2013-01-07

Kindleがきた!

Kindleと羊毛フェルトのケース

正確には,恵比寿アトレにある有隣堂で,Wifiバージョンを購入しました。iPad miniがあるのに,何故,Kindle paperwhite を購入したのかというと,「重さ」です。

Kindle paperwhiteは 213 gで,文庫本とほぼ同じ重さです。一方,iPad miniは 300 gありますから,この100 gは,大きな差なのです。なので,400 g もあるKindle Fireシリーズは,はじめから購入除外でした。

また,Kindleの純正レザーカバーは 159 g なので,これも買わないことにしました。その代わりに,軽量フェルトケースを購入しました↑。純正カバーに3500円もかけて,本体を重くするのは,本末転倒かもしれません。

「重さ200 gが心地よさの限界」だと思っています。

さて,Kindleの大きな特徴は,E Inkスクリーンという実際のインクを使用していることです。反射が少なく液晶のようなギラギラ感がありません。個人的には,KindleのほうがiPad miniよりも,長時間の読書に適していると思いました。Kindleは,一度の充電で2−3週間もつらしいので,バッテリーの減りを気にすることもなく,読書に没頭することが可能です。

気になった点を,少しだけ述べたいと思います。

付属のWebブラウザは,ほんとうに,おなさけ程度です。3Gモデルを購入してブラウザもサクサク動かそうと思っている方は,要注意です。Kindle paperwhiteに搭載されているCPUは,そんなに速くはありません。

良い点をいくつか。

パスワードでのロック機能,フォント・字体の変更なども可能ですし,読書リーダーのほとんどの機能は,備わっております。プログレッシブ英和中辞典,デジタル大辞泉があらかじめインストールされています。

今後の希望として,コンテンツが増えないと宝の持ち腐れなので,これは何とかして欲しいですね。新刊も少しずつ増えているので,無料本をダウンロードしつつ,気長に待ちたいと思います。

しかし,有隣堂さんがKindleを売るメリットがどこにあるのか,サッパリわかりません。Kindleは紙媒体を駆逐するために,アマゾンが送り込んだ刺客として,僕は考えていました。本屋さんとアマゾンの電子媒体のコラボは僕的には,???です。きっとより高次元な,大人の事情・戦略があるのでしょうね。。。

Kindle paperwhiteは,個人的に購入してよかったと思います。

旅行の際には,本を何冊か持って行かないと気がすまないのですが,Kindleならダウンロードして,たくさん持ち歩いても,重くならないことも良いですね。

しかし,紙媒体の本も僕は好きなので,当分は,両方とも楽しみたいと思います。



写真では伝わりにくいのですが,コントラストはかなり良いです。
iPad miniの上に,Kindleを置いてみました。大きさも結構,違います。