今回,とある出版社から,専門書の執筆依頼がありました。ありがとうございます! これまで,総説の場合には書くための手段として,ワードでどうにかなってきました。総説は多くても10,000万字ぐらいの世界です。ところが専門書になると10-15万字ぐらいで,原稿用紙250-375枚の世界。「章立て」を行うと30ぐらいのセクションに分割されます。当初はそれぞれのセクションを,コンピュータ上のフォルダーで分割して執筆していたのですが,各章のコンテクストを確認しながら書き続けることが,とても億劫になってきました。また,関連資料はエバーノートに入れておいたのですが,各章ごとに資料をまとめておくエネルギーもなくなってきました。
2012-02-25
2012-02-12
冬のメンテナンス:上田市の山々
昨日は,チビの誕生日パーティーとなるはずでしたが,なんとインフルエンザに罹患してしまいました。。。友達も招待するはずだったので,冷蔵庫は食材でいっぱいです。ビールをおくスペースがありません(笑)。板藍根という漢方を飲んで,なんとか平熱にもどったので,一安心です。
チビが寝ているので,虚空蔵山にでかけました。Runmeterを起動して,自転車でしばらく走って,虚空蔵山ふもとの神社につきました。サイクリングパンツに防水パンツを重ね着して,パックのなかにいれておいた登山靴にはきかえて,虚空蔵山をめざしました。山道に入ってからは,DIY GPSを起動して,マップを確認しながら登りました。
山道を登って1時間ほどで,兎峰に辿り着きました。思ったより峰が険しく,高度感があります。上田市を一望できる素晴らしい眺めです。それから虚空蔵山に登って一休みをして,下山しました。
帰り際に,バイパスわきに設置された温度計をみると,マイナス1度でした。どうりで顔面が冷え切ってしまうわけです。冬場は自転車で登られる峠道が,ほとんど閉鎖されてしまいます。自転車で登山口まで出かけ,着替えて山に登るのも,冬場のメンテンナンスに良いかなと思いました。
チビが寝ているので,虚空蔵山にでかけました。Runmeterを起動して,自転車でしばらく走って,虚空蔵山ふもとの神社につきました。サイクリングパンツに防水パンツを重ね着して,パックのなかにいれておいた登山靴にはきかえて,虚空蔵山をめざしました。山道に入ってからは,DIY GPSを起動して,マップを確認しながら登りました。
山道を登って1時間ほどで,兎峰に辿り着きました。思ったより峰が険しく,高度感があります。上田市を一望できる素晴らしい眺めです。それから虚空蔵山に登って一休みをして,下山しました。
帰り際に,バイパスわきに設置された温度計をみると,マイナス1度でした。どうりで顔面が冷え切ってしまうわけです。冬場は自転車で登られる峠道が,ほとんど閉鎖されてしまいます。自転車で登山口まで出かけ,着替えて山に登るのも,冬場のメンテンナンスに良いかなと思いました。
兎峰からの眺めです。一番遠い峰々の近くに僕の自宅があります。ヘルメットは,登山用ではなく自転車用のものです(笑)。軽量の登山靴は,自転車で移動する時にありがたいです。 |
兎峰からの眺望。長野新幹線の線路がみえます。この線路が山塊を貫通しています。 |
2012-02-11
負のスパイラルに陥らない方法
僕は12年前に独立して,ラボを運営してきました。
ラボの立ち上げのころからの慣例として,週に1度のミーティングを行い,情報の共有を行なってきました。このような会合をもつことは良いことだし,これからも続けるつもりです。
少ない人数で,よくここまでこれたなと思います。スタッフに感謝です。しかし,最近になって,気がついたのです。僕は,ラボを効率的に運営しようと考えるあまりに,現スタッフ数なら,これこれができるということに,いつの間にか焦点があってしまったのです。
しかし,スタッフ数や研究室の規模で,ラボのプロジェクトをきめてしまうのは,やめようと思いました。プロジェクトの洗い出しを行い,本当にやりたい研究に集中する。そのためには,どれぐらいのスタッフ数が必要なのか,どの程度のグラントが必要なのか? そこに焦点を当てて具現化していこうと決めたのです。
うまく立ち回ろうとするあまりに,僕の視線は下向きになっていたのです。下を向けば底がありますからストレスがたまります。しかし上を向けば,そこには無限の宇宙が広がっていますから(笑),キリがない=ストレスフリーの世界なのです。誰かにきめられた枠のなかで仕事をするのではなく,自分のやりたいことを達成するためには,どれぐらいの枠が必要なのか,自分で設定すれば,ストレスから開放されることになります。
PI (研究主宰者) は,業績あってなんぼの世界です。しかし,業績や運営に焦点があった時点で「死に体」だと思います。やりたいことに焦点をあわせる。そこに焦点があえば,足りないものは何かがわかるはずです。まあ,自分に言い聞かせてるのですけど。。。
奥戸隠です。ここで雷にうたれ,上記のような境地に達しました(ウソです)。 |
2012-02-05
山田牧場
先日,大阪に行った時に,堀口さんが長野県山田牧場のことを話していました。とてもよいところだというので,前陣速攻で行きました!
