2008-09-14

気合いだー!

娘と私は同じジムに所属している。
きっかけはレスリングの体験入門で,練習に取り入れている鬼ごっ
こや大きなボール遊びが気に入ったらしい。キッズレスリングは体
全体を使うので,また,他の大人に厳しく躾けられるのも良いかな
と思い一緒のジムに通うようになった。娘的には鬼ごっこかなにか
の延長で今の練習を楽しんでいるようだ。

昨日は久々に練習についていった。ところが地下鉄の階段で娘が足
を滑らして転がり落ちた。頭部を保護しながらきちんと受け身をと
れていたので安心した。しかし,以前からぐらぐらだった前歯(ま
だ乳歯)を階段にぶつけたみたいで,少し出血してしまった。練習
すれば治るから大丈夫だと,何とか説得させて,というよりは騙し
てジムへ急いだ。

準備体操,基本動作の練習では歯が痛いのを忘れていたが,スパー
リングで相手にタックルしたときに歯が痛かったらしく泣いてし
まった。スパーリング相手の男の子が心配そうに「僕のタックルで
泣いたの」と私に聞いてきた。「タックルじゃなくて,地下鉄の階
段で転んで歯が痛いみたい」と私が返事をすると「なんだあ,僕の
タックルがすごくて,泣いたと思ったよ」と明るい返事が返ってきた。

娘には「ここで頑張ったらアイスを食べにいこう」と説得した。泣
きながらマットに戻り,次のスパーリング相手と対戦。レスリング
の成績を目指すのではなく,今はともかくも泣きながらでもいいか
ら,腐らずに前進する根性を養えれば良いと思っています。

練習が終わった後,「今日はすごく疲れた」と言いながらカロリー
メートを食べる娘であったが,これからの子供たちに必要なのは,
やっぱ根性だと思いました。あと,素直に前進していく気持ちですね。