2016-12-09

シオタ君と鳥平にいった話

Monash大学 (オーストラリア)の Trevor Lithgow Labにて外膜タンパク質の輸送の研究している塩田拓也君がラボに遊びに来てくれました。

ちょうど分子生物学会が横浜で開催されていたので,僕のラボに遊びに来てくれたのですが,塩田君にお会いするのは今回が初めてでした。

2016-11-12

iPhone 6 から P9 lite へ移行してみた アンドロイド携帯のファーストインプレッション

山岳地帯ではまったく繋がらないソ◯トバンクに見切りをつけて,ドコモ回線を使用している NifMo に変えました。使用している iPhone 6 はソ◯トバンクで購入したので, SIMフリー にはなりません。下駄を履かせたりして色々試しましたが,うまくいきませんでした。

2016-11-01

個人的な山の装備 Vol. 4: StretchDown RS Hooded Jacket のファーストインプレッション

マウンテンハードウエアの Ghost Whisperer Hooded Down Jacket (219 g) は,撥水処理を施したダウン (Q.Shield Down 800-Fill, 79 g) を封入したジャケットとして人気があります。また,Whisperer 7D x 10D Ripstop という繊維で極力軽くしております。

個人的な山の装備 Vol. 3: ミドルレイヤーについて

ミドルレイヤーは汗を効率よく外へ追い出すことと,アウターとベースレイヤーの間に空気のロフトを作って体温を維持することにあります。体温調節の根幹となるレイヤーだけに,たくさんの意見があります。そして,そのどれもが部分的には,正しいということになります。

2016-10-28

Trekkinn を使ってみた

モノには適正価格というものがあります。その一方で,山の装備は「命をかけるもの」だから「プロダクトの良さは値段に比例する」という言葉も真実だと思います。

2016-10-25

個人的な山の装備 Vol.2:レイヤリングシステムについて

登山靴の次に頭を悩ませるのが登山時の服装です。タイトルにはレイヤリングシステムと格好良く書いていますが,簡単に言うと「重ね着」のことです。

いかに効率よく「重ね着」するかで,荷物の容量も大幅に変わります。心配すればそれだけ持っていくものが増えていきます。逆に,軽装で凍死することは避けなければなりません。

2016-10-22

個人的な山の装備:登山靴について

最近,僕のまわりで登山に興味を持つ方が増えてきました。山登りで一番最初にそろえなければならないのが登山靴だと思います。まあしかし山のお店に行くと,たくさんありすぎて,どれを選んだら良いのか判りませんよね。実は僕もすごく悩んでいます。。。

今年の夏は日本アルプスと飯豊連峰を縦走しましたが,テントと食糧込みで12 kg 弱でした。比較的軽量なので厳冬期以外はハイカットのトレッキングシューズを中心としてなるべく軽いものを選んでいます。

なので,ここで取り上げるシューズは,日帰りや小屋泊まりからはじめる方々にもある程度の参考になると思います。もちろん登山靴は履いてみなければわかりません。

山をはじめて登るのなら,このへんから入った方が楽しいかも?という極めて近視眼的な提案です。

2016-10-04

大隅良典先生のノーベル賞受賞によせて 「自然免疫としてのオートファジー」

大隅良典先生の2016年ノーベル生理学・医学賞受賞に際して,お慶びを申し上げます。

オートファジーについては,今後,いろいろなところで取り上げられると思いますが,このブログではオートファジーによる細菌の排除機構について解説したいと思います。

2016-09-21

飯豊連峰を縦走してみた(弥平四郎から大石ダムまで)

日本アルプスの縦走から自宅へと戻り,達成感とともにテントやシュラフをベランダに干しました。今回の縦走はあまりにも完璧だったので,明日からはじまる飯豊連峰の縦走に迷いがでました。

わさび平にて
エスケープルートがほとんどない飯豊連峰に登るのが少し億劫になったというのが,正直な気持ちでした。まあしかし,レトルト食品や燃料も含めてすべて揃っていたので重い腰をあげ,奥穂高の翌日には東北行きの新幹線に乗りこみました。

2016-09-16

日本アルプスの最深部へ

気がついたら僕は,同じ職場で30年働いていました。20代はじめから働きだして,もう50代のなかばになろうとしています。こういった真面目な僕?に,30年勤続したから5日間連続で休みなさいね,と大学から通達がきました。土日をあわせれば,かなり長いあいだ山にこもることができます。

もう行きたい場所は決まっていました。それは,日本アルプスの最深部に位置する雲ノ平という秘境です(地図☆印参照)。

2016-02-23

食事のためのミニマルな調理器具:SOTO ウインドマスターとアルコールストーブ White Box

昨年からポツポツと山に登るようになりました。また,より軽やかに歩くために,できるだけ荷物を軽くしています。

今回は調理器具についてご紹介したいと思います。

調理器具は下記5品に絞っています。SOTO ガスストーブは通年使用していますが,天候が安定している時期の日帰り登山ではアルコールストーブ White Box を利用しています。重さは数十グラムで構造もシンプルです。

