週末は文科省科研費「感染マトリックス」の班会議のために大阪へ向かった。羽田から伊丹に向かう機上で,何故かベートーベンの月光を聴きたくなり,iPod touch のなかを探す。
8時40分に伊丹空港について,堀口さんにピックアップしてもらって阪大に向かう。堀口さんのラボで,飯田さんも交えて,班会議が始まるまで学会関連のお仕事。それから黙々と昼飯を食べて,班会議に参加。会議が終わって会場付近の千里中央駅付近で琉球大学の鈴木さんと一緒に食事。明日もあるので早めに切り上げて,宿泊先のホテルに向かう。ホテルにチェックインして,シャワーを浴びてベッドサイドのラジオのスイッチを入れると,再び,ベートーベンの月光が。。。選曲的に不思議な一日だった。
会場はホテルから徒歩で約15分の距離。2時間前に起きて「死なないカラダ,死なない心」を少し読んだつもりだったが,結局,5分遅れてしまった。途中参加ですみません。会議はお昼頃終わったので,群馬大学の富田さん,大阪市立大の松本さん,あと岡さんでしたっけ,食事をしてから新大阪駅へ。松本さんとお話ししたのは初めてであったが,対馬と福島の話で盛り上がった。
帰りはのぞみ自由席で富田さんと一緒に東京へ向かう。新幹線に乗り込む前に,コロナ,グロールシュ,オリオンというまとまりのない構成でビールを買って,生ハム,チーズ,落花生でビールを流し込み,車窓から飛んでいくを眺める。伊吹山はどこだろうか? と探していたが,いつの間にか関ヶ原付近を通り過ぎてしまう。確か左手に見えたはずだ。
「かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな もゆる思いを」
こんな歌,今の学生はしらんだろうなあと,ふと思った。富田さんと話をしているうちに東京についてしまった。大阪を出るときは激しい雨のなかを進んでいたが,東京に着く頃には雨もやんでいた。品川駅で降りて,なくしてしまったカフスボタンを補充した。店員さんにカフスをなくさない方法を聞いたが,「カフスを専用に入れておく小物入れを決めておいた方が良いですよ」と,的確なアドバイスを頂いた。しかし,私の場合,専用の小物入れに入れなかったときに,カフスをなくすのである!
月曜はまたまた堀口さんと別な会議。会議が終わった後,私のラボに移動し,細々としたことを堀口さんと確認して仕事を終える。田町の湯浅で生ビールを飲んだ。早めに退散し,本屋によってから品川駅で別れる。堀口さんは塩野七生の本を購入して,こっちは「脳の中の身体地図」という本を購入。本は高い。しかしあれこれ本を絞るのもストレスになるので,これだと思った本は,ばんばん買うことにした。寝る前に少し読みます。それではお休みなさい。