要ですが、自分が自分であることの確認も重要だと思います。誰のための研究なのか。いつも自分が中心にあるべきです。