2010-08-31

コアタイムを2つにわける

最近、ブログが更新できていないのは、おそらく早寝早起きのせいです。現在、夜の9時前ですが眠いです。


早起きが良いと思うのは、ランチをはさんで時間帯を大きく二分できるからだと思います。つまり午前中にもある程度まとまった仕事ができて、ランチでリフレッシュして、午後には別の懸案に集中する事が可能となります。
以前は、午前中の時間は少なく、少ないからメールの返信でもしようかなという事になり、そのまま雑用モードで午後に突入してしまいました。今は午前中の時間をどっぷりつかえるので、雑用は3-4時以降に回し、午前中と午後にそれぞれ4-5時間のコアタイムを作る事が可能となりました。


何でこんな事に気がつかなかったのだろうと思うこの頃です。
ただしどんなに遅くとも7時には仕事を終わらせるようにします。12時間以上の労働はしない、それよりも時間を有効に使い、家族との会話を楽しむようにしました。

ということで、本日2連続でブログの更新でした。お休みなさい。

気分はもうePub

AppleのPagesというワープロソフトがアップデートされた。今回のウリはなんといっても,ePub。つまり自分で書いたモノが,なんなく電子化されるということである。

そこで,以前書いたブログをePubフォーマットでエクスポートして,iBooksで閲覧してみた。

するとどうだろうか,駄文もそれらしく見えてしまう。日本語フォントはまだまだいけてないが,英語フォントは文書スタイルにあわせて,随時変更も可能だ。フォントサイズの変更や内部検索も機能している。

ということで,来週の講演内容はePubで書き出して,iPadで確認することにした。個人レベルの出版も加速される日が近いのでは。ちょっとだけ,すごいことになったと思う。

2010-08-19

正当なリベンジ

夏休み期間中は早寝早起きでした。その習慣を捨ててしまうのは、もったいないと思いました。そこで仕事に戻ってもこの習慣を維持しようと決意して、6-7時頃にはラボで仕事を開始するようにしました。

そのかわり夕方6-7時にはラボを切り上げ、晩御飯を食べたあとにラボに戻らないことも決意しました。コンスタントに仕事をこなすことを主眼として、体調管理を行っていきたいと思います。学生さんだって、ずっと私がラボにいるよりは落ち着くはずです(笑)。

このような習慣に自然と移行したのは、ベジタリアンっぽい生活をしているからかも知れません。夜の10時を過ぎると起きているのが、困難。家に帰って家族で晩御飯を楽しんで、お風呂に入っておしまい。規則正しい生活を続け、農作物を育てるような感じで、仕事に取り組んで行こうと思います。

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肋骨が折れてしばらく経ちますが、最近やっと腕立て伏せができるようになりました。しかし、上半身の運動をほとんどしていなかったので、辛いです。T君とスパーリングしている時に骨をおりました。復帰したらT君にリベンジです。復帰後、いきなり勝つことはできないでしょう。でも、そこそこ粘りたいですね。もしT君が私に楽勝したら、これまでの2ヶ月に罪悪感を感じることでしょう。でも、私がそこそこ粘れたら、お互いに失わなかった2ヶ月となるはず。それがT君に対する私の正当なリベンジです。

2010-08-15

意識のありよう

本日は北里大学正門前から清正公通りを抜けて、医科研、プラチナ通りを回って大学に戻るコースを新規開拓しました。2周回って約6キロの距離で、コンディショニングにほどよいメニューです。
普段は総合格闘技で汗を流しておりますが、実はランニングも楽しくなってきました。それは相手と向き合うものではなく、走っている中心に自分があるからです。五感をフルに使って、呼吸や足の裏を意識して走ることは精神面のメンテナンスに重要だと思いました。
やらなければならない雑事が多過ぎると、ありもしない不安でストレスに晒される事になります。人間の悩みのほとんどは現在ではなく、おこるかどうかわからない未来のことであったり、おこってしまった過去の事であったりします。
過去から学び、未来に対してきちんと向き合えるのが人間の醍醐味だと思うのですが、どうも考えすぎて「現在」にフォーカスがあってないのが、現代人の特徴かも知れませんね。
ということでランニング中は、呼吸、姿勢、目線、足の裏、膝の状態などに意識が集中しますから、あれこれ思い煩っている自分が、「現在」の自分に戻ってくることができるのです。意識があっても、身体がなければ、我々は物理的に行動できませんから、ストレス発散のためにも、「意識を現在に置いておくこと」、そのためのランニングを楽しんでいます。

