たとえばゴアテックスプロを使用したハードシェルの海外製品は日本の代理店だと7~8万円ぐらいします。厳冬期にも対応しているからそんなものなのか,,,と思ってしまいますが,まったく同じ製品を海外の通販サイトで比較してみると,値段がまったく異なります。たとえば,7万円のハードシェルは,4万5000円ぐらいで販売されていることがあります。この2万5000円という価格差は,ないんじゃないのかなぁ。
そういったこともあり,Trekkin.com というサイトを利用するようになりました。
Trekkinnのサイトです |
海外通販の不安な点として,注文したものが本当に届くのか? バッタモンではないのか? クレジットカード情報を渡すのは怖い,,,などがあげられます。僕もはじめは不安でしたが,気がつけば Trekkin で登山用品を3点購入しています。キチンとしたものが届いたし,PayPal に対応しているので,Trekkin.com にクレジットカード情報を渡すこともありません。
唯一の欠点として,到着時間に幅があることです。海外からの取り寄せなので税関とかで時間がかかる場合があり,まあしょうがないです。それでも追跡サービスはしっかりしているので,これまで注文した3商品はトラブルもなく手元に届いています。
ここでは Trekkin の利用方法について,ざっと説明したいと思います。まあしかし,この通販サイトから何らかのマージンを貰っているわけでもありません(笑)
自己責任にて購入してくださいね。
I. Trekkinの利用方法
1. まずはじめに,Trekkin.com でアカウントを作ります。
2. 品物を選んでカートに入れて,国内の通販会社と同じように決済します。
品物を選んだあと,輸送会社を指定します |
4. 決済は,PayPal かクレジットカードを選ぶことができます。
5. オーダーが完了すると商品の配達状況についてのメールが届きます。メールに貼られてあるリンクをクリックすると追跡状況がわかります。関税等の英語がわからない場合は,コピペしてググると,親切なページがたくさんあります。
このようなリンクが貼られています |
国際交換局の場所を見極めることが必要です |
7. ここでまぎらわしいのは,「国際交換局から発送」という言葉です。10/24 17:03 付けの「国際交換局」はオランダのアムステルダムをさしています。最初にこの画面を見て,明日あたり着くのでは?と思っていましたが,日本の国際交換局ではないので数日かかりました。
8. 「国際交換局から発送」(10/24 17:03 付け) という知らせが届いたあと,国内の国際交換局に届くまでの数日間,何のレスポンスもないので少々心配になりますが,海をわたっているのでしょうがないですね。割高なDHLのほうが安心するのかもしれませんが,僕は利用したことがありません。
9. さて,日本の国際交換局に到着後は,通関手続になります。これが済めば晴れて国際交換局からの発送となり,郵便局員さんからの荷物を待つだけとなります。
通関手続中です |
11. あとはぐるぐるに梱包された品物を受け取るだけです。品物によって関税がかかる場合がありますが,あまり詳しくは知りません。僕の場合,国内品よりも高くついたということはありませんでした。上記はゲイターを例にあげておりますが輸送費用がつくので,これぐらいの値段だと国内との価格差は微妙です。
II. まとめ
サイズがあわなかったらどうしようとか,関税っていくらかかるのだろうかと,心配性の方は海外通販には向いていないのかもしれません。最初の荷物が届くまでは,僕も不安でした。数万円の買い物ですからね。
いつ届くのか? サイズはあうのかなぁ,も含めて楽しむことが海外通販の醍醐味だと思います。アウトドアで注目された海外ブランドも一般に認識されるようになると,代理店は売れそうな路線だけに絞ってきます(国内で在庫を抱えたくないですから,,,)。日本の代理店が輸入しないようなマニアックな製品も海外通販なら入手可能です。一方,国内代理店にてきっちりとしたアフターサービスを希望するのなら,値段の高さも納得できるかもしれません。
それでは良い山行を!