2011-08-01

出東京記


こんにちは。
土曜からの荷解きが終わり,あとはIKEAの家具を組み立てればほぼ完了です。ということで,今週は引っ越しの片付け&夏期休暇で長野県におります。WiMAXが圏外なのでb-mobileを使用しております。通信速度が遅い反面,FOMAエリアなのでどこでも繋がる利点があります。メールの返信&その他仕事が遅れていますが,明日以降に長野の自宅にて仕事を再開いたします。

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これからは遠距離通勤なので,自宅にiMacを買いました。新しいマックを購入してもDropboxのアカウントでログインすることで,今までの作業領域がひろがるので便利ですね。複数コンピュータを所有する上でのストレスは,おそらくデータ同期かと思います。これまではシンクロ用のソフトで同期していたのですが,プリファレンスファイルの同期で具合が悪くなったり,何かとトラブってました。今はそのようなトラブルもなく,また意識することもなく,周囲にクラウド環境がとけ込んでいるので,すごい時代になったと思います。今の子供たちははじめからクラウド環境なので,このへんの進化もながめてみたいですね。まあしかしWiMaxが繋がらなければ,機動性も半減するので何とかエリア拡大してほしいです。

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先月から実験医学の連載がはじまりました。単発なら調子の良いときにノリで書くことも可能ですが,連載となるとそれなりのペース配分が必要とされます。そういった技術を僕はもってませんでした。主軸が乱れるとあとでどん詰まりになるので,マインドマップでかなり練り込みました。また,このようなブログも文章を書く上での体力強化に繋がったと思います。

文章はどうしたらうまくなるのか? 

それは書き続けることだと思います。最近,伊集院静氏の「いねむり先生」を読みました。伊集院さんと色川武大さんがどのようにして出会ったのか?  伊集院さんがどれだけ色川さんに助けられたのか,どれだけ惚れ込んでいたのか?  作者のまっすぐで正直な気持ちが文章全体にあらわれており,また奇麗で読みやすい文体でした。僕のなかでは上半期ベストです。

何かを書き続けていると,「あ,ここで句読点をうつのか」「俺ならここは漢字を使っていたな」と勉強しながら読み進めることになります。文章力向上のコツは,多読&多書き?の連鎖反応が必要かもしれません。悩む暇があったら書けということでしょうか。

それではこれから,めんどくさい家具を組み立てます。IKEAには当分行かないと思います(笑)。