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追記: 東大医科研コースは高低差もあって,心肺機能の強化によいかも。

Google マップ URL: http://maps.google.co.jp/?q=http://share.abvio.com/3bb1/5a30/4c42/a011/Runmeter-Run-20100815-1833.kml
短縮 Google マップ URL: http://j.mp/cz7PBn
スタート: 2010/08/15 18:33:07
ランタイム: 30:43
停止時間 : 0:08
距離 : 5.95 km
平均 : 5:10 /km
最高ペース : 4:00 /km
登り : 37 メートル
カロリー : 387

2010-08-14

30年前の記憶


昨日,高校時代に同じ山岳部に所属していたO君と久々にお会いしました(写真右から2人目)。そのときに山行の思い出深い画像を頂きました。つい先日,甲子山系の山行について語りましたが,O君も一緒でした。冬の安達太良山に登ってブリザードのなかで道に迷ったときも,O君と2人での山行でした。

この画像は,山形と福島の県境にある飯豊連峰に出かけたときの様子です。初めての本格的な縦走で,しんどかったのを覚えています。下山したらコーラをたくさん飲んでやる! そんなことをずっと思いながら,まわりの風景を見る余裕もなく,登り続けたのを覚えています。私は山岳部に1年しか所属していませんでしたが,O君は3年間登り続け山岳部の部長として,後輩の指導にあたりました。私は大学に入ってから単独行で山に行くようになりました。O君とは高校を卒業してからも連絡を取り合い,飯豊連峰を再びアタックしたのを覚えています。石転び沢を直登し,彼の強靱な体力はまったく衰えていなかったのを覚えています。

O君とビールを片手に,30年前の記憶をふらふらと辿っていきました。
さて,私はどこにいるでしょうか? 正解は,








右から5人目でした。

2010-08-13

充電完了!



夏期休暇も本日で最終日。家族で思う存分,休暇を楽しみました。
今回は,高校時代にお世話になった甲子山付近にも訪れることができました。甲子山に登ったのはかれこれ30年以上も前の高校時代です。ちょうど甲子温泉大黒屋さんを下ったところが登山口でした。頂上の風景は覚えていませんが,帰り際に雪の斜面をピッケルを使用しグリセードで降りたら,山岳部顧問の先生に「おまえらには,グリセードはまだはやい!」「もう一度頂上まで登って,降りなおしてこい」と怒られたのを覚えています。
登山口付近を散策し,それから,大黒屋さんの源泉掛け流しの温泉に入りました。水深1.2 mもある不思議な湯治場でした。しかも単純鉱泉で透明度が高いので,何か水槽に入れられた魚のような感じがしました。

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また,娘の希望で近所にキャンプに行きました。この年になって,再度,登山用品を出すとは思っていませんでした。何故なら結婚するときに,山は登らないと約束したからです。20年以上前にしまったピーク1ストーブが,やはり当時の燃料で一発着火したのは感動でした。それからノースフェイスのテントVE-23も久々に出しました。出発前日に全ての山行備品にチェックを入れて足りないものは購入しました。こういった備品の手入れとかも山行の楽しみだったなあとしみじみ思いました。ほとんどが単独行でしたが,今は家族ができて,テントに寝泊まりするのは有り難く,そして不思議な感じがしました。

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さてさて休暇中はハーフマラソンを含めて40キロ以上を走ったことになりますが,フルマラソンの距離は,まだまだ未知の領域です。とりあえず30キロランに向かって時間をかけて調整し,その後にフルマラソンにせまりたいと思います。肋骨が完治する頃には,心肺機能は確実に進化していることでしょう。総合格闘技のジムに戻っても,はじめからフルスパーリングが可能なはずです。スパーリングに戻るには,上半身の強化も多少必要かも知れませんが,あとはやるだけです。
ということで,強くなってラボに戻れることに感謝です。月末は細菌学・若手コロッセウムで,9月にはあわじフォーラムです。ラボのスタッフ,学生さんに感謝です!



