僕的には頻繁にカメラ回帰熱にうなされることもありますが,今回は,時計について語りたいと思います。
現実的には,iPhoneがありますので,実際のところ時計はあまり必要ないのかも知れません。まあしかし何処かへ旅行するときには,時計はやはり便利です。山登りとか,シュノーケリングとか,時計が役に立つ場合があります。
僕は二十代の頃,自動巻きに惹かれて,スイス製の時計を購入しました。とても頑丈で,造形美もあると思います。しかし,カレンダー更新(ネジをぐるぐる回す)とか面倒くさくなって,日にちはいつもいい加減。また,利用頻度が少ないので使うたびに時刻合わせが必要でした。
ということで,もっと簡単で安価なものを探しました。それがこれです↓
クオーツ式で,月に数秒しか誤差が生じません。水深200mと書いてあるのでハウジングは丈夫そうですが,黒部川で水遊びしたときに,水がはいってガラスが曇りました(笑)。ラボにあるデシケーターに数日入れて,なんとか回復しました。こういう安価な時計も,風防とかに味があります。。。
しかし,もっと何もしなくても良い時計が欲しくなりました。スイス製の自動巻きとは対極にある選択かもしれません。。。
時刻合わせも,電池交換も,カレンダー合わせも何もしなくていいのが欲しい。。。あとシュノーケリングには使えるぐらいの防水が欲しい。。。
そこで目をつけたのが,プロマスター CB0130-51E です。大きさはそこそこあるのですが,チタン製で拍子抜けするぐらい軽いです。無反射サファイヤクリスタルを採用しており,とても見やすいです。
購入したら何も調節する必要はありません。光で充電し,電波時計(日中米欧電波対応)で自動補正してくれるし,パーペチュアルカレンダーが内蔵されているので,くるくるネジを回してカレンダーをセットする必要もありません。
バンドにフィットアジャスターという機能がついていて,二段階の調節が可能です。スポーツするときにはジャストフィットで,普段使いには少しゆるめで使うことも可能です。これが意外と便利です。
また,耐磁1種で,夜光表示(蓄光)もまあまあ明るいです。防水も 200 m なので,ちょっとしたシュノーケリングにも使えそうです。計算尺は使わないと思いますが,機能美的にアリだと思います。
この時計に使用されている硬質チタンは,コーティングのせいか肌に触れたときにステンレスほどひやりとしないので,また,軽いので時計をつけている感覚があまりありません。20代の頃は時計の重みも気に入っていたのですが,チタンの軽さに慣れると他の時計は重いと感じるかも。。。
僕の要求を一切合切つめこんで(別に特注したわけではないのですが,,,),7万円しないというのは,奇跡に近いです。
伝統的な時計も良いのですが,最先端の時計のスペックに,あらためて驚いているところです。