2010-12-01

スーパーフェザー級になって

先日のブラジリアン柔術大会は初戦敗退でした。これまでフェザー級でしたが年齢的に67キロのパワーを維持することが困難になってきました。20代はずっと63キロだったので,1ランク下げて戦えるんじゃないかと,無謀な挑戦にでました。1ランク下はスーパーフェザー級で61キロです。普段は70キロなので(試合前に減量して67キロにあわせます),約9キロの減量でした。

格闘系アスリートは通常,炭水化物抜きで,ささみなどの肉類でウエイトを落としていくのですが,僕は真逆な方法を選びました。すなわち玄米食と野菜・大豆のみで,肉,魚,乳製品,卵,砂糖をとらないという作戦です。この方法のメリットは,玄米はたくさん食べても太らないので満腹感を得ながらウエイトダウンが可能なことです。欠点として,はじめの1ヶ月ぐらいは無性に肉が食べたくなることです。それを過ぎればあとは粗食に慣れてきます。今回は,試合直前に体重(水分)を落としすぎて,ふくらはぎがつってしまいました。これも実力がないからですが,次回はもっと慎重にいきます。

また,これを機会に練習方法を改良しました。スパーリングの最中にポイントを考えて動くようにしました。自分がリードしているのか,相手がリードしているのか,ポイントを計算して練習するようにしました。昨日のスパーリングは3勝3敗で,自分としては納得の成績でした(選手の多くは,僕よりも5から20キロオーバーなので)。

試合には練習にはない何か?があります。

例えば敗北を受け入れること。

敗北から何を学ぶのかも,試合にでなければ,得られないのです。