第4回細菌学・若手コロッセウム:アップデート

第4回細菌学・若手コロッセウムのアップデートを行いました。

発表形式,招待演者,アクセス等の詳細をご覧頂けます。
22グループ,50名以上の参加者となりました。

以上,細菌学・若手コロッセウムのウエブ管理人からの連絡です。

2010-08-10

夏期休暇

駅前は用水路が流れるのどかな風景でした。
先週,学内学会であるバイオサイエンスフォーラムと北里微生物アカデミーが十和田にて開催されました。学会が終わった後,実家の福島にて夏期休暇を頂いております。2010年も折り返し地点をとっくに過ぎましたが,なんとかここまでこれたのも,スタッフと学生さんの協力があったからだと思います。ありがとうございます。

さてさて私の夏期休暇は,ほぼ毎日のスケジュールが決まっています。毎朝,近所を走ったあとに,メールの返信,現在すすめている総説(しかも連載)の執筆などを行います。これを午前中の時間帯に割り当て,午後からは家族と過ごします。午前中は仕事で,午後からは休暇を満喫しています。

最近,肋骨を痛めてしまい,心肺機能を維持するためにランニングをはじめたのですが,ジムのKさんに「どうせ走るのなら東京マラソンに出れば良いじゃないですか」と言われ,今の現状では到達できないような目標が欲しいと思い,東京マラソンにエントリーしました。しかし,がむしゃらに走ってもフルマラソンはこなせないと思い,小出監督の「マラソンは毎日走っても完走できない」と,中野ジェームズ修一氏の「ランニングの作法」の2冊を購入して,体力作りを一から学ぶことにしました。この2冊はベストな選択であったと思います。シューズの選択からはじまって,ストレッチの方法,フルマラソンまでのメニュー作りと詳細に解説されています。フルマラソンをはじめる方は,この2冊から如何でしょうか。

ということで,RunmeterというiPhoneアプリで毎日の走行距離を管理し,先日はついにハーフマラソンの距離を実際に走ってみました。完走できたのでハーフマラソンには出られるという自信がつきました。まあしかし15キロぐらいからぐだぐだでしたので,ペースをもう少し落としてコンスタントに走れるようにしたいと思います。また,マメができやすい箇所を発見。10キロのランニングでは解らなかった弱点です。マメ対策には5本指の靴下が良いと思いました。最近ではランニング用の靴下もたくさんあるので,侮れないです。

Runmeterは10分ごとや1キロごとにペースを教えてくれるので,10分間をジョギングにあて,1キロは速いペースで心肺機能に負荷をかけるといったトレーニングを容易にしてくれます。何処までも続く農道を走れるのは有り難いです。iPhoneのマップで現在地点を確認できますから,色々なルートの発見が可能です。

抽選にあたらなければ東京マラソンには出られませんが,当たってからではフルマラソンの体力作りは無理。走るというトレーニングは今まで嫌いなほうでしたが,怪我をしてから走るのが楽しくなりました。早寝早起きで体調管理をきちんと行いながら,休暇を過ごしています。また,こういった生活を日々のなかで実現していきたいと思います。ありがとうランニング。奥が深いぜランニング!

甲子山の登山口付近にあった大黒屋温泉は,いつの間にかリニューアルされてました。甲子山に登ったのはかれこれ30年前で,その当時は砂防ダムもありませんでした。その砂防ダムも,もう土砂でいっぱいになっています。ダムができる前は小さな沢でしたが,そこにテントを設営して朝からアタックしました。沢を流れる水の音が気になって眠れなかったのを覚えています。

じっくり,ゆっくり,読んでいます。

実家では寺子屋時代の机を愛用しています。ミニマムな環境で正座してマックに向かいます。

毎朝,大自然を満喫しています。ほぼ4キロの周回コースです。


十代の頃はつまらなかった風景も,今では貴重です。