先日,BMB2010に参加してきました。また,小柴琢己先生(九州大学),嘉糠洋陸先生(帯広畜産大学)がオーガナイズされたワークショップにて「ボルデテラ属細菌の自然免疫回避機構」というタイトルで発表の機会を与えられました。ワークショップに参加された先生方を下記にアップしましたが,どの先生方も素晴らしい研究内容でした。このようなワークショップに参加すると,一瞬,蹴落とされたような感じになりますが,まだまだやらなければならないことがたくさんあると思いました。
私は細菌学会をメインとして活動しています。また庶務理事も担当し,メインの学会では情報収集よりも,学会を成功裏に終わらせることに専念しています。学会開催中は各種委員会も開催されます。最初に理事になったときに,重要な委員会を欠席してしまいました。午前中のセッションでディスカッションした先生とついつい話がはずんでしまい,委員会も忘れその先生と一緒にランチにでかけてしまいました。その失敗以来,委員会にはきちんと出席していますが,学会での本来の活動は自分にとって二の次になりました。理事の任期は,あと1年です。
何のオブリゲーションもないBMB 2010は,興味のあるシンポジウムを何の制約もなく聴くことができて本当に幸せでした。ブロークンな英語で質問し,さすがにsusceptibleという単語をきちんと発音できなくて焦りましたが,まあ言いたいことは相手に伝わったと思います。
私はラコステのポロシャツ,GAPのチノパンに,ニューバランスの993という出で立ちで発表したのですが,満員の会場は結構,黒服が目立ちましたね。細菌学会もかなりの黒服ですが,「こっちもそんなに変わりないだろ」と思いました。来年の細菌学会の関東支部総会は僕が世話人を務めますので,基本ノーネクタイでの参加にします。座長のスタイルも,前発表者が次の座長を務めるようにします。若手がなじむようなスタイルでやったら,本当に学会が活性化するのか? 世話人という立場を活かして来年はガチで行きたいと思います!
負けねえ。