2013-12-15

BALMUDA Rain あらたしいカタチの加湿器

ご無沙汰しております。

最近は体調を崩したせいか,すっかりラボに閉じこもっております。それに加えて,今月中に何としても校正を終わらせなければならない原稿があります。

なので,ラボでウダウダしている時間が長くなりますが,僕にとっては一番快適な空間です。

しかーし,冬の季節には湿度がとても低くなります(ここの空調がいまひとつです)。そこでベンタを2台稼働させているのですが,この無骨なドイツ製加湿器ですら,砂漠のような乾燥を変えることはできませんでした。

ベンタはここ10年ほど稼働させており,今まで故障したことは一度もありません。このへんはドイツ製らしい働きぶりです。唯一の欠点として,この加湿器には湿度を感知し,希望通りの湿度にあげる機能がありません。

無骨なベンタ。耐久性はピカイチです。

そこで,BALMUDAデザインのRainという加湿器を購入しました。

とても美しい造形で,まるで花瓶のようです↓

Rainの横顔
有機ディスプレイのレイアウトも素晴らしい。このディスプレイの上に,ヤカンで,水をじゃぶじゃぶかけるのです。するとゲージが自動的に反応し,どれぐらい入れているのか,表示されます。このへんの仕掛けも楽しいです。

自動運転で,湿度を50%に設定したときのディスプレイ↓。もちろん,マニュアルモードもあります。

Rainを真上から覗きこんでみた
この花瓶のような縁がリング構造になっていて,このリングを回すことで,全ての設定が可能です。材質の表面加工も美しいです。


Rainの美しさがわかる表面加工
また,Wifi接続することで,iPhoneからコントロールすることも可能です (UniAutoとよばれるアプリ)。このアプリで,加湿器の自動・手動の切り換え,また,24時間タイマーの設定などをおこなうことができます。このように,1時間毎に加湿器の稼働をOn・Offすることも可能です↓ タイマーは本体からも設定可能ですが,UniAutoからのほうが簡単です。

24時間タイマー。iPhoneアプリのUniAutoからの制御

また,現在の湿度をリアルタイムでみることも可能です。下の画面ではオート設定で50%にしているのがわかります。湿度設定は5%刻みで,60%まで可能です。



まとめ: このRainはアップル製品と同じように,梱包を開ける時に,ワクワク感がありました。また,その期待は裏切られることがありませんでした。

これまで,

家電=機能すればいい 

みたいな一方的な押し付けで,製品を選択せざるを得ないのですが,Rainはこれまでの,どれとも違った加湿器でした。

BALMUDAデザインの加湿器は,はじめから,すごいことになっております。

追記: ラボの湿度管理として,質実剛健なベンタを稼働しつつ,こまかな湿度調整をRainが担当するという感じです。