僕は長時間のスパーリングを楽しむために、動物性タンパク質の代わりに大豆をとるようにしています。
動物性タンパク質や脂肪を取りすぎると、腸内で分解される時に、アンモニアのような有害物質をたくさん出すことになります。また消化しきれない食物は、腸内で腐敗のもとになります。アンモニアは腸管より吸収された後、肝臓で解毒され、尿素になります。なのでタンパク質の過剰摂取は、かえって肝臓機能に負担をかけ、体を疲れやすくさせます。
肉食系だった40代後半は、スパーリング中に足をつって悶絶しておりました。しかし、晩ご飯をマクロビに変えて、カロリーを制限してから、筋肉のツリは激減しました。
これこれを摂取すると何カロリーになる、などと本に書かれていますが、それは機械論的な考え方で、腸内細菌による食物の分解、あるいは腐敗過程は含まれていません。もちろん、身体にあわせたエネルギーの摂取は重要です。しかし過剰にとった場合、腸内では有害物質がより多く、産生されます。食生活に関しては、どうしても慎重になります。
また、疲れやすい場合には、タンパク質を控えて、吸収がはやいアミノ酸系のサプリメントに変えた方が良いかもしれませんね。
いずれにしても、50代と20代の身体は違います。
これからも自分の年齢に合わせた身体作りをしたいと思います。