エコですかあ。
しかし29℃。まだまだ序の口。可愛いほうです。
北里研究所時代,平日の冷房中にも関わらず,33℃を記録したことがありました。
こうなると長時間,意識を集中して研究を続けることが困難なわけ。
そういう過酷な環境で,随分,体力的には伸びたと思う。
文書を書いていると,机の上がすぐに汗で濡れる。
机の上にタオルをおいて,実験ノート書いたりしていたなあ。
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また,ブラジリアン柔術でお世話になっている小野瀬先生のジムは,
いつも窓を閉め切っていてジムに入った途端,むわーんと湯気が
まとわりつく異様系のジムです。それに酸素が薄い(笑)。
出稽古の当初は蒸し風呂のような環境で完全にアウトでした。
でも人間は適応していくもので,だんだんと慣れてくる。
蒸し暑い中,頭がぼうっとしているなかで,次の動きを考える。
あ,このジムは体力ではなく脳力を最大限に活かせるよう,
蒸し風呂状態で乱取りしているのかと,納得。
がぁーっとガムシャラに研究するのは簡単ですが,
自分の理論を突き詰めてから,あ,もういいや,と脳が拒絶した時点から,
さらに脳に追い込みをかけて考えることは,重要なことだと思います。
(嘉糠さんのブログでも,同じようなことが書かれています)
脳力は目に見えないことはなく,
「あ,こいつ,ここで自分から逃げているなあ」
というのは,誰もが感じることができる能力だと思います。
まあ,そういう信号は本人自ら,自己防衛のために出していて,
もう充分考え抜いたからいいやと,自己弁護してしまう。
そうなると,シグナルとして外に出てしまう。
また,まわりもその信号をキャッチしてしまい,
自己防衛した本人は,益々意固地になって,
負のループが完成してしまう。
自分においても,そういうことがあるわけで,
時間がかかっても良いから最後まで考え抜きたいと思います。
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最後まで考え抜けば自分は何をしたいのか,「素」の部分が見えてきます。
「素」の部分で,研究の根幹が成り立っていれば,きっとそれはブレないはずです。
まあ俺の最大の目標は,
「素で自分とも,他人とも向き合うこと」
です。
これができたら,何も恐れるものはないのですが。。。
あづいので,話題はどんどんそれていきましたが,
俺なりの最近の焦点に辿り着いたので,勘弁して下さい(笑)。
ようするに,
「素」の部分で行動すれば,生き方はもっとシンプルになる,と。。。