牧場付近には源泉掛け流しの温泉↓もあります。露天風呂わきには雪がどっさりあって,温泉にはいる>雪に寝転がる を繰り返して,入りました。水風呂より体の芯が冷えないので良いかも知れません。フィンランド人の気持ちがわかりました(サウナでパシパシたたいて,雪のなかに出るようなベタな映像です)。この温泉は川べりにあって,新緑の季節もいいだろうなあと,思いました。定期的に訪れたいです。
露天風呂,素晴らしくよかったです。 |
それから山田牧場のスキー場を散策しました。一面,パウダースノーの世界でした。こんなことなら,もっと朝早く起きて,ボードを持参するべきでした。寒いのが嫌いな愛犬も,広い雪のなかをダッシュしておりました。僕も全力を尽くしたのですが,追いつけませんでした。
雪がどっさりありました。 |
山田牧場です。パウダースノーでした。滑走禁止区域がおおらかな感じです。 |
帰りに堀口さんが 愛用していたロッジを写真に収めました。これだけみると,僕が留学時代にお世話になったブラッコムスキー場を思い出す風景でした。
今度の研究会は,↓でおこないたいですね(笑)。
今度泊まりたいです。 |
2012-02-03
堀口研>吉森研>よしむら>セメ臭
木曜日に阪大微研の堀口研にて,プチボルデテラ研究会がありました。この研究会は,堀口研と私のラボでボルデテラ属細菌における研究の進捗状況について,ざっくばらんに語りあおうという趣旨のもとで開催されました。午後2時ぐらいからプレゼン&ディスカッションが続いて,終わったのが6時過ぎでした。非常に濃い研究会となりました。研究の方向性について,外部評価を受けるのは,重要な事だと思います。
心地よい疲れのなかで,堀口先生と桑江君とともに,吉森研に向かいました。吉森先生はオートファジー研究の大家です。あと,アヒルと言えば,吉森先生なのです。居心地の良い教授室で,テキーラのアネホを頂いてから,4人で大阪の街に繰り出しました。
中華料理を摘んだあと,堀口先生が予約しておいた「よしむら」に向かいました。そこには,おいしい日本酒と肴が並んでいました。刺身や焼き魚も完璧でした。そしてこのお店は,阪大微研のオーバルオフィスとしても,機能しているようです。この風通しの良さが,微研の良さだと思います。
おいしいお酒とお食事をたらふく頂きました。そして,吉森先生が〆にセメダイン臭のするお酒を注文しました。「セメ臭のするお酒をあえてだす酒蔵」と「そんなお酒を好むお客のポピュレーションの低さ」,この辺のベクトルがなかなか噛み合わずに,セメ臭のするお酒を出してくれるお店は,おそらく少ないでしょう。「よしむら」さんはおおらかで,そのへんのディープな領域までもカバーしてくれています。こういった匂いは,クセになる可能性があるかも。そして,吉森先生のマニアックな一面を,また垣間見たのでした。
ほろ酔気分でタクシーに乗って,桑江君と一緒に「良かった!」と連発して,梅田のホテルに向かいました。堀口先生とは20年以上の付き合いになります。旧北里研究所の先輩でもあります。僕は当時,酵母の転写系の研究からバクテリアに鞍替えしたばかりで,右も左もわかりませんでした。そんなときに堀口先生と出会い,「バクテリアのことを知っているすごいヒトだ!」と感動したのです。そして「このヒトについて行けば何とかなる」という直感のようなもので,しつこく付きまとっていたのです。しかし,安堵したのもつかの間で,堀口先生は阪大微研に移籍してしまうのでした。改めて考えるとすごく不思議な縁だと思います。
研究の世界にどっぷり浸かるのなら,人と人との繋がりも,大切にしたいですね。
心地よい疲れのなかで,堀口先生と桑江君とともに,吉森研に向かいました。吉森先生はオートファジー研究の大家です。あと,アヒルと言えば,吉森先生なのです。居心地の良い教授室で,テキーラのアネホを頂いてから,4人で大阪の街に繰り出しました。
中華料理を摘んだあと,堀口先生が予約しておいた「よしむら」に向かいました。そこには,おいしい日本酒と肴が並んでいました。刺身や焼き魚も完璧でした。そしてこのお店は,阪大微研のオーバルオフィスとしても,機能しているようです。この風通しの良さが,微研の良さだと思います。
おいしいお酒とお食事をたらふく頂きました。そして,吉森先生が〆にセメダイン臭のするお酒を注文しました。「セメ臭のするお酒をあえてだす酒蔵」と「そんなお酒を好むお客のポピュレーションの低さ」,この辺のベクトルがなかなか噛み合わずに,セメ臭のするお酒を出してくれるお店は,おそらく少ないでしょう。「よしむら」さんはおおらかで,そのへんのディープな領域までもカバーしてくれています。こういった匂いは,クセになる可能性があるかも。そして,吉森先生のマニアックな一面を,また垣間見たのでした。
ほろ酔気分でタクシーに乗って,桑江君と一緒に「良かった!」と連発して,梅田のホテルに向かいました。堀口先生とは20年以上の付き合いになります。旧北里研究所の先輩でもあります。僕は当時,酵母の転写系の研究からバクテリアに鞍替えしたばかりで,右も左もわかりませんでした。そんなときに堀口先生と出会い,「バクテリアのことを知っているすごいヒトだ!」と感動したのです。そして「このヒトについて行けば何とかなる」という直感のようなもので,しつこく付きまとっていたのです。しかし,安堵したのもつかの間で,堀口先生は阪大微研に移籍してしまうのでした。改めて考えるとすごく不思議な縁だと思います。
研究の世界にどっぷり浸かるのなら,人と人との繋がりも,大切にしたいですね。
「人」: インパクトのある名前は,匂いにもインパクトがありました! |
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