2013-11-24

モノを書く環境と観葉植物

気がつけば,2013年もそろそろ終わりに近づいておりますね。
今年はどういった進歩があったのだろうと思うと,心拍数がはやくなったりします。それでも,まるまる2年間,書き続けてきた参考書の目処がついて,ほっとしております。

15万〜20万字の執筆作業に必要なのは,ひたすら体力だ! ということも実感しました。また,15万〜20万字の世界に耐えうるためのシステム構築も重要でした。

通常の総説なら 6000~8000字ぐらいですから,マイクロソフト・ワードでも何とかなります。しかし,これの10~20倍のスケールになると,ワードでは極端に不安定になります。さらに,論文や各種資料との関連付けもワードでは,できません。多くの資料を体系化しつつ,それでいて,安定なソフトウエアが必要でした。

そこで目をつけたのが,このブログで何度も取り上げたScrivenerという多機能エディターです。今ではこのソフトで,ほとんどの執筆・報告書・論文をすませています。これさえあれば,どんなに長い文章を書いても落ちることはありませんし,文字変換でモタモタすることもありません。全ての研究者にオススメします。

あと,大切なのは,モノを書く環境かなーと思いました。執筆中は集中したいので,Boseのノイズキャンセリングヘッドフォンを使用しています。一方,イラレで作画するときは,音楽を流しています。

*****

僕は土日もラボにきて,多くの時間をここで,過ごしています。週末の午前中は仕事がもっとも進む時間帯です。自宅からラボまで歩いて数分ですし,午前中に仕事をすませ,午後は自分の時間として,過ごしています。これが僕にとって,ストレスが一番少ないやり方です。

なので「ラボ=きちんとした職場」というよりは,自分の好きな空間として,とらえています。他人から見れば,参考書のわきにバガボンドがあったり松井冬子の画集があったりと,雑多な空間です。。。さらに,植物も他の先生方と比べると,多いほうかもしれません。

昨日,植物を買い足しました。ペペロミア・ジェイドという観葉植物です。基本的に,肉厚な葉っぱの植物が好きです。砂漠に生えているような植物もいいですね。少し落ち着いたら,砂漠にもいってみたいです。

とりとめもないので,このへんで。良い週末をお過ごしくださ〜い。

執筆の友 - ノイズキャンセリングヘッドホン。

新たに仲間入りしたペペロミア・ジェイド。ピカピカした丸い葉っぱがいい感じです。

Caepe Diemの見事なコウモリランに惹かれ購入したもの。少しずつ大きくなっています。

某先生が退官されるときに捨ててしまったラン。それを拾って 13年になります。