2012-05-09

トライフォース: 柔術

1年前の今頃,僕はトライフォース青山(TFA)に出稽古に来ていました。
そして出稽古の期間が切れる2ヶ月後にKrazy Bee (KB)をやめてTFAに移籍しました。移籍した最大の理由は,どっぷりと柔術にハマりたかったからです。お世話になったKBをやめるのはつらい体験でしたが「柔術で強くなること」を目指して,TFA所属となりました。

この1年の間にも,強くなったり,怪我をしたり,色々なことがありました。新しい仲間とも知り合いになれて,辛かった時期に,石川先生やジムの仲間から,エネルギーを分けてもらいました。

思えば大学からただ近い,というだけでKB (当時はKiller Beeでした)に入ったことが奇跡でした。当時は格闘技のこともあまり知らずに,マシントレーニングよりは格闘技のほうがメタボ対策にはいいんじゃないか!ということでKBに入ったのです。

昼休みにジムにいくと,当時,Aさんが住み込みでジムにいました。素人でも大丈夫ですか?という僕の質問に「大丈夫です」と答えてくれました。そこで,Aさんに技をかけて下さいとお願いしたのです。僕は格闘技を知らなかったので,どんなものか,確認する必要があったのです。Aさん的には「ああ,変なオヤジがきたなー。めんどくせえなあ」という雰囲気を醸し出しつつ,懐に入ってきました。手が引っ張られたと思った瞬間,Aさんの足が僕の首に絡み付いて,やばいと思いました。これが僕の三角絞め,初体験です。

しかし,当時はジムが嫌いでした。行く日は,必ず下痢しました。家に帰るのがやっとで,床にへたり込んだまま,朝を迎えたこともありました。晩ゴハンは喉も通らず,半年で7キロ痩せました。オートマティックにメタボから解放されたときには,何か不思議な感じがしました。やられる一方のジムの日々が続きました。上四方固めでもタップしたかったのですが,それではカッコがつかないので,はやくタップできる関節技をかけてくれ!と思っていたのです。

僕はそんな最低のレベルから柔術をはじめたので,今ではすごく好きになってしまいました。

何かを自分の意志ではじめたのに「やっぱ嫌い」になる時があります。自分には合わない,自分には向いていない,こわくて下痢をしてしまうとか,ジムがあるエレベーターのボタン押せないとか,縄跳び5分間できないとか,嫌いな理由のオンパレードが続きます。

でも,はじめのうちは「嫌い」ぐらいのほうが良いのではないでしょうか。自分には見当のつかない凄すぎるレベルを狙っているぐらいに思えば,「嫌い」というサインの許容範囲は少しだけ大きくなるかと思います。

TFAでやっと1年です。2ヶ月の出稽古期間は,誰にも負けられない(実際にはボコられましたが。。。)という思いで必死でした。僕にとっては,あっという間の1年ではなく,ずっしりとした1年でした。これからも濃ゆい生活を送ります!