先週の土曜日は,北里大学薬学部の卒業研究発表会でした。
薬学部からの卒研生として,寺嶋君,畑間さんが,細菌感染制御学研究室で研究をおこなっています。はやいもので,卒業研究をまとめる時期がきました。その一環として,体育館全体を使ってのポスター発表会があります。その光景は圧巻でした。
寺嶋君,畑間さんのどちらも,卒業研究として立派な結果を残してくれて,とても感謝しています。
卒研生には,研究の楽しさがわかってもらえれば良い,と思っています。大学院生には,研究の楽しさ + 職業人としての研究者はどんなものか?を知ってほしいです。基本,楽しくです。
一方,博士課程はガラリとかわって,本当に研究者として生きていく覚悟があるヒトだけが,進むべきだと思っています。その先は厳しいですが,プロの研究者と同じように,自分が道の先端に立っているという高揚感を味わうことが可能です。生きのびることは容易ではありませんが,やりがいはあります。
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薬学部の学生さんは,8月から国試にむけての本格的なスタートになります。過去問とかみましたが,その量がハンパなかったです。僕も薬学出身で国家試験を過去に受けたことがあります。まあしかし,当時の指導教官に,修士にいきたいのだったら国家試験の勉強は,2週間ぐらいでなんとかなるだろう,と言われたのを今でも覚えています。試験勉強をするという名目で,ラボを離れ少しは遊びたかったのですが,ほんとうにきつかったです。なので卒研生,修士の学生さんは,もっと楽しんで研究をしてほしいです。そう思っています。
お二人とも,これからも頑張って,無事に国家試験にパスしてください。まだ,卒論提出があるけれど,とりあえずご苦労様でした!
左から,寺嶋君,あやしいオジサン,畑間さん,です。 研究指導の桑江准教授に感謝です。 |
薬学部からは服部先生(中央)の紹介で,僕のラボに卒研生がきております。 服部先生,ありがとうございました。 |