2009-04-20

ブラジリアン剛術

先週,出稽古にてREDIPS川口まで一人で遠征。
このジムのインストラクターは小野瀬先生。ブラジリアン柔術の黒帯でスパイダーガードの名手。私もスパイダーガードでジム生に挑みましたがあっけなく潰されました。スパイダーガードの攻略方法もしっかりと練習しているようで,さすが小野瀬先生のジムだと思いました。何事も自分の師が存在するのはありがたいものです。

スパーリングでは同じ色帯の相手にポイントもたくさん取られました。一方的に防戦というパターンが多かったのですが,力ずくで一本負けをしのぎました。紫帯の方にはばんばんやられましたが。。。腕十字に入ったときもブリッジを思い切りして,その反動で自分の肩が浮いたときに,体を反転させ何とか肘関節の位置をずらしてエスケープに成功しました。洗練された技ではありませんが,一本負けはしたくはないので。。。負けは負けですが,以前と比べて一本負けが減ったように感じます。

私の通っているジムは打撃系が中心のように思っている方がいるかもしれませんが,実は寝技・関節技の基礎はじっくりやっているほうだと思います。腕十字,三角締め,ニーオンザベリー,足をとってのパス,逆サイドへのパス,これらを100−150回ぐらいしてから,実際の技の指導に入ります。しかも丁寧にやらないと意味がないので,反復練習はフィジカルなトレーニングにも繋がります。俺的にはここで終わっても良いぐらいの感じです。家に帰るころにはフラフラで体中にきしみを感じつつ,眠りにつくというのが何とも贅沢な時間だと思っています。柔を活かすには力も重要です。ということでスパーリングはなるべく10本以上するようにしています。力がなくなってもスパーリングをして,体に残っている全部の力を振り絞ってから練習を終わるようにしています。

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1週間前の自分の実力と,現在の実力はほとんど変わりませんが,1年前の自分と今の自分が対戦したら圧倒的に今の自分が勝ちます。そういったある程度のスパンで自分の成長を確認しながら,仲間と強くなっていく感覚が好きですね。

自分より強い奴はたくさんいる。
しかし,何かを成し遂げるために自分が向上している,その事実のほうが重要だと思います。