2012-11-25

編集者: 第3者の視点

現在,感染症関連の本を執筆しています。15万字で24章ぐらいで構成されるので,1章は6250文字となります。これをScrivenerというエディターで書いています。総説依頼の場合には,大体7000字ぐらいですから,24本の総説を一度にまとめてだす気分でしょうか。

Scrivenerについては,これまで何度か取り上げました。章ごとに構成が可能であること,文字数を章にわけてカウントしてくれる機能など,このソフトなしには文章が書けなくなってしまいました。

しかしこのソフトがあれば,コンスタントに書けるのかというと,そうでもありません。今になって,書き続ける体力は重要である,と実感しています。

コンスタントに書き進める上で,僕が実感したのは,

1 午前中の時間が最も大切
2 48分(仕事),12分(休息)のインターバルを守る
3 午後2時以降は,他の仕事に専念する
4 メールは朝からチェックしない
5 1週間で1章を終わらせる
6 イラストはぶっ通しで終わらせる

です。

村上春樹氏のように,長距離ランナーとしてのモノを書く姿勢に,憧れます。