2011-12-02

体幹力を上げるコアトレーニング

という本を購入しました。読んでそのまんまで,体幹力を上げる指南書です。メニューは,初級,中級,上級と分かれています。30分ぐらいでひと通りのステップが終わるようになっています。特に,本書のストレッチメニューはイチオシです。数分で終わるので,僕は朝起きて猫のようにストレッチしています。あと寝るときもストレッチ。

コアトレーニングの良いところは,体の奥から感じる独特なプルプル感です。最初はバランス感覚がない,と実感します。さらに左右どちらかに偏って筋肉がついていることが,実感できます。このトレーニングを始めた当初は,バランスが取れなくて,体がプルプルと震えます。このプルプル感は筋肉系と神経系がファインチューニングを必死で取ろうという表れなので,感謝です。こんなことを書くと,長い間,このトレーニングを実践しているように思われますが,まだ2週間も経っておりません。しかし,上田の長い冬をインドアで過ごすためには,面白いメニューかなと思いました。もちろんブラジリアン柔術の補強にも使えると思います。ていうか,これで使えない運動は,僕にとってほとんど意味がありません。

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あと,草食系オヤジを極めるべく,基本玄米です。玄米の良いところは,どんなにドカ食いしても太らないということです。玄米の他に,油揚げ,野菜ぐらいしか取りません。ランチは職員食堂でとるので麺系です。玄米>麺>玄米が僕の食生活です(こんなことを書きつつ,ランチにドライカレーを食べてしまいましたが)。
バランスの良い食事は推奨されますが,ある程度の飢餓状態のほうが,日本人にとっては良い感じがします。日本人の腸管(腸内細菌叢)は長い時間をかけて,低タンパク質環境に適応してきたのですから,このへんのことも食生活に反映させるべきでしょう。

多数決の論理で言えば,人間という「からだ」は細菌類で構成されていることになります。人間の細胞数は60兆個ぐらいで,一方,腸内細菌叢は100兆個で構成されております。この100兆個の細菌どもに好き勝手に餌を与えるのは得策ではありません。敢えて飢餓状態で腸内細菌を飼って,サバイバルに強い細菌のみ,僕の体に残ってもらうことにしました。特に砂糖は,細菌にとって手っ取り早い炭素源になるので,僕は極力とらないようにしています。そして腸に住んでいる細菌に,家賃としてアミノ酸を作ってもらいます。現にコリネバクテリウム属細菌を利用して,多くのアミノ酸が工業的に生産されています。腸内細菌がバランスよくアミノ酸を作ってくれれば,タンパク質は食物からとらなくても良いことになります。

多分に妄想が入っておりますが,草食系オヤジを極めて行こうと思います。