2012-06-15

大学院中間報告会


本日,大学院(修士2年)の中間報告会がありました。年度末に開催される修士論文発表会に備えるために企画された,プレ発表会であります。

僕も反省すべきなのですが,今回は質問が少なかったと思います。指導教官のいる前で,あまりに突っ込むと「指導不足でしょう」と言っているみたいで嫌だな,という遠慮があるのかもしれません。まあでも,そこを敢えて突っ込むのが研究者のスタンスだと思います。本番では全開で行きます! それと学生さんの質問が少なかったです。いっそのこと中間報告会は,学生主体で開催して,スタッフは引っ込んでいるほうが良いのかな?と思いました。そういった提案もしてみます。

さて僕なりに議事録を作成してみました。

1 最後の「まとめ」は,文章でダラダラと書かない。誰も読みません。ざっくりとイラストや図式を使ってまとめるべし。

2 RT-PCRでデータ間の有意差をとるのは良いのですが,タンパク質レベルで本当に有意差があるのか?について,ELISAやウエスタンでおさえておいたほうが良いでしょう。まだ時間があるので,頑張ってみてください。

3 何度か実験を繰り返して,統計処理を行いましょう。

4 プレゼン資料はすごく良かったです。ただし下を見て,プレゼンするのはやめましょう。

5 やっていないことは,やっていないと,きちんと言いましょう。弁解しても質問者をイラッとさせるだけです。あと質問者の話をカットインして答えるのは,厳禁です(研究者にありがちなパターンですが)。

本番まで時間があるので,今日の反省点を明日に繋げて行きましょう。