2013-06-30

6月の終わり

 明日から7月ですね。ということで,何かシマリのある内容にしたかったのですが,今週おきたことで勘弁して下さい。

 ラボのwebサーバーを新たにセットアップしました。しかし,なんとOSX マウンテンライオンではウエブ共有の機能が削除されていたことに,最終段階で気がつきました。バージョンダウンも検討しましたが,うまくいかず,結局,サーバーアプリ1700円を購入しそれをマウンテンライオンに組み込みました。なんとか無事にラボのHPが新たなサーバーで稼働しています。やれやれ。。。

ラボのHP用サーバー。Macminiで稼働しています。一旦セットアップすれば,画面共有で操作できるので,モニター,キーボードも必要ありません。まさにミニマルな環境です。
金曜の夕方は,桑江君とサシでのハッピーアワーとなりました。まあしかし,ラボで発泡酒ばかりではつまらないので,大学近所にある「とりへい」に出かけました。そこで彼と実験の話をしたり,たわいもない会話が続きました。彼は酔うと,色々な人への感謝心で一杯になる男です。まれにみる良い人間に出会えて,僕は感謝しています。

ホッピーの製造元HPによると,氷は入れないで飲むのが基本らしいです。今度,試してみようと思います。ちなみにホッピーには黒と白があって,となりにいたおじさんは,黒と白の比率を変えて楽しんでいました。

土曜の朝は少しだけだるさを残し,ラボでコーヒーを淹れました。少ししてから来たニッシーとお昼を一緒にして,午後は早々に引き上げました。ジムに行って柔術で汗を流しストレスを発散させてから土曜の夕方を迎えました。
 夕方,家族ぐるみでお付き合いをさせて頂いているチャンハナの家に,昨日からお泊りしているチビをむかえに行きました。チャンハナ家の帰りに,国立競技場から,たくさんの大学生がでてきました。調べたところ,早慶サッカーの定期戦終了後の学生たちを目撃していたのですね。こういった熱気で,世の中をどんどん明るくしてほしいです。

学生の熱気にあおられて,ブラッディ・マリーを飲んでから帰宅しました。

日曜の朝はコーヒーを飲んでからラボに移動しました。ラボは自宅から徒歩で数分なので,仕事に行くという感覚が,あまりありません。それでも,夕方まで仕事を続けてしまうとメリハリがなくなるので,半日以上は続けないようにしています。仕事を終えて,バスにのって渋谷に出かけました。
 永松(今はスコット・ハルトグレンのラボにいます)にもらったボストン レッドソックスの帽子は4年目で,さすがにくたびれました。渋谷ネペンテスで素敵なキャップを発見したのですが,大きすぎました。残念。やはり良いと思ったものは,直感ですぐに手に入れないといけませんね。
 それからキャットストリートを遡上しながら帽子を物色しました。途中,ジム仲間の戸倉さんが履いていそうな靴下を,Freak's storeで発見しました。なので,これも買いました。
 のらりくらり探索し,最終的にバートンで帽子をみつけました。僕は知らなかったのですが,スノーボード関連だけではなく,夏用のサーフパンツ(今はボードショーツとよぶ?)もだしているのですね。サーフパンツも衝動買いしました。デザイン的にはクラシカルです。タグにも明記してありました。2階に展示してあるスノーボードにふれたときに,少しだけ,感傷的になりました。またいつか,パウダースノーにのってみたいです。
 20代の頃,衝動買いしたものは,ほとんど失敗だったのですが,最近はほとんどアタリですね。それだけ,冒険をする幅がなくなったのかもしれません。

バートンがだしているボード ショーツ。バートン,紺色のキャップ。
design unlikely futures

自宅に戻り,ベランダに水やりして,ミニトマト,マイクロトマト,ピクルス用のキュウリを少しだけ収穫しました。キャンプ用の椅子で書いているせいか,シマリのないブログになってしまいました。

 明日から7月です。本当にあっという間です。

 ところで,2年と半年ぐらい愛用してきたMBA 11 inchに代わって,明日からはMBA 13 inchに鞍替えします。12時間ぐらいの機動力をもつらしいですが,それよりも11 inchの画面が辛くなってきました。300 gぐらい重くなりますが,3年前に比べると10 キロぐらい体重が減ったので,相対的な機動力はアップしているはずです。。。これについても,近日中にご報告したいと思います。

 長々と書いてしまいましたが,お付き合いくださいまして,ありがとうございました。

コールマンの椅子と,MBA 11です。

2013-06-28

久留島君が来た!

