2019-07-29

はじめての台北旅行: 九份の帰りにUber (ウーバー) を使用してみた

 週末に台湾の台北にいきました。そしてベタな観光地である九份を訪れました。週末もあって,こんなに人がいるのか?と思うぐらいに混んでました。混雑しているので帰りの交通機関がすごく心配になりました。

昼に行くのかよwww ベタな九份です。


 しかし結果的に,それだけ Uber を利用している人も多いわけで,九份で車を呼んでから2分ぐらいでつかまえることができました。はじめての台湾ですが,便利だと思ったスマホアプリについてご紹介したいと思います。



1. 何はなくても FLEXIROAM

これまでは訪れる国ごとに使い切りSIMをiPhone7に入れて使用していたのですが,今回は FLEXIROAM というSIMを利用しました。

今回,台湾旅行で利用した FLEXIROAM


 このSIMのユニークな点は,iPhoneアプリで訪問する国ごとに容量をチャージできることです。また値段的にもリーズナブルです。今回は台湾 1 GB プランを購入したのですが,2泊3日で 150 MB しか消費しませんでした。
 写真にあるように中華電信というキャリアに繋がっております。今回のメインの観光地であった九份でも安定に接続されました。

iPhoneアプリのFlexiroamXでその都度,容量を確認できるのも◎


 当初,1 GB は少ないんじゃないかと思いましたがそんなことはありませんでした。ホテルや観光地のレストランでは当たり前のようにwifiが普及しているので,データ消費量が少なかったのかも,,,このSIMで一番便利だと思ったのは,上記のようにデータ消費量をアプリで確認できることです。これまでの使い切りSIMだとデータ消費量のチェックが簡単にできないので,これだけでもこのSIMを利用するメリットがあると思います。150カ国に対応なので,当分はこのSIMを使いたいと思います。

2. エバー航空はスマホアプリでオンラインチェックインを済ませておく

今回,エバー航空を使用しました。EVA mobile という iPhone アプリからオンラインチェックインをすることが可能です。これがとても便利でした。

EVA mobileでオンラインチェックインが可能

 オンラインでチェックインすることで,機内持ち込みの荷物だけなら,直接,空港の保安検査場に行くことが可能です。iPhone ユーザーなら Passbook/Wallet にボーディングパスを登録が可能です。これの良い点は,ゲートが変わったときなどリアルタイムに反映されることです。

Passbook/Walletに追加されたボーディングパスは,ゲートNo.などが変更されるとその都度,反映されるので便利。


 今回は夏休み期間のためにチェックインカウンターがすごく混雑しておりました。二泊程度なら手荷物を預けないで,直接,保安検査場に行くことができるオンラインチェックインがオススメです。

3 地下鉄・バスに乗るなら悠遊カードがオススメ

日本のスイカみたいなカードです。地下鉄以外にもバスや空港レストランとかでも利用可能です。台湾桃園国際空港で台北地下鉄(MRT)を利用する場合,改札付近で販売されております。

旅の手帖と悠遊カード

 帰りの空港レストランで店員さんに「How much is the balance?」とたずねると,残金の確認が可能です。ただし空港のお土産屋さんでは使えませんでした。僕の場合,飛行機の待ち合わせ時間にこのカードで「牛肉麵」を購入し,財布にあった小銭は空港内の自販機にて利用しました。

4. 何はなくても Uber (ウーバー) アプリを入れておく

今回は,ベタな観光地である「九份」にいくという目的がありました。ところがインターネットで調べてみると,九份からの帰りにはUberを使えないとうコンテンツが多かったのが,とても気になりました。しかし結果的に,台北市内と同じように配車してすぐに来てくれました。

iPhoneアプリUberのスクショ。このときは故宮博物館に行きました。行き先がマップで確認できるので安心です。また,ドライバーとの金銭のやりとりもなく便利です。

 九份の週末は観光客でにぎわいますから,それだけUberの利用者も多く助かりました。逆に平日はつかまえることができないかもしれませんが,そのときはバスを使うことで解決できると思います。週末の九份は,ものすごい人で溢れかえっておりますので,そんなときは逆にUberをつかまえやすいのかもしれません。
 Uberではクレジットカードによる決済なので現金のやりとりもなく便利です。また,タクシーのように遠回りされたりすることもありません。今回は,故宮博物館,九份への往復と計3台を利用しましたが,運転手さんも親切で安心しました。

 あと,アカウント写真はドライバーに拾ってもらうために,わかりやすい写真が無難です。

注記: メールで届く請求額には以下のような情報が書かれていおります。

「Uber でレンタカーの利用申込を続行するには、Uber アプリで [ヘルプ] セクションに移動し、[アカウントとお支払いオプション] > [国民 ID の送信] を選択して、国民 ID 番号またはパスポート番号を入力してください。この情報の送信を求められるのは一度だけです。送信した国民 ID は、今後の台湾国内でのレンタカー利用申込のため、自動的に保存されます。皆様の個人情報は、Uber 個人情報保護方針により保護されます。」

とても便利なのですが,パスポート番号の入力とかしたくない方には不向きかもしれません。

5. ホテルのデポジットについて (番外編)

台北でホテルにチェックインするときに,クレジットカードを提示して,ある程度の金額がデポジットされます。「あれ,予めインターネットを通して金額を払ったのに。。。」と不安になるかもしれませんが,これは「保証金」みたいなもので,何も使わなければチェックアウト時に取り消されます。なので,二重請求ではないのでご安心を。

【まとめ】

今回,はじめて台湾に行きましたが人々がとても親切で,リラックスしたなかで観光を楽しむことができました。日本円を持っていきましたが,実際に使用したのはクレジットカードによる ATM からの引き出しでした。
 また今回の旅行で,スマホはパスポートと同じように重要なアイテムであるということを強く感じました。帰りのフライトもスマホアプリでチェックインしてそのチケット情報をPassbook / Walletに保管することが可能でした。台湾の空港は日本以上に混雑していたので,オンラインチェックインの恩恵を感じることができました。ただし,成田空港の検査官がエバー航空のこのシステムに慣れてなくて上とのやりとりがありました(2分程度でしたが)。一方,お膝元の台湾ではスムーズに検査場を通ることができました。それでもスマホのトラブルに備えて,紙媒体のe-チケットを持参しておいたほうが良いと思います。
 海外旅行ではスマホの依存度がとても高いので,バッテリーパック,予備のケーブルなども常に持ち歩いてました。まあでも,二泊で効率的に観光するのではなく,もう少しゆっくり滞在したいと思った台湾でした。また訪れたいと思います。

 それではよい旅を!


注)ここでの内容が原因となって何らかの不利益や損害が生じた場合でも管理人は一切その責任を負いかねますので,あらかじめご了承ください。