2011-08-28

カントリージェントルマン?

先週は相模原キャンパスにて北里バイオサイエンスフォーラムがありました。午前のフォーラムが終わったあと,大学の植物園を散策しました。相模原キャンパスは大規模な再開発が行われており,僕が昔から覚えていたのは,この建物と医学部棟ぐらいでした。大学に入りたての頃,僕は孤独で,このあたりで草花を眺めながら,ぼーっとしておりました。元気を与えてくれた空間が昔のまま残っていて,嬉しかった。
北里大学の相模原キャンパスにある植物園
新幹線通勤にも,ようやく慣れつつありあります。金曜日は田町にある「あゆみBOOKS」で本を2冊買って,長野新幹線に乗り込みました。途中,缶ビールを買い,久々の本を楽しみました。本を1/4ぐらい読み進んだところで,上田駅につきました。妻と娘が駅前のスーパーにきていたので,自宅に直帰せずに,家族で田沢温泉 有乳湯に向かいました。料金が大人200円。ここの温泉はぬるいのですが,体は凄くあたたまります。昔ながらの自販機がいい感じでした。
懐かしい自販機。田沢温泉 有乳湯にて
週末は近所のホームセンターにて,スコップ,鍬,農耕用シートを手に入れ,畑仕事を楽しみました。ダンポールという樹脂製のポールでUの字を作って,そこに虫除けネットをかぶせて,苗を守ります。これで農薬を最小限に抑えることが可能です。初めての経験なのですが,親父がずっと畑を耕していたので,見よう見まねの世界です。あとは作物とつきあいながら,耕していきたいと思います。
虫除けネット装着
今までニューバランスで農作業をしていましたが,本日,ホームセンターにて980円の長靴を購入(下)。長靴のデザインは,親父の時代から変わっていません。カナダ製の洒落た長靴もありましたが,カントリージェントルマンを目指すには,基本スタイルは重要です。
Super bastarという名前の長靴。
カントリージェントルマンという言葉は,白洲次郎のエッセイに出ておりました。白洲は戦後GHQとやりあい,従順ならざる唯一の日本人として,煙たがれていた人物です。彼のように本音で生きれたら,格好が良いですね。週末は農夫となって,これまでの生活とはまったく異なった週末を,過ごすつもりです。色々な成り行きによって,僕ら家族は長野に住むことを決めたのですが,ホームマートで農作業コーナーにいる自分も,悪くはないと思うのです。