青いフタのジップロック製お椀,モンベルのコッヘル,SOTOガスストーブ,そして一番右側のアルミ缶みたいなのがアルコールストーブ。その下にあるのが風防。まんなかにある茶色のクピルカでワインやスープを飲んだりしています。
調理と言っても,食材のほとんどがお湯で戻るフリーズドライ製品なので,これぐらいで間に合います。これにチタン製スプーンとフォークを持って行きます。

ガスストーブ本体とボンベはコッヘルと食器に収納できます。

ガスストーブ本体とガスボンベは,それぞれ,コッヘルと食器に収納可能です。このジップロック製の食器(本来は食材を保存するためのコンテナ)は,フタが完全に閉まるのと目盛りがついているので,計量するときに重宝します。また,とても軽いです。

コッヘルもいくつか購入しましたが,基本,これで充分です。コッヘルのフタは,冬のテント泊にはとても重要です。このフタがないとテントに大規模な結露があらわれます。。。

一方,ククサのようなクピルカは,メンテナンスフリーでその色合いが気に入っております。ミニマル路線から外れてしまうのですが,このクピルカには楽しい思い出がたくさん詰まっています。

合理主義と気に入ったものの塩梅は,人それぞれ違って,面白いです。





2016-02-20

雪山ハイク用のグローブを考えてみた

前回の雲取山登山では,Finetrack のフラッドラッシュパワーメッシュ インナーグローブとホグロフスのPULS GLOVEのみで充分,間に合いました。

まあしかし厳冬期の稜線上では心もとないので,インナーグローブの上にMAGICMOUNTAINのヒマラヤングラブを装着してから ISUKA ウェザーテック オーバーミトンで対応したいと思います。

2016-02-17

ファイントラックの「ツエルト2ロング」をチューブ状にしてみる

雲取山での「ツエルト2ロング」。結露がほとんどなく快適に過ごすことができました。
ファイントラックから新たにリリースされたチューブツエルトは,初めからチューブ状のかたちをしているのが,とても良いと思いました。現在,「ツエルト2ロング」とよばれる製品を使用しているのですが,こちらはタープにも使えるようにと底が開くタイプです。なので,通常はフロアの部分を細いヒモで閉じ合わせて使用します。

2016-02-16

お知らせ:ラボ関連

いつも当ブログを訪れて頂きまして,感謝致します。

最近はラボ関連のニュースがすっかり滞っています。

ラボ関連につきましては,Facebookにてポツリポツリと配信しておりますので,興味がある方はこちらをご覧くださいませ。

今後,このブログではより個人的なことを発信するつもりです。まあ,ここ最近の話題は,山のことばかりで超個人的な事柄ですよね。。。

以前は,もう少しコンピュータ関連の話題も書いてきましたが,マックのアップデートもなく,僕的には Scrivener と Papers での仕事に大変満足しております。

なので,なかなか話題となるような出来事に巡りあいません。これだというモノがあらわれたら,また,取り上げていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。



2016-02-15

雲取山でのテント泊はそれなりに寒かった

鴨沢からのアプローチ。雲取山を目指して。
いつもというわけではないのですが,ソロキャンプに無性に行きたくなるときがあります。今回は,東京都の最高峰である雲取山に向かいました。僕にとってはじめての山であり,また,久々の雪山でした。

2016-01-06

謹賀新年 2016

皆さんの新年はいかがでしたでしょうか?

年末,柔術の練習で目の上を切ってしまい,その2日後に,肩鎖関節の靭帯を痛めての柔術納めとなりました。

30日の夜は寝返りも打てずに,うんうん唸っておりました。寝返りが打てないので,今度は腰痛がひどくなり,おまけに風邪も引いてしまいました。。。

かようなわけで,2016年は散々の幕開けとなりました。なので,晴れているのにもかかわらず,心は沈んだままでした。こういうときには無理に元気になろうとせずに鬱々としながら論文につけるカバーレターを書いていました。

しかし,今,お風呂に入って,重要なことを忘れていたのに気付きました。それは去年の8月13日に起きたことでした。

2015年の個人的な最大の収穫として「ありのままに受け入れること」でした。

良い思いも,悪い思いも,繋ぎ止めておくことはできません。ならばすぐに手放すことが重要です。このような大きな気付きを得られたのにも関わらず,忙しさにかまけて「心のありよう」をついつい忘れてしまいました。

肯定的な感情でも思いが強すぎると,「今を生きる」ことができなくなります。過去におきたこと,未来に起こるかもしれないことに,とらわれ過ぎると,今を生きることができなくなります。また,多くの悩みも「過去」と「未来」にあるのも事実です。

全ての思いを繋ぎとめようとはせずに,解放することで,心は軽くなります。

とりとめもない話となりましたが,今年もよろしくお願いします。