2012-07-17

独鈷山

長野滞在も残すところ,あと10日ほどになってきました。
本日はベッドを解体し,プチプチで梱包しました。ここ2−3日,暑い日が続いており,久々に独鈷山に登って,さわやかな風にあたりたいと思いました。

DSをしていたチビに「山に登るぞ」というと,さっそく食いついて来ました。自転車で使用しているキャメルバックでは少々小さいので,給水バッグをグレゴリーパックに移して,出発しました。山に登る途中の農協で,おにぎり,クッキー,スポーツドリンクなどを購入です。独鈷山は地元の方々によって登山道が整備され,2時間弱で登ることが可能です。しかしロープで登るような箇所もいくつかあって,意外と高度感があります。独鈷山は,独鈷山塊といったほうがふさわしいかもしれません↓。けわしい山が連なっています。

独鈷山塊

しばらく歩くと,林道が終わりになるところで,ぽっかりと空いた神聖な場所に到着します。うまくはいえないのですが,ここからは独鈷山塊の領域なのだと思います。以前,暗闇で,このへんを下山した時に,ものすごい威圧感を感じました。

神聖な空間。だれかに見られているような感じがします。
「これから山に入りますのでよろしくお願い致します」と,断ってから,いよいよ独鈷山塊に分け入ります。林道終点からは,急な登りになります。高度をかせいで登山口から1時間ちょっとで尾根に到達します。ここからみえる塩田平は,ほんとうに真っ平らで,たおやかな山々に囲まれています。真正面に見える山々が,太郎山ー虚空蔵山になります↓。

塩田平と太郎山。
尾根部まで到達すると,野倉方面から風が吹き上げてきます。木々を通り抜けるざーっという風の音が絶えずします。チビに写真を撮ってもらいました↓。

ちょっと見えにくいですが,右肩より給水用のチューブが伸びています。今のパックは必ずといって良いほど,給水システムに対応していますね。
のんびり歩いて2時間弱で頂上に到着です。頂上で,やきそばとおこわを食べました。しばらく,独鈷山塊にくることはないでしょう。眼下には野倉の集落がみえます↓。

1年間の充電期間はあっという間でした。これからは東京での生活になります。唐突ですが,これからの新展開にご期待ください!