細菌学会理事会で私が仰せつかった仕事の中で一番大変な,そしてやりがいのある仕事は,シンポジウム企画調整委員会の委員長です。前回の委員長はこのブログにもたびたび出場の堀口さん。これまで3年間,シンポジウム企画を引っ張ってきた方である。私はそのなかで委員として貢献してきたが「委員長だけはごめんだ」と思ってました。学会の会期中にも「阿部君,今回のシンポジウムはちょっと,,,つまらないよ」と意見をおっしゃる先生方もいるのも事実。「だったらご自分の企画を出されてはいかがですか」と言いたいことをこらえたこともあった。だから委員長になったら,もっと大変なことになると思っていました。
しかし,賽は投げられた。ということで,本日はシンポジウム企画調整委員会のタイムスケジュールを作成。先月,堀口さんに直接お会いして今後のタイムスケジュールのアドバイスを頂いたので何とか仕上げることができました。さらにシンポジウム・ワークショップを充実していきたいと思います。ということで,是非,細菌学会にいらしてください。
総合格闘っぽいシンポジウム,夢ですね。
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本日は,日曜日。メガネのフレームがゆがんできたので,青山にある増永眼鏡に行ってきました。メガネは大阪大学・川崎和男氏のデザインをずっと愛用しています。川崎氏デザインのメガネはとても軽く,いつも焦点があうようなフレームデザインとなっています。メガネは医療機器である!というのが原点にあって,そこからデザインが生まれる川崎氏の発想は当たり前だと思うのですが,これまでなかなかよいフレームには巡り会えませんでした。10年ぐらい前,MacPowerという雑誌に川崎氏のメガネが取り上げられ,ためしに購入したら,それは異次元の体験であり,「これまでのメガネ人生は何だったのか」と思ってしまいました。それからずっと愛用しています。本日,フレームのゆがみを直していただいて,パーツも交換してもらって視界も明るくなったような気がしました。担当頂いた方のネームプレートは「増永」さんでした。もしかして御曹司?
それから,糖朝という飲茶のお店でピータンのお粥とイチゴのココナッツミルクを食べて満足。カナダに留学していた時代に,日曜日のブランチには飲茶に通いました。バンクーバーという町は香港系の移民がたくさんいて,おいしい飲茶屋があります。しかも安い! お茶がなくなったときにはポットのふたをずらしておくと,新しいポットをもってきてくれました。糖朝でそれを試してみると,最初にきたウエイトレスには完全に無視され,次の方には気づいて頂きました。甘いものはあまり食べないのですが,ここのデザートはかなりうまかった。マンゴーがいけてるそうですがイチゴもいけてます。
風の強い日にはデザートもいいなあと糖朝で密かに思いました。
メガネの次は飲茶という方程式が完成です。