本日は,阪大微研にて細菌学会関連の打ち合わせ。堀口先生,とりまとめご苦労様でございました。会議が終わると,ちゃっかり阪大微研のセミナーに出席しました。飯田先生お誘い下さいましてありがとうございました。前から聞きたいと思っていた Feng Shao 博士の話をじっくり聞くことができました。エフェクターの機能を生化学的にどこまでも突き詰めていく。そんでもって菌属を超えてエフェクターの普遍性を打ち出すと言う手法です。Feng Shao 博士のような方が増えることで,私がドライと感じる領域が実直に解明されていきます。様々な研究戦略で,感染という現象が少しずつ明らかになっていきます。
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会議・セミナーの合間に,堀口先生のラボを拠点として,本田先生, 堀井先生のラボを見学。また石井先生にもお会いしました。私はラボのドアを開ける瞬間に感じる緊張感が好きです。そこで働く人たちのエネルギーを感じるだけでも良い刺激になります。話は変わりますが,私は電車の中で人物を観察するのが趣味です。あたりを見回して,エベレストを登頂するときに誰を連れて行くのか,乗客の中からピックアップします。もちろん声はかけませんが。「こいつは体力がありそう。でも極限状況下では利己的になりやすいから却下」とか,パーティーの編成に集中します。まあ,しかし悩む場合があります。そんなときは持ち物から感じるエネルギーで判断します。また,エベレスト遠征隊をくむ時とスーパーマーケットのお店を出す場合では,構成員が全く異なります。以前は研究室のスタッフ選びというのをやっていたのですが,集中しすぎて疲れるので,自分的にはありえない設定で楽しんでいます。
話を戻しますと,阪大微研のような猛者が集まる研究室は独特のエネルギーを感じます。
そのような英気を勝手に頂いて明日も頑張ろうかと思う訳です。
ということで今回の研究室訪問は阪大微研でした。