大雨なのでテント内で食事。十分な換気が必要です。 |
アルコールストーブをオススメする理由として,
1. 軽量化できる。アルコールなので消費する分だけ持っていくことが可能です。ガスだと使用量が今ひとつ分かりにくいので,予備のカートリッジをもっていく慎重派にもアルコールストーブをオススメします。
2. 下図のように大変コンパクトになります。
逆にアルコールストーブは,以下のような欠点があります。
1. 火力調節ができない。
2. 風に弱い。戸外では必ず風防が必要です。
3. 火が燃えているのか確認しづらい (これは使い込んでいくうちに慣れてきます)。
もし,あなたがウルトラライトな登山を目指しているのならば,アルコールストーブを検討されることをオススメします。
【マトリョーシカ的な装備】
これまでジップロックのスクリュータイプを食器として使用していましたが,収納性は今ひとつでした。そこで,EPI シングルチタンマグを試したところ,なんと,マトリョーシカのように全てが「エバニュー,チタンマグポット500 REDに収まった」のです。
この中には以下のキットが入ります。 |
【キット内容】
1. エバニューチタンアルコールストーブ 36 g
2. エバニューチタンゴトク TriveTi 13 g
3. EPI シングルチタンマグ 56 g
4. チタンスプーン 21 g
5. チタンフォーク 17 g
8. ライター 16 g
9. 綿棒
これだけのモノが,右上のチタンマグポット500に収納可能です |
これらのキットを,ジップロックMに風防 (27 g)とともに入れております。一つにまとまっているので,すぐに調理が可能です。大雨だったので ULTiトレックテーブル (80 g) も大活躍でした。
トレックテーブルもチタン製です。風防はアルミ製ですが 27 g と軽量です |
【まとめ】
アルコールストーブは風に弱いです。しかし風防でこの問題をクリアすれば,残雪期でも,3000 m 級のテン場でも利用することが可能です。これまで予備のガスカートリッジを携行していましたが,使うことはありませんでした。こういった荷物の無駄を排除するためにも,アルコールストーブはオススメできます。