2016-12-09

シオタ君と鳥平にいった話

Monash大学 (オーストラリア)の Trevor Lithgow Labにて外膜タンパク質の輸送の研究している塩田拓也君がラボに遊びに来てくれました。

ちょうど分子生物学会が横浜で開催されていたので,僕のラボに遊びに来てくれたのですが,塩田君にお会いするのは今回が初めてでした。


さて,塩田君がどういう目的で僕のラボにくるのか解らなかったので,最初はお互いに「どもどもども」みたいな感じで,しかし,10分ぐらいですべての会話が終わってしまいました。

まあ男同士の会話は短いほうが良いですよね。

ここで,「はい,さようなら」というのもアレなので,大学からすぐ近くにある鳥平に行場所を移しました。メンバーは塩田君,桑江先生,僕でした。ホッピーとともに,塩田君のエンジンも徐々に点火していき,たくさん食べて飲んで大いに語らいました。

大阪箕面の出身らしく,ツッコミも最高の野郎でした。久々に元気な若手研究者を見て圧倒されつつも,ブラジリアン柔術なら負けねえ,,,と思っていました。

塩田君は目尻に切った後があり,首も太いので総合格闘技か何かやっているのかな?と思ったら,学生時代にアメフトで眼底骨折したらしいです。やっぱ研究者は丈夫なほうが良いですよね。。。

「研究者にとって論文は名刺だ」という名言を残して,恵比寿駅方面に去っていきましたが,旧北里研究所時代の事務長もこの飲み会に参入して,後半は一気に加速しました。

僕は「シオダ」で検索したので,「あれ,業績ないじゃん!」と思っていたのですが,「シオタ」で検索したら,「サイエンス」がありました。

たくさん食べますが業績もすごかったです(笑)研究内容はココに詳しいです。無骨にみえて,ミトコンドリア輸送系の研究も行っており,マルチプレイヤーとしての片鱗も見え隠れしてました。あなどれないですね。。。

当分,オーストラリアにいるそうですが,もし日本で塩田君を見かけたら,大好物の「キュウリ」(注)をご馳走してやって下さい。

豪快で,ほんとに良い奴です。

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(注) 塩田君の唯一の弱点は「キュウリ」なのです。ごめんなさいね。。。
はじめてお会いしたのに彼の懐に飛び込む力は,すごいなあと思いました。コミュニケーション能力の高さとオフェンス力の強さを体感したとりへいでの一夜でした。今後の塩田君の益々のご発展を祈念します。そして,是非とも細菌学の世界で活躍してほしいと思います。