群馬大学医学部の久留島君がラボに遊びに来てくれました。

彼は北里大学理学部出身で,彼の後輩にあたる西村君(M2),前田さん(M1)とで,久留島君を囲んで写真を撮りました。

桑江先生の准教授昇任のお祝いにと,赤城山大吟醸です。
重たい一升瓶を担いできてくれて,本当にありがとうございます(桑江談)。

左から,いつも同じポーズで写真を撮っていると,チャンマエからツッコミが入った僕,ニッシー,久留島君,チャンマエ,桑江君でした。

久留島君は群馬大学に移ってまだ1年ちょっとしか経っていないのに,もう論文をまとめているらしいです。

彼が卒業するときに

「1年以内に論文をまとめなさい!」

と言いました。ま,僕が言うまでもなく,着実に自分のスタイルを築き上げているようです。

午後には島根イン青山というまぎらわしい場所で学会があるらしく,颯爽とラボをあとにしました。

これからも頑張って下さいね。

つーか,こっちも頑張らないと。。。

それでは!



2013-06-26

VOLT 8月号

こんにちわ
第10代のVOLTMANに指名された阿部です。

徳間書店で刊行している雑誌「VOLT」に,VOLTMANというコーナーがあります。そこに,僕のことが掲載されました。

僕はトライフォース青山(TFA)で,ブラジリアン柔術を学んでおります。ジムで一緒に汗を流している大岡さんの紹介で,このような「運び」となりました。また,TFAでの柔術風景について撮影があり,TFA代表の石川先生がみんなに声をかけてくれました。昼間の取材にも関わらず,多くのメンバーが集まってくれました。皆に感謝します。この本が少しでも衆目を集め,50代のおじさんたちが,ブラジリアン柔術に興味をもってくれたらと思います。

井上雄彦さんが描いている「バガボンド」 vol35のなかで,

「強くなりたい ではなく 強くありたい」

という言葉がありました。

それ以降,「強くありたい」という言葉を,練習やスパーリングの合間に思い出すようになりました。

「強くありたい」は,純粋な意志,他人が介在しない自分の在り方です。「強くある」のは,自らの選択と覚悟であり,そこには他人との比較が存在しません。練習相手を尊敬しつつ,自らが成長していく決意が感じられます。一方,「強くなりたい」には,どうしても「他人と比べた自分の強さ」が入ってしまいます。

「強くありたい」は心の真ん中にあります。

この言葉を大切にしていきたいです。

大学院のラボにて

2013-06-23

大学院中間報告会

先週の木曜日に,大学院の中間報告会がありました。 僕が所属している大学院では,毎年この季節に大学院生 (修士2年) の中間発表会があります。この時期に,自分のデータを見つめなおしてもらって,また,プレゼンすることで,何が足りないのか? 何を優先事項でやるべきなのか? 目標意識を明確にしてもらうために,はじまりました。

うちのラボからは,西村君が発表しました。月曜のラボ内で開催されたプレ中間発表会では,ブラッシュアップすべきところが,たくさんありました。木曜日までに,どれだけ完璧になるのか,こちらも不安でした。まあしかし初めての口頭発表ですし,原稿をみないで時間内に終わらせることが目標だと思っておりました。

大学院の発表は,僕も嫌いなパワポでの発表が,基本です。基本というか,パワポ以外でプレゼンした学生はいませんでした。なので発表当日(あるいは前日?),彼がPreziで発表するらしいと,スタッフから聞かされた時には,「こんな間際になって,よくわからないプレゼンソフトで発表して失敗したら,教育的指導もやむを得ない」と思っていました。

さてさて発表当日。いよいよ彼の番です。ソフトの立ち上げで少しモタモタしましたが,月曜日にパワポで発表した内容よりも,大分わかりやすくなっていました。先生の一人から「ちょっと目が回る」とご指摘を受けましたが,このへんはPrezi自体のクセでもあり,賛否が分かれるところかも知れません。

僕的にはプレゼンソフト云々よりも,学府で誰も使わなかったソフトで,失敗を恐れずに,挑んだ彼の姿勢を買いたいと思いました。もちろん間際で変えて失敗したら,彼の評価も異なっていましたが,ともかくも,最初の口頭発表は合格点です。ご苦労様でした。

