2016-02-17

ファイントラックの「ツエルト2ロング」をチューブ状にしてみる

雲取山での「ツエルト2ロング」。結露がほとんどなく快適に過ごすことができました。
ファイントラックから新たにリリースされたチューブツエルトは,初めからチューブ状のかたちをしているのが,とても良いと思いました。現在,「ツエルト2ロング」とよばれる製品を使用しているのですが,こちらはタープにも使えるようにと底が開くタイプです。なので,通常はフロアの部分を細いヒモで閉じ合わせて使用します。


できれば,「ツエルト2ロング」の大きさと軽さでチューブ状のモノが欲しかった。

だったら作ればいいじゃないか! ということで,チューブ状の「ツエルト2ロング改」を自作しました。

使用するものはダクトテープです。これでツエルトのフロアを目張りします。本製品よりも広いタープをもっているのでタープとしては使わないかと。。。ということで,覚悟は決まりました。

オールラウンダーとしてのダクトテープ。

「ツエルト2ロング」のフロアは青色のヒモで連結することで閉じられるのですが,ダクトテープでより完璧に閉じる作戦です。

ダクトテープで両面からシームしました。少々シワになりましたが,チューブ状ツエルトの完成です。

このツエルトは,ファスナーで開く入り口が両方にあるのですが,片側出口の半分をテープで固定しました。当初は片側入り口を完全に塞ぐ予定でした。しかし,テント収納袋が吹雪で飛ばされたことが過去にあって,こういう展開になったら嫌だなと思い,空気の通り道は確保しておきました。

前回の雲取山ではツエルト脇についているサイドリフターを利用しなかったのですが,ここに LOCUS GEAR で購入したダイニーマ製の 2 mm の反射式ガイラインとミニラインロックを取り付けました。

反射式なので自分のテントを特定するのにも便利です。2 mm のガイラインをはじめて使いますが,ダイニーマ製なので期待にこたえてくれるでしょう。

「ツエルト2ロング」を利用するのは荷物を極力軽くしたい積雪期なので,フロア隙間から雪が見えても一向にかまわないのですが,ダクトテープでチューブ状にしたほうが風の侵入を防げるのでトライしてみました。

ピコシェルターと比べて重いのですが,緊急時の使い勝手は「ツエルト2ロング改」のほうが上であると密かに思っております。