2008-09-23

項羽と劉邦



先日の話。
あわじに行くまでの長い道のりを,どんな本を読んで過ごすべきか。
新幹線の発車時刻の1時間ぐらい前に品川駅に着き,面白そうな本を物色。
新刊本も好きだが,どれもこれもピンとこなかった。
普段は歴史小説のたぐいは読まないが,
司馬遼太郎のコーナーにて「項羽と劉邦」を発見。

「虞や虞やなんじをいかんせん」は,あまりにも有名なセリフだ。

しかし項羽と劉邦のどっちが言ったのかも全く思い出せなかった。

高校の漢文の授業でこの一節を学んだが,何しろ30年以上前の話である。

「項羽と劉邦」,ストーリーは読んでからのお楽しみにということで。

ちなみに,夏目漱石の「虞美人草」も面白い結末となっています。

新刊本で一番売れている小説も面白いですが,
長い年月を経て生き残った小説は,それなりの価値があります。

ノルウエーの森が映画化されるそうですが,
ワタナベ君の友人の永沢さんも,長い年月にさらされた小説のみが
読む価値があるみたいなことを言っていたと思います。

電車のなかといえば文庫本をひろげている
人がたくさんいましたが,今はケータイ。

日本人の読解力,さがっているんじゃないのかな。

多読していないと,情報のインプット速度が遅くなると思うのです。

実は私がそうでした。
26歳のときに村上春樹の「風の歌を聴け」に出会いましたが,

最初は,何が書いてあるのかさっぱり判りませんでした。
今なら電車のなかで楽しみながら一気に読める内容ですが,
当時は2週間ぐらいかかったような感じがします。

「項羽と劉邦」は地図がついています。これもマニアック。
最初は彼らがどこをどう移動しているのか把握するまでに,

時間がかかりましたが,おおよその場所がインプットされてからは,

あっという間でした。

こんがらがりの極致はガルシア・マルケス「百年の孤独」でしょうか。 
登場人物の名前がどれも似ているので,すごく混乱します。
しかしスペイン系の人たちは,自分の子供が産まれると,
同じ名前にするのでしょうがない?
例えばホセに男の子が生まれるとホセ。いいなあ。
このへんがラテン文学に独特の味付けをしているのかもしれません。

お小遣いがもっとあったら,もっともっとたくさん本を読むと思う。
ロバート・B・パーカーの本も,ハードカバーでばんばん買ってしまう。

あと,柔術関連の本もたくさん買ってしまうかも。
柔術関連・グラップリング関連の本は意外にも海外のほうが充実しているのです。
これに手を出してしまうと大変な出費になります。
既に解説書だけでもトータル数万円は費やしていますので。。。


ということで,秋の夜長の定番は,読書と総合格闘?です。


さあて,洗濯機が止まったので乾かしまーす。


それから,駄犬と散歩です。