学会発表では,あれは学生か,こっちは職員か,などと判断して質問してくれないので,プレゼンの質に関しては,五月蝿く指導しています。また良いプレゼンは,次のステップの架け橋になるので,常に真剣勝負で,発表して欲しいですね。

ともかくも,プレゼンは練習あるのみです。

2013-06-20

研究生活が快適になるかも?:番外編 Vol.1

ご無沙汰しております。

以前,実験医学という雑誌に「研究生活が快適になる! ライフハック活用術」というタイトルで,かなり自分の趣味に近いことを書いていました。

2011年7月から5回の連載ではじまりました。その連載以降,自分なりにずっと続けているライフハックもあれば,飽きてしまったものも,あります。

そういったことを番外編というかたちで書いていこうと思いましたが,搾りカス的な内容になるので,やめにしました。インターネットの世界はライフハック満載ですし,僕が追従するまでもないと思いました。

なので,ほとんどのヒトがやらないコトを「研究生活が快適になるかも?」というかたちで書いていこうと思います。さてさて,はじまりです。

【番外編 Vol.1】 リラックスについて

僕がラボをもって一番苦労したのは,どうやってリラックスするのか? ということでした。ブラジリアン柔術でボロボロになるまでスパーリングして,ヘトヘトになるまで疲れきるのは最高です。

まあでも,万人向けではありません。

最近これだと思うのは,お風呂でのリラックスです。つい先日も書きましたが,今日はその全容?を紹介します。

まず,普通にお風呂に入って,ひと通りのことをします。髭をそったり,頭をあらったり,そういうことです。ここからはやや特殊な領域に入ります。

1 まずは鼻洗浄です。ちいさなヤカンみたなものを鼻に差し込んで,洗浄します。これで洗える部分は,ひと通り洗ったことになります。

2 それから,お風呂の電気を消して,真っ暗ななかでリラックスします。

3 汗がではじめたら冷水シャワーを浴びて,筋肉の疲れをほぐします。2-3回繰り返します。

4 それから,潜水を3回します。1回めで本日の調子を確認。2回めでタイムアタック。かなり息が苦しくなるまで頑張ります。肺のなかの古い空気を,全部出し切ります。3回めはリラックスして潜水。

5 呼吸を整える過程で,苦しさから脱出した余韻に浸ります。それから,お風呂のなかで正座し,首をグルグル回して,もみほぐしていきます。

6 お風呂を出るときに,頭のなかのモヤモヤを洗い流すようなイメージで,頭のてっぺんにザブーンと水をかけていきます。これは10回ぐらいしています。

以上が真っ暗なお風呂のなかで,している習慣です。電気代の節約にもなりますし,如何でしょうか?

ともかくも,リラックスできる!という自分なりのシークエンスを作ることだと思います。それを習慣づけることで,やがては本当のリラックスを手に入れることができるかもしれません。

こんな感じで,かなりスペシフィックな内容を,書いていきます。よろしくお願いします。

2013-05-29

慶応義塾大学医学部:講義

本日,慶応義塾大学・医学部で,微生物学講義を一コマ担当しました。

ここの医学部には,少なからず縁があります。僕は北里大学の修士をでて,北里研究所に就職しました。当時,研究所は,酵母による肝炎ウイルスワクチンの生産を計画していました。そこで僕に白羽の矢が立ち,信濃町にある慶応大学医学部に出向となりました。

僕は4年間を,信濃町の慶應で過ごしました。誰が言ったのかわかりませんが,ともかくも8時間労働に近かったと思います。冗談みたいですが,8時間ぐらいは自宅にいて,それ以外の時間は,ほとんどラボにいました。まあしかし,誰もがハードワークの時代ですから,特別きついとも思いませんでした。

僕は,酵母をもちいて,pre-mRNAの成熟過程で,mRNAになるときのpoly A 付加について研究していました。放射能で標識したpre-mRNAが酵母抽出液のなかで切断され,poly Aが付加されていたときは,本当にうれしかった。この研究で,pre-mRNAの切断箇所とpoly A 付加のシグナル配列が明らかになりました。EMBO J. に発表されたときには,自分ながら,よくやったと思いました。

