2009-09-01

日本男子柔道も惨敗。。。

日本男子柔道、世界大会初の金無し。

すごいですね、監督・強化委員のコメントが。。。
色々な記事を寄せ集めるとこんな感じです↓

1 世界選手権に出て、金を取る意識がない選手は、どんどん替えていく。
2 心の強い選手を選考したい。
3 今後は若手を使う。
4 何人の選手が力を出し切ったのか。

選手もたまったものではないですよね。言い方を変えれば、

1 金を取る意識がない監督・強化委員は、どんどん替えていく。
2 心の強い監督・強化委員を選考したい。
3 今後は若手監督・強化委員を使う。
4 何人の監督・強化委員が力を出し切ったのか。

と理解することも可能でしょう。

俺が言いたいのは、監督・強化委員は自分の責任と言いながらも、このようなコメントをパブリックに発言してしまう責任のなさだと思います。おそらく監督・強化委員は元一流のアスリートだったから、周りも意見を言いにくいのでしょう。でもですね、一流の選手だったから、一流のコーチングができるとは限らない。むしろ一流であるがゆえに、コーチングに不向きである場合も多いのでは。

本当に金メダルを獲りたいのなら、金メダルの実績があるヨーロッパの監督・強化委員をどんどん招聘して、本当にマジで獲りに行けばいい。改革が必要だという割には、本当は、異国の血を日本柔道には入れたくはない、という甘えがそこにあるような気がしてならないのです。とっくに「死に体」なのに、まだまだやれると思っている連盟の人たちの精神構造も替えていかなければならないのではと、思います。

このままでは選手の強化どころか、選手離れが始まると思うこの頃。レスリングのような技を閉め出していく流れのなかで、日本柔道が勝てないのはどうなんでしょうか。今後は、日本女子柔道に頑張って欲しいですね。

いや、本当は男子にも勝って欲しい。でも現在の指導体制で、選手一人一人が自分たちの力を100%出し切れるか不安です。