2012-07-05

分子細菌学特別講義

坂の上に,東大医科研があります。昔は伝染病研究所という名称でよばれていました。初代所長は北里柴三郎でした。この伝染病研究所が当時の厚生労働省から文部科学省に移管されたことに憤慨し,北里は職を辞したのです(ワクチン等の公益活動ができなくなるので)。そして,伝染研からそう遠くない福沢諭吉の所有地を譲り受けて,北里研究所を設立しました。これが現在の北里大学のルーツです。大学も大きくなり,感染症研究を行なっているスタッフはマイノリティーになりつつありますが,源流は感染制御にあるのです。

ということで分子細菌学の特別講義に,東大医科研 感染症国際研究センター・細菌学分野の三室仁美先生をお招きしました。三室先生は笹川先生から独立されて,あらたに研究室を立ち上げられました。講義内容は,赤痢菌とピロリ菌について,急性・慢性炎症の観点から両細菌の感染現象を切り取る視点が,とても新鮮でした。修士の学生さんからも活発な質問があって,僕はほっとしました。


三室先生のラボでは大学院生を募集しております。イチオシですので,感染症に興味がある学生さんはいかがでしょうか? あ,僕のラボもいい感じですので,坂の↑↓を行ったり来たりして見学に来て下さい!

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講義が終わった後,広尾にあるメキシコ料理・サルシータで,三室先生,桑江講師の3人で,お食事をしました。三室先生のラボ開設のお祝いも兼ねてラ ボテーリャ デ ビーノをポルファボールしました。桑江君の選んだ赤はアタリで,もう一回飲みたい気分です。笹川門下生の三室先生,桑江講師に囲まれ,僕は贅沢な一夜を過ごすことができました。そして,最後のシメは日本人らしくワタミでハイボールでした。


三室先生の今後の益々のご発展をお祈り致します!




夏といえばフローズンのマルガリータでしょう。しかもイチゴ(笑)。