もちろんクラス替えなど存在しない。よくも悪くも6年間いっしょ。
校庭にはサクラの木,花壇があって,昔の小学校のイメージ。
しかしカリキュラムは私の時代と大きく変わっており,国際という英語の授業(しかもネイティブスピーカー)があったり,運動会でも日本語を話せない子供たちのために,英語のアナウンスも交えて進行したりと,村の小学校でまったりと国際化が進んでいるような感じであった。他民族で形成される小学校なので学校側の苦労も多い。特に給食での肉料理は,様々な宗教的背景を考慮しなければならない。都市部は学校がどんどん無くなっていくなかで,しかし,人種の多様性は増大しつつあり,小さな小学校でも運営は大変だ。
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運動会での綱引きや子供といっしょに走ったり,久々に自分の小さかった頃に戻ったような感じがした。
私が小さかった頃,1等賞になるともらえた紫色のリボンは,娘の小学校では3位。
「お,紫,すごいじゃないか」と40年前の記憶に戻る。
小学校の頃は運動音痴で,いつもビリばかり。それでも運動会は楽しかった。
どんなにテクノロジーが発展しても,昔ながらの運動会の風景は残して欲しい。