それからずっと後の話をします。今回の講義は,吉村昭彦先生にご招待頂きました。何年か前に教授選考会があって,結局,僕が破れて吉村先生が教授となりました。

今回の講義では,そういった経緯もふくめて,学生さんに話をしました。意外にもこの話をしたときに,学生さんからものすごい拍手が沸き起こりました。吉村先生に対しての,ものすごいエールでした。ここの学生さんは,底抜けに明るいと思いました。さすが,学生祭に杉本 彩をよぶだけのことはあるなと思いました(実際,僕も,すでに取り壊されてしまったRI棟の窓から,小雨のなかでステージに立った杉本彩を眺めていたのです)。閑話休題。講義中にも質問があって心地良い緊張のなかで,90分間が終了しました。また,講義が終わってからも質問がたくさんあって,手応えを感じました。

*****

いくぶんというか,だいぶ老朽化している東校舎に,僕がかつて学んだ場所がありました。当時をふりかえるとハードワークの連続だったと思います。まあしかし,この延長線上に今の僕があるのだから,否定もしません。その一方で,慶應での出向時代に戻れ!と言われたら,決して戻りたくはありません。
このまま研究者としての人生をとるのか,それとも捨てるのか,何度も自問自答しました。天才がごろごろしていましたから,自分のいる領域ではないのかも?という気持ちが強かったのです。
誰もが苦しい時があるものです。そして,そういった苦しさにも免疫ができて,タフになっていくのかもしれません。

ともかくも,奔放な僕を,ここまで導いてくれた当時のF先生に感謝です。そして,このような機会を与えて頂きました吉村先生に感謝です。

気合をいれた講義と過去の思いが交錯しすぎて,ラボにもどっても放電状態でした。しょうがないので,とりへいで,ややぐったりしながらホッピーを飲みました。

東校舎の由来
北里図書館。ものすごく眠くなった時のシェルターでした。
一気に,思い出したせいか,ものすごく疲れました。
なので,近所のとりへいで乾杯。

2013-05-26

精神的ストレスを肉体的ストレスに置き換える:発散法

一ヶ月前に痛めた膝も,ほぼ,回復しつつあります。

怪我をしたとき,故障している部分以外は,飛躍的なバージョンアップをはかろうと,いつもきめています。基本,ポジティブ思考なのだと思います。

スパーリングができなかったので,上半身のエクササイズを久々におこないました。もっとも,週に2-3回で,時間も15分ぐらいです。インターバルをあまりとらないで負荷をかけて追い込むので,結構ハードです。走りこみもできなかったので,間隔をせばめて追い込むことで,心肺機能向上も考慮にいれました。どれだけ上半身が鍛えられたかわかりませんが,怪我をなくすためにも,継続していこうと思います。

*****

僕の場合,くたくたになるまでスパーリングすることで,ストレスを発散しています。しかし膝が悪かったので,自宅でできるストレス発散法を開発する必要がありました。

そこで開発されたのが「お風呂を真っ暗にして入る」という方法です。落ち着くのですが効果は今ひとつです。

最後の秘密兵器は,潜水です。潜水は手っ取り早いストレス発散に,よいと思います。また,僕はブラジリアン柔術の絞め技に対抗するために,潜水を取り入れています。

潜水のコツは,呼吸に集中し,何も考えない,

ことなのです。禅的なメソッドと似通っているのではないでしょうか。一方,絞め技の対抗法では,水中で絞め技をかけられている自分をリアルに想像するのです。あっという間に苦しくなります。そこで心を落ちつけることで,脳内で消費される酸素量を少なくしていくのです。実戦では,絞め技が極まる短いあいだに何とかエスケープできれば,しめたものです。

閑話休題。結局のところ,脳でいろいろなことを考えると,潜水タイムを伸ばすことができないのです。それで,極力,何も考えないことに集中するのです。1分半ごろから,呼吸が苦しくなります。苦しくなって,がばっと風呂から顔をあげると,肺内に一気に空気が流れこみ,安堵感がばーっと広がります。こういった苦行を3回ほど繰り返すと,「脳みそ」的には,今日もよく頑張った,あの苦しい状況から見事,脱出できた!と満足してしまうのです。一日の眠りにつく前に,お風呂で潜水することで,くだらないことで悩んでいた気持ちは,どこかへ消え去ってしまいます。

一日の精神的ストレスを潜水による物理的ストレスに置き換え,しかし最後は,その苦しさから解放されることで,リラックスできるのです。少なくとも,僕の脳には,このトリックが有効です。もちろん,きちんとした坐禅みたいなものも良いのでしょうが,今の自分には潜水があっています。


良い子は真似しないでね。お風呂での潜水は,自己責任